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『映画 太陽の子』映画ファン必見。ハリウッドをも魅了した今夏、一番の良質作が公開

◆公開中の注目作 
『映画 太陽の子』

今年の夏にも様々な映画が公開しますが、映画ファンのあなたに一番の良質作としてお勧めしたいのが今週ご紹介する『映画 太陽の子』。日本映画界の若手演技派、柳楽優弥・有村架純・三浦春馬をメインキャストに、ハリウッドのスタッフが続々と参加した今夏最注目の日米ビッグプロジェクトとなっています。

本作がハリウッドのスタッフも参加するまでに惹きつけたのは、その“物語”。太平洋戦争末期に存在した「F研究」と呼ばれる“日本の原爆研究”をテーマに、そこで研究に携わる一人の青年・修(柳楽優弥)にスポットライトを当てます。ゆえに、描かれるのは「戦争映画」らしい戦闘シーンではなく、研究室で失敗を繰り返していく姿や『この世界の片隅に』のような市井に生きる姿。戦争の”勝ち負け”ではなく、「生活も不十分な中、研究に没頭して良いのか」など自らの”選択”に迷い悩みながら等身大で生きる若者の物語が描かれます。

そんな物語に豪華キャスト・スタッフを集めたのは、監督・脚本の黒崎博。大河ドラマ「青天を衝け」など話題作を手がける彼が、10年もの間大切に温め続けた企画ということで、その情熱に感化され、豪華なキャスト・スタッフが集結。3人の若者を演じる柳楽優弥、有村架純、三浦春馬を筆頭に、脇を田中裕子、國村隼、そして『アルマゲドン』『ジョン・ウィック チャプター2』などで知られるハリウッドの名バイプレーヤー、ピーター・ストーメアが固めます。音楽にはアカデミー賞®5部門ノミネートの『愛を読むひと』のニコ・ミューリー、サウンドデザインに『アリー/ スター誕生』のマット・ヴォウレスと、オスカー級のスタッフも参加し、作品のクオリティを高めています。

劇中で兵隊として死と隣り合わせで生きる弟・裕之(三浦春馬)が修にこんなセリフをかけます。「いっぱい、未来の話しよう」。”未来”に目を向けられない状況は、何も戦争の時代だけでなく、暗く危機的な「今」を生きる私たちの境遇にも当てはまるところがあります。だからこそ、“彼らの懸命に生きる姿”に思わず涙がこぼれる、久々の良質邦画をぜひ劇場でご覧ください!

【ストーリー】
僕らは、未来を作っていると思ってた――悩んで、泣いて、笑った3人の300日!
1945年の夏。軍の密命を受けた京都帝国大学・物理学研究室の若き科学者・石村修(柳楽優弥)と研究員たちは原子核爆弾の研究開発を進めていた。研究に没頭する日々の中、建物疎開で家を失なった幼馴染の朝倉世津(有村架純)が修の家に居候することに。時を同じくして、修の弟・裕之(三浦春馬)が戦地から一時帰郷し、久しぶりの再会を喜ぶ3人。ひとときの幸せな時間の中で、戦地で裕之が負った深い心の傷を垣間見る修と世津だが、一方で物理学に魅了されていた修も、その裏側にある破壊の恐ろしさに葛藤を抱えていた。そんな二人を力強く包み込む世津はただ一人、戦争が終わった後の世界を見据えていた。それぞれの想いを受け止め、自分たちの未来のためと開発を急ぐ修と研究チームだが、運命の8月6日が訪れてしまう。日本中が絶望に打ちひしがれる中、それでも前を向く修が見出した新たな光とはーー?

【出演】
柳楽優弥 有村架純 三浦春馬
イッセー尾形 山本晋也 ピーター・ストーメア
三浦誠己 宇野祥平 尾上寛之
渡辺大知 葉山奨之 奥野瑛太 土居志央梨
國村隼 田中裕子

【スタッフ】
監督・脚本:黒崎博 「ひよっこ」「青天を衝け」
音楽:ニコ・ミューリー 『愛を読むひと』
主題歌:「彼方で」 福山雅治  (アミューズ/ユニバーサルJ)
配給:イオンエンターテイメント

(C)2021 ELEVEN ARTS STUDIOS / 「太陽の子」フィルムパートナーズ

公式サイト:https://taiyounoko-movie.jp/

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