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【今週のおすすめ】『名も無き世界のエンドロール』あなたは騙されずにいられるか?巧妙な仕掛けのサスペンス・エンターテインメント!

◆公開中の注目作 
『名も無き世界のエンドロール』

映画を見ていて楽しいと思える時は、“予想が思わずひっくり返った時”だろう。ずっと信じていたものが、急に覆ってしまう。そして「騙された!」と新たな真実に呆然としてしまう。そんな瞬間が気持ち良い。今作『名も無き世界のエンドロール』はまさに、ラスト20分で全編を通して騙されていたことに気づく最高のエンターテインメントとなっている!

物語の主人公は何よりも強い絆で結ばれた幼なじみのキダ(岩田剛典)とマコト(新田真剣佑)。彼らは10年もの歳月をかけて、表と裏それぞれの社会でのし上がり、住む世界の違うある女性(中村アン)にプロポーズをしようとしていた。しかし、実はこれは、日本中を巻き込む“ある壮大な計画”だった…。

今作は、一見“プロポーズ大作戦”のように見えるが、実はいくつもの張り巡らされたトリックのあるサスペンス・エンターテインメントである。特にラスト20分は必見だ。物語冒頭からの登場人物の会話や行動、思い出の場所や幾度も現れるアイテムなど、散りばめられたピースが一つ一つ当てはまり、もうひとつの物語が立ち上がる。また、映画のもう一つのテーマとなっているのは「社会的弱者が強者に戦いを挑む」というもの。自分たちに都合の良いよう世界を変えた強者に、主人公たちが立ち向かっていく物語は見ていてスカッとする。

映画のキャッチコピーは「1日アレバ、世界ハ変ワル」。確かに言葉の通り、この映画を見れば世界の見え方がまるで変わる。謎を解き明かすのが好きな人も、底辺からのし上がっていく物語が好きな人も、是非、2人が仕組んだ「壮大な計画」を劇場でご覧いただきたい!

【ストーリー】
クリスマス・イブの夜。日本中を巻き込んだ、ある壮大な計画が実行されようとしていた―。複雑な家庭環境で育ち、淋しさを抱えて生きてきたキダとマコトは幼なじみ。そこに同じ境遇の転校生・ヨッチも加わり、3人は支え合いながら家族よりも大切な仲間となった。しかし20歳の時に、ヨッチが2人の前からいなくなってしまう。そんな2人の元に、政治家令嬢で、芸能界で活躍するトップモデルのリサが現れる。住む世界の違うリサに異常な興味を持ったマコトは、食事に誘うが、全く相手にされない。キダは「住む世界が違うから諦めろ」と忠告するが、マコトは仕事を辞めて忽然と姿を消してしまう。2年後。マコトを捜すために裏社会にまで潜り込んだキダは、ようやく再会を果たす。マコトは、リサにふさわしい男になるために、死に物狂いで金を稼いでいた。マコトの執念とその“理由”を知ったキダは、親友のため命をかけて協力することを誓う。以来、キダは〈交渉屋〉として、マコトは<会社経営者>として、裏と表の社会でのし上がっていく。そして、迎えたクリスマス・イブの夜。マコトはキダの力を借りてプロポーズを決行しようとする。しかし実はそれは、10年もの歳月を費やして2人が企てた、日本中を巻き込む“ある壮大な計画”だった─。ラスト20分、衝撃のエンドロールが幕を開けるー。

【キャスト】
岩田剛典、新田真剣佑、山田杏奈、中村アン ほか

【スタッフ】
原作:行成薫「名も無き世界のエンドロール」(集英社文庫)
監督:佐藤祐市(『ういらぶ。』、『累 –かさね-』 など)

制作プロダクション:RIKIプロジェクト、共同テレビジョン
配給:エイベックス・ピクチャーズ
(C)行成薫/集英社 (C)映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会

公式サイト:www.namonaki.jp
公式Twitter:https://twitter.com/namonaki2021
公式Instagram:http://instagram.com/namonaki2021
@namonaki2021 #名も無き

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