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『Arc アーク』若い身体のまま、永遠の命を得た時、あなたの生活で変化することとは?

◆公開中の注目作 
『Arc アーク』

 

昔から、神話やおとぎ話で語られる「永遠の命」。もし本当に得ることができたら、あなたはどうしますか?世界一周をする?仕事を辞める?新しい趣味を始める?今、時間がなく、忙しいあなたがやりたいこと、おそらくすべて実現できるでしょう。ですが、本当に永遠の命を得た時、人は自由に生きることはできるのでしょうか?

本作の主人公は、人類初の「不老不死」の手術を受け、32歳の身体のまま永遠の人生を生きることになる女性・リナ(芳根京子)。リナは愛する男性(岡田将生)と出会い、彼の開発する手術を受け、美しさは32歳のまま、永遠の命を得ます。リナの手術の成功により、「永遠の命」は多くの人に普及。大勢が「永遠を生きる」時代に。しかしある時、リナは「永遠の命」の手術を受けていないある男性(小林薫)に出会います。その人との出会いがリナの選択を変えていき…。

この映画が私たちに問いかけるのは「永遠の命がもし得られるとき、あなたは得るか、得ないか?」。私も初めは、永遠の命と聞いて「永遠に自由に生きたい!」とワクワクしました。ですが、「死」がないというのも想像以上に大変そうです。「死」がないということは、つまり人生に終わりがないこと。無限の時間を得ることと引き換えに、劇中で人は“多くのモノ”を失っていきます。そして本作は、私達が持っている”有限の人生”の尊さに気づくきっかけを与えてくれます。

もし、あなたが今、何かに迷っていて、解決しない問題がある時、この映画が選択のきっかけとなるかもしれません。私たちの人生は、まだ有限です。しかし、“一瞬の命”だからこそできることは意外と多くあります。是非、『Arc アーク』を見て、自らの人生を考え直す機会を得てみてはいかがでしょうか?映画は今週公開です。

【ストーリー】
舞台はそう遠くない未来。17 歳で人生に自由を求め、生まれたばかりの息子と別れて放浪生活を送っていたリナは、19 歳で師となるエマと出会い、彼女の下で<ボディワークス>を作るという仕事に就く。それは最愛の存在を亡くした人々のために、遺体を生きていた姿のまま保存できるように施術(プラスティネーション)する仕事であった。エマの弟・天音はこの技術を発展させ、遂にストップエイジングによる「不老不死」を完成させる。リナはその施術を受けた世界初の女性となり、30 歳の身体のまま永遠の人生を生きていくことになるが・・・。

【キャスト】
芳根京子、寺島しのぶ、岡田将生、清水くるみ、井之脇海、中川翼、中村ゆり/倍賞千恵子/風吹ジュン、小林薫

【スタッフ】
監督・編集:石川慶

配給:ワーナー・ブラザース映画

映画公式サイト:https://wwws.warnerbros.co.jp/arc-movie/

© 2021 映画『Arc』製作委員会

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