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『スター・ウォーズ:アソーカ』最強の“不完全ジェダイ”アソーカ・タノが主人公の実写ドラマついに配信開始!

この映画は、つまり―
  • SW最重要キャラクター「アソーカ・タノ」主役の実写ドラマシリーズ
  • アソーカが今まで歩んできた軌跡とは?
  • 『反乱者たち』のキャラクターが満を持して実写化!

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◆配信中の注目作

『スター・ウォーズ:アソーカ』(2023)

ディズニープラスで視聴する⇒こちら

文:ブルーマン(お酒が飲めない九州男児)

SW最重要キャラクター「アソーカ・タノ」が主役の実写ドラマシリーズ誕生!
1978年に『新たなる希望』が公開されてから、現在に至るまでスターウォーズには映画・アニメ・ドラマなど様々な映像作品が作られてきた。この長い歴史の中で、クローン戦争から帝国軍との戦いまで前線で戦い続け、アナキン・スカイウォーカーを始めとしたスターウォーズの重要キャラ達に影響を与えた人物がアソーカ・タノである。そんな彼女が主人公である『スターウォーズ:アソーカ』が満を持して配信された。本作で描かれるのは、EP6『ジェダイの帰還』とEP7『フォースの覚醒』の間の物語。現在、2話まで配信されているが、プリクエル・トリロジー(アナキン・スカイウォーカーを主人公とするシリーズ)を思い出すような高速のライトセーバーアクションも見ることができ、ファンとしては最高のスタートを切ったと思う。

クローン戦争から帝国軍との戦いまで最強の“不完全ジェダイ”アソーカが歩んできた軌跡
アソーカ・タノはアナキンのパダワンとして登場したキャラクターである。彼女の少し生意気で無鉄砲な性格はアナキンとそっくりで、マスターとパダワンの関係を超えた兄弟のような掛け合いは見ていてとても魅力的である。アソーカの最大の特徴は、不完全なジェダイであることだろう。アソーカはジェダイに無実の罪を着せられたことから、信用を失い訓練を完了する前にジェダイ・オーダーから去った。しかし、そのことから銀河帝国によるジェダイの大粛清「オーダー66」から逃れることができ、ジェダイの規則や信念に縛られることなく、アソーカは自らの考えに従って行動するようになった。ここがジェダイへの疑念からダース・ベイダーになった師アナキンと異なる点であり、アソーカが長い間自分の正義を信じて戦うことができた理由だと私は考える。

彼女はクローン戦争だけではなく帝国軍との戦いにも参加している。この時のアソーカは幼いパダワン時代とは異なり、精神面でも戦闘面でも大人に成長していて、先輩として数少ないジェダイに頼られる存在になっている。冷静沈着で落ち着いているが、ときより見せるパダワン時代を思い出させる笑顔が魅力的である。

『反乱者たち』のキャラクターが満を持して実写化!
このアソーカと帝国軍の戦いが描かれているのがアニメシリーズ『スター・ウォーズ 反乱者たち』という作品。これに登場するキャラクターが『アソーカ』で初めて実写化されるのである。『反乱者たち』は『新たなる希望』につながる反乱同盟軍設立の物語である。『反乱者たち』の主役である銀河中を駆け回る反乱分子ゴーストチームのメンバーと、メインヴィランであるスローン大提督がドラマ『アソーカ』に登場する。すでに公開された2話までの時点では、ゴーストチームのメンバーであるアソーカの弟子でマンダロリアンのサビーヌ・レン。反乱同盟軍の将軍であるヘラ・シンドゥーラ、彼女の相棒であるドロイドのチョッパーが登場している。

そして、本作のカギを握るキャラクターがスローン大提督である。彼は帝国軍で一番賢い男で、常に相手の行動を読み、一歩先に行動する。まさにスターウォーズ版諸葛亮孔明である。彼は『反乱者たち』の最後でゴーストチームの主人公であるエズラ・ブリッジャーと共に宇宙のどこかに消えてしまうのだが、『アソーカ』の予告編で登場している。2話の時点で敵はスローンを助け出そうとしている。なぜなら彼は帝国軍を再建できるほどの知性とカリスマ性を携えているため、彼が帝国軍の指揮を執ることで、反乱同盟軍に変わり再び宇宙を支配できるからである。帝国軍の復活はアソーカが最も阻止しなければならないことであるため、本作は彼を巡った物語になることに間違いないだろう。

先日スターウォーズのドラマ作品の集大成となる映画を企画していることが発表された。そのため、アソーカは今後のスターウォーズの重要キャラクターであることに間違いない。しかし、アソーカの歴史はとても長く、その全てを見るのはスターウォーズファンでも一苦労だろう。だが、『アソーカ』制作の指揮をとるデイヴ・フィローニは、「(過去作の)どのエピソードも『観なければならない』ということはない」と発言しているため、今までアソーカの作品を見たことがない人も、この機会にアソーカの魅力を堪能してほしい。

【ストーリー】
アナキン・スカイウォーカーの唯一の弟子であり、二本のライトセーバーを操る、伝説の”元”ジェダイ、アソーカ・タノ。ジェダイの栄光と没落に翻弄され、激動の時代を生き抜いてきた彼女が、帝国崩壊後の銀河を舞台に、ダース・ベイダーの冷酷な後継者がもたらす、恐るべき<闇の脅威>に立ち向かう。

【キャスト】
ロザリオ・ドーソン、ナターシャ・リュー・ボルディッツォ、メアリー・エリザベス・ウィンステッド、ラース・ミケルセン、レイ・スティーヴンソン他

【スタッフ】
監督・脚本:デイヴ・フィローニ

(C)2023 Lucasfilm Ltd.

 

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