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『トランスフォーマー:ビースト覚醒』この映画は絶対に吹き替えで観るべきじゃん!!!

◆今週公開の注目作

『トランスフォーマー:ビースト覚醒』

気が付けばトランスフォーマーシリーズもスピンオフの『バンブルビー』も入れれば7作目である。ただし安心して欲しいのは本作『ビースト覚醒』はこれまでの作品を観ていなくとも楽しめる、前作の直接の続編では無いのだ。そういった意味では、シリーズものとはいえ、鑑賞に対するハードルはかなり低めだ。それに『トランスフォーマー』はそもそもストーリーを楽しむ映画ではない。ド派手な映像の特盛を、一本の映画で何回も何回も楽しみ、観終わった後にはまさに“満腹感”を感じるような映画が『トランスフォーマー』なのだ。暑い日が続いているが、クーラーの効いた映画館で楽しむにはまさにうってつけの作品であること間違いなしだ。

そして本作の最大の注目ポイントは「ビースト」なのだ。トランスフォーマーで「ビースト」と聞けば誰もが、あの大ヒットアニメ「ビーストウォーズ」を思い出すだろう。本作は「ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー」の物語の影響を受けているのだ。ちなみに私は、子供だった当時、テレビ放映されていた「ビーストウォーズ」をリアルタイムで視聴して、おもちゃを親に買ってもらい、育った、まさに“ビーストウォーズ世代”の人間だ。

そんな私からしたら吹き替えキャストに子安武人、高木渉、飛田展男、柚木涼香がいれば、それだけで嬉しくなってしまうではないか!つまり本作は「吹き替え版」で観るべき映画なのだ。昨今の洋画は吹き替え版となると、最近ちょっと名の売れている芸能人を、とりあえずキャスティングして、世の洋画ファンをブチギレさせるという悪行を繰り返してきたが、ちゃんと実績のある芸能人と、ファンが待ち望む声優を起用しているあたりは、さすがである。

先日公開された特別映像にも千葉繁、山口勝平、加藤賢崇、高木渉を起用し、音響監督を岩浪美和氏が務めるという見事なファンサービスぶり!相変わらずの自由奔放ぶりに、観ていて嬉しくなったのはきっと私だけではないはずだ。ちなみに、この中で高木渉以外は本編に出演していないというのが、これまた最高に面白い。まぁ彼らの活躍は続編である『トランスフォーマー:ビーストウォーズ』で、是非とも観たいものだ。

前述のとおり、本作は“あの”「ビーストウォーズ」の影響を受けている。素晴らしい“声優無法地帯”を見せてくれた、あの名アニメに想いを馳せながら、是非とも本作を楽しんで頂きたい。

 

文:大西D(ヒカセン兼業ライター)

 

【ストーリー】
ニューヨークに暮らす青年ノアは、ある日謎めいた車に閉じ込められる。車は警察とカーチェイスを繰り広げたあげく、ロボット生命体”トランスフォーマー”へと変形、ノアは戦いへと巻き込まれてしまう。あらゆる星を丸呑みにして食べ尽くす、神話だと思われた宇宙最悪の災い”ユニクロン”が、地球を次の標的に動き出していた。ユニクロンの残忍な先遣隊スカージの攻撃に遭い、絶体絶命のオプティマスプライムとオートボットの前に、動物に変形するビーストたちが現れるのだった。果たして、オートボットとビースト、そして人類は、ユニクロンによる地球消滅の運命を変える事が出来るのか――!?

【キャスト】
出演:アンソニー・ラモス 『イン・ザ・ハイツ』(21)、ドミニク・フィッシュバック 『ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償』(21)
吹替キャスト:中島健人(ノア役)、仲里依紗(エレーナ役)、玄田哲章(オプティマスプライム訳)、子安武人(オプティマスプライマル役)ほか

【スタッフ】
監督:スティーブン・ケイブル・Jr.『クリード 炎の宿敵』(18)
製作:ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ『トランスフォーマー』シリーズ、スティーブン・スピルバーグ『ジュラシック・パーク』、マイケル・ベイ『トランスフォーマー』シリーズ

配給:東和ピクチャーズ
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