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【#レディースデイ何観る?】『 #ふたりの女王 メアリーとエリザベス』分かり合える存在のはずなのに、どんどん遠い存在になってしまうふたり… 同じ女王でも生き方の違いに感銘を受けます #シアーシャローナン #マーゴットロビー

◆今週のおすすめ 映画『ふたりの女王 メアリーとエリザベス

メアリー女王を演じるのは、昨年映画ファンの心を鷲掴みにした『レディ・バード』のシアーシャ・ローナン。
エリザベスを演じるのは『アイ、トーニャ史上最大のスキャンダル』のマーゴット・ロビー。
若き才能のふたりが500年ほど前の、気品溢れ恋多き女王と、国と結婚した女王という重厚な役を見事に演じている。一見正反対のようで、実は女王同士一番分かり合える存在というメアリーとエリザベスの関係性も物語に奥行きをもたらしている。

ふたりの女王 

少しかたい印象を受けてしまうが、世の女性必見のときめきが止まらないシーンがある。
それはメアリーの逆プロポーズのシーンである。
気の強い女王メアリーが先にダーンリー卿にプロポーズをする。
「私は国に仕える者。あなたにもその覚悟が?」というような絶対的女王としての覚悟を備えた威厳たっぷりなものだった。
女王の言葉を受けたダーンリー卿は、その堂々たる振る舞いにたじたじ。
そして「男が言うものじゃ?」と聞き返したダーンリー卿に、女王メアリーは「じゃ 言って」と強気に言い返す。
気を取り直したダーンリー卿は、神と全世界を前に女王メアリーに求婚。
大自然のなか2人は結婚の約束をし、キスをするという全世界のロマンチストが憧れてしまうようなシーンに仕上がっている。1
いつの世も恋とは素晴らしいと心が熱くなる瞬間だ。
そして実はメアリー役のシアーシャとダーンリー卿役のジャック・ロウデンはプラーベートでも恋のウワサが…。
そんなふたりの関係を知って観るとまた違った見え方もあるかもしれない。

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【あらすじ】
スコットランド女王として生まれたメアリーと、イングランドの女王に即位したエリザベスという、ふたりの女性を描いた物語。生まれた時から王位継承権があり、フランスに渡って結婚をしたが、未亡人となり帰国したメアリーの存在に、エリザベスを含め、イングランド全体が動かされる。エリザベスは世継ぎを産まなければならないプレッシャーもあった。そして、再婚したメアリーが男の子を出産したことでさらにエリザベスへの重荷が大きくなる。ふたりの関係はどんどん深くなっていく。さらに女性が国を守り代表しているという共通点からも、お互いに魅せられていただけに、彼女たちの葛藤はとても複雑なものになって行くのだった。

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公式HP:http://www.2queens.jp

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