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【#みてみて 】『長いお別れ』蒼井優×竹内結子×松原智恵子×山﨑努出演 認知症と向き合う家族をユーモラスに描く、愛と絆の物語。

この映画は、つまり―
  • 『湯を沸かすほどの熱い愛』で映画賞を総ナメにした中野量太監督の最新作!
  • 直木賞作家原作の本作は、認知症と向き合う家族を描くまさに現代日本のストーリー
  • 蒼井優と竹内結子の結婚で既にスタッフは祝福ムード!?

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◆公開中の注目作 映画『長いお別れ 

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初の長編映画監督作『湯を沸かすほどの熱い愛』(16)で日本アカデミー賞主要6部門を含む国内の映画賞計34部門を受賞した、ドラマ邦画の旗手・中野量太が挑む、認知症と向き合う家族の希望に満ちた感動作。

原作は「小さいおうち」で第143回直木賞を受賞した、中島京子さんの同名小説だ。

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アルツハイマー型認知症を患った父とその家族の10年間を追う連作短編集で、第10回中央公論文芸賞と第5回日本医療小説大賞をW受賞した。

今作では7年間に凝縮されて4つの時系列に分けられており、ハートフルなタッチとユーモアが、かけがえのない家族の絆を描き出している。

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「長いお別れ(ロング・グッドバイ)」とは、認知症が進行して記憶を失っていく症状を表す言葉で、アメリカで使われることがあるという。

今作では認知症を患った父親・昇平(山崎努)が70歳を迎える誕生日パーティーから物語が始まる。

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久しぶりに実家に戻った姉妹は、それぞれ人生の岐路に立っていた。

姉の麻里(竹内結子)は夫や息子と対照的にアメリカでの生活に馴染めず、ストレスが溜まっている。家族に対しては言いたい放題で、会話を引っ張っていく存在だ。

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妹の芙美(蒼井優)は恋人と別れ、得意な料理を活かしてカフェを開くことを夢見ているが、現実的な問題とぶつかって頭を抱えている。しっかりした性格で、父のお世話も積極的にこなす。

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そんな娘たちを無償の愛で包み込み、夫を献身的に支える母・曜子(松原智恵子)は一家のまとめ役で、家庭内に和やかな空気を作り出している。

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日常の喧騒から離れ、愛に溢れた両親と向き合うひと時が姉妹の心に余裕を作り、原点回帰へと誘うのだ。

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彼らが一致団結して病と向き合う中で発見するのは、昇平の心の中に息づく愛しい思い出たち。曜子へのプロポーズや幼少期の娘と乗ったメリーゴーラウンド。

愛し、愛される親子の関係があって、絆は次の世代に繋がっていく。

「長いお別れ メリーゴーランド」の画像検索結果

今年に入って竹内結子と蒼井優は結婚し、おめでたいニュースに恵まれている本作。今月には第22回上海国際映画祭のインターナショナル・パノラマ部門や第21回台北映画祭アジアン・プリズム部門への出品も決まっており、海外でも注目されている。

認知症という社会的テーマを掘り下げながらも、激動の現代で普遍的な家族のあり方、血縁関係とアイデンティティーの相関性を問い直している『長いお別れ』。まさに現代日本の鏡のようなこの作品を、是非劇場でご覧になって、あなたの家族と内容を共有してみて欲しい。

 

《あらすじ》

父の70歳の誕生日。久しぶりに帰省した娘たちに母から告げられたのは、厳格な父が認知症になったという事実だった。 それぞれの人生の岐路に立たされている姉妹は、思いもよらない出来事の連続に驚きながらも、変わらない父の愛情に気付き前に進んでいく。 ゆっくり記憶を失っていく父との7年間の末に、家族が選んだ新しい未来とは――

【スタッフ】
監督:中野量太
脚本:中野量太 大野敏哉
原作:中島京子(『小さいおうち』第143回直木賞受賞)
主題歌:優河「めぐる」(Pヴァイン・レコード)

【キャスト】
出演:蒼井優、竹内結子、松原智恵子、山崎努 ほか
配給・制作:アスミック・エース

公式HP:http://nagaiowakare.asmik-ace.co.jp/

(C)2019『長いお別れ』製作委員会
 

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