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『ゾンビ−日本初公開復元版−』伝説が今、蘇る!!『ゾンビ』が再び日本中を阿鼻叫喚の地獄に叩き落とす!!

◆公開中の注目作  
『ゾンビ−日本初公開復元版−』

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今回ご紹介するのは『ゾンビ−日本初公開復元版−』。ゾンビ映画の教祖と崇められているジョージ・A・ロメロが全世界にその名を轟かせた、まさにゾンビ映画のバイブル的な映画である。40年の時を経て、今再び『ゾンビ』が日本を地獄へと叩き落とす!

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そもそも「日本初公開復元版」とは何だと思う人も多いだろう。本作『ゾンビ』には4つのバージョンが存在する。

まず1つ目は「米国劇場公開版」。読んで字のごとくアメリカ国内で公開されバージョンで、ロメロ自身が編集したバージョンだ。2つ目は「ダリオ・アルジェント監修版」。アジアやヨーロッパで劇場公開されたバージョンで、イタリアホラー映画の巨匠ダリオ・アルジェントが再編集したもので、重厚なロメロ版よりもサバイバルホラーの要素が強く、サントラもプログレバンドのゴブリンが手掛けている。後に生まれるゾンビ映画の数々はこのバージョンに影響を受けたものが多い。3つ目は「ディレクターズカット版」。米国版の完成前にカンヌ映画祭用にロメロが粗編集した4つの中で最も長尺のバージョンだ。そして今回、海外の権利元との粘り強い交渉の末に公開が決まったのが「日本劇場初公開版」だ。

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この「日本劇場初公開版」は「ダリオ・アルジェント監修版」をベースに、配給会社が一部編集を加えたもの。日本公開版にしかない冒頭の惑星爆発シーンや説明テロップ、ゴア描写の表現変更など、日本版でしか見れない映像も多い。なぜこれほどまでに話題になっているかというと「日本劇場初公開版」はこれまでソフト化されていないのだ。このバージョンを見ずにゾンビファンを名乗ることはでいないだろう。

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今や一つのジャンルとして映画業界に欠かせないコンテンツになったゾンビ映画も、ロメロが想像した『ゾンビ』が無ければ存在しなかった。『バイオハザード』も『ワールド・ウォーZ』も作られなかった。ロメロもきっと『日本劇場公開復元版』の公開を喜んでいることだろう。もしかしたら喜びのあまり、ゾンビなって生き返るかもしれない。

【あらすじ】
爆発した惑星から発生した光線が地球に降り注ぎ、死者がゾンビとなってよみがえる。彼らに襲われた生者もゾンビと化すことから世界中が大パニックになる。テレビ局で働くフラン(ゲイラン・ロス)は、恋人のスティーヴン(デヴィッド・エムゲ)、SWAT隊員のピーター(ケン・フォリー)とロジャー(スコット・H・ライニガー)と一緒にヘリコプターで都市部から脱出する。巨大なショッピングモールに降り立った彼らは、内部にいるゾンビを始末し、安全で快適な生活を送っていた。

【スタッフ】
監督・脚本:ジョージ・A・ロメロ(『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』)
監修:ダリオ・アルジェント(『サスペリア』)
特殊メイク:トム・ザヴィーニ
音楽:ゴブリン

【キャスト】
デヴィッド・エムゲ、ケン・フォリー、スコット・H・ライニガー、ゲイラン・ロス ほか

 

公式サイト:https://www.zombie-40th.com/

 

大ヒット公開中!!

 

 

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