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【#みてみて】『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』現代世界を盛大に皮肉る破茶滅茶アドベンチャー! “スティーブ・ジョブズ” ここにあり。

この映画は、つまり―
  • 1.5億円カンパで作られたシリーズ2作目の超大作!
  • ナチスと恐竜のタッグを人類は打ち破れるか?
  • スティーブ・ジョブズがiPhoneを武器に初参戦!?

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『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』
 ナチスはまだ、諦めていなかった。
  恐竜に乗ってやってくる−−スティーブ・ジョブズと共に。

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アメリカより先に、ナチスが月面に降りていた。
月の裏側に建設していた秘密基地から、ナチスが人類を侵略する……
破茶滅茶な設定で話題を呼んだおバカSFコメディの続編が、この夏再びやってくる。クラウド・ファンディングで約1.5億円を集め、インディペンデントにして壮大なスケールで製作されたことで脚光を浴びている本作を紹介しよう。 
 
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ポイント① 豪華すぎる「出演者」
 
先立って公開された特別映像では、「某国大統領」が「出演者」に嫉妬する様子が収められている。
ナチス率いる「ヴリル協会」主なメンバーは以下のポスターから確認できるが、「大物政治家」が何人も参加していることがお分かりいただけるだろうか。 
 
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中でも今作注目すべきは、この男 “スティーブ・ジョブズ” だ。
 
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左に写っているのは“ヒトラー”だが、iPhoneの使い方でも教えているのだろうか。
ナチス側に加わってしまった彼の真意も、謎に包まれている。予告編ではSiriに命令して人間を消そうとしているように見えるが……?
 
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ポイント② 「ロスト・ワールド」から進撃してくるナチスは恐竜を味方につけた
 
前作で人類は核爆弾を使って地球を荒廃させてしまい、月面に移って30年ひっそりと暮らしてきた……というのが本作のバックボーン。
ここで浮上するのが地球空洞説。地底の奥深くに「ロスト・ワールド」が存在し、エネルギー資源を求めて主人公オビは冒険を始めるのだが、またしても立ち塞がるのがナチス、そして「ヴリル協会」という訳だ。
しかも今作では、「ヤツら」が恐竜に乗って攻めてくるというから強敵だ。人類は希望を次の世代に繋ぐことができるのだろうか。
 
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ポイント③ 物語の深層にあるのは、現代世界の社会風刺
 
前作で核戦争が起こったり、今作は環境資源問題が背景にあったりとブラックユーモアが今作随一の魅力になっている。
今作も引き続きメガホンを取ったティモ・ヴオレンソラ監督は「アドベンチャーやSFで表面的に楽しめる作品になっていますが、掘り下げると、私たちを取り巻く世界の問題を描いたり、世界の方向性は今のままでいいのかという警鐘を鳴らしたりしています」とコメントしている。
 
とても日本では作れそうもない、刺激的な作品になっている本作をこの機会に劇場でチェックして欲しい。
『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』は今月12日より公開される。
 
 
【あらすじ】
人類は月面ナチスとの戦いに勝利するも、核戦争で自滅し、地球は荒廃してしまった。それから30年後、人々はナチスが月面に作っていた基地で生き延びていたが、エネルギーが枯渇し絶滅の危機を迎えていた。主人公オビは荒廃した地球の深部に新たなエネルギー源があることを知り、人類を救うため、誰も足を踏み入れたことのない<ロスト・ワールド>へと旅立つ。しかし、そこはナチス<第三帝国>の総統ヒトラーが率いる秘密結社ヴリル協会が君臨する世界だった。ヤツらは人類絶滅を企て、恐竜とともに地底から攻めてくる。

【キャスト】
オビ・ワシントン – ララ・ロッシ
サーシャ – ウラジミール・プルラコフ
レナーテ・リヒター – ユリア・ディーツェ
アメリカ合衆国大統領 -ステファニー・ポール
ドナルド – トム・グリーン
ウォルフガング・コーツフライシュ

【スタッフ】
監督:ティモ・ヴオレンソラ

製作:テロ・カウコマー
配給:ツイン

公式HP:http://ironsky-gyakushu.jp/

(C)Iron Sky Universe, 27Films Production, Potemkino. All rights reserved.

 
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