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『鬼滅の刃 遊郭決戦編』“上弦”との激闘が劇場に再来!「無限城編」へ続く死闘をスクリーンで体感せよ!

◆今週公開の注目作

『鬼滅の刃 遊郭決戦編』

人気漫画『鬼滅の刃』(原作:吾峠呼世晴)のテレビアニメ第2期「遊郭編」を再編集した特別編集版『遊郭決戦編』が、劇場上映企画「鬼滅シアター」の一環として、5月30日より全国の劇場で1週間限定上映される。2021年から2022年にかけてテレビ放送された「遊郭編」は、全11話構成。今回の劇場版はその中でもクライマックスとなる戦いを軸に再構成されている。

舞台は鬼が潜む遊郭・吉原。無限列車での激闘と煉獄杏寿郎との別れを経て、炭治郎たちは音柱・宇髄天元とともに新たな任務に向かう。そこで待っていたのは、鬼殺隊にとって初の“上弦の鬼”討伐となる死闘だった。堕姫と妓夫太郎という兄妹の鬼との戦いを通して、炭治郎の「ヒノカミ神楽」は大きな進化を見せ、禰豆子にも新たな能力の兆しが現れる。物語全体が大きく動き出す、シリーズのターニングポイントと言えるエピソードだ。

本作を語る上で欠かせないのが、ufotableによる映像と演出の凄まじさだ。スピード感、色彩、構図、音響に至るまでのすべてが、テレビアニメの領域を明らかに逸脱している。とりわけ第10話「絶対あきらめない」は、多くのファンにとって忘れがたい名場面だろう。天元と妓夫太郎の一騎打ちは、本作の白眉と言える。視線を追う暇もないほどの斬撃の応酬、爆ぜる爆薬、音と光の閃光が交錯し、ただのバトルではなく“戦場”そのものが構築され、劇場という空間でこそ真価を発揮する。

この『遊郭決戦編』は、2025年公開予定の『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章』へと繋がる重要な1本でもある。再編集版としては2023年に第10・11話が先行上映されていたが、物語を通して劇場で観られるのは今回が初。テレビで観た激闘を、今度は劇場のスケールと没入感で味わい直す絶好の機会。最終章に向けた“心の準備”として、そしてアニメ映像の極致を体験する場として。この上映はただの振り返りではなく、観る者すべての五感を震わせる再起動となる。

【キャスト】
花江夏樹(竈門炭治郎)
鬼頭明里(竈門禰豆子)
下野紘(我妻善逸)
松岡禎丞(嘴平伊之助)
小西克幸(宇髄天元)
沢城みゆき(堕姫)
逢坂良太(妓夫太郎)

【スタッフ】
原作:吾峠呼世晴(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
監督:外崎春雄
アニメーション制作:ufotable
配給:アニプレックス

 

 

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