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『ジョーカー』映画祭で最高賞受賞。ジョーカーの新たな一面を垣間みる。

 

◆公開中の注目作

『ジョーカー 

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今週のおすすめは、DCコミックのバッドマンの宿敵として名高いジョーカー個人に焦点を当てた作品『ジョーカー』。先日、ハリウッドメジャー作品でありアメコミ発の映画としては異例の、世界三大映画祭の一つ、第76回ヴェネツィア国際映画祭で最高賞の金獅子賞を受賞し話題となった。

本作は、これまでのDCコミックスにはない、完全オリジナルのストーリーが展開。コメディアンを目指すアーサーがなぜ狂気の道化師として悪のカリスマになっていくのか、その誕生秘話が描かれる。ホアキン・フェニックスとロバート・デ・ニーロというハリウッドを代表する名俳優ふたりが共演し、世界を驚かせる一つの作品を作り上げた。

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ジョーカーを務めるのは『her / 世界でひとつの彼女』(13)や『教授のおかしな妄想殺人』(15)のホアキン・フェニックス。今まで幅広い様々な役をやってきた俳優であるだけに、今回のジョーカー役も、どのように演じられているのか期待が集まっている。今作のために24キロもの減量を行い、わざわざジョーカー役のオーディションを実施させるなど、この作品への思い入れは誰よりもある。

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そしてそんな狂気的なジョーカーへと姿を変えてしまうアーサーは「俺の人生は悲劇だと思っていたが、じつは喜劇だと気づいたよ」と噛みしめるようにつぶやく。喜劇俳優チャールズ・チャップリンの言葉で「人生は短い目で見れば悲劇かもしれないが、長い目で見れば喜劇だ」という言葉がある。それと同じように、喜劇を代表するピエロに扮したアーサーは感じたのかもしれない。

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ピエロはみんなに笑顔を与える役割がある反面、幼い子供から見ると怖いと感じることも多いだろう。だからこそ悪役にピエロが抜擢されたのだと思うし、ピエロは何かうちに秘めている物を感じてしまうような不思議な存在でもある。日米同時公開の今作、世界でも注目を集めている。誰よりも早く、アカデミー賞が期待されている『ジョーカー』を映画館で体感して頂きたい。

《あらすじ》「どんな時でも笑顔で人々を楽しませなさい」という母の言葉を胸に、大都会で大道芸人として生きるアーサー。しかし、コメディアンとして世界に笑顔を届けようとしていたはずのひとりの男は、やがて狂気あふれる悪へと変貌していく。

【スタッフ】
監督:トッド・フィリップス

【キャスト】
ホアキン・フェニックス、ロバート・デ・ニーロ、ザジー・ビーツ、ビル・キャンプ 他

配給:ワーナー・ブラザース映画

公式HP:http://wwws.warnerbros.co.jp/jokermovie/

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