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【#今週のおすすめ】T2のおもしろさが復活した! #ターミネーター の“心”の存在に迫った、シリーズ最高傑作!

◆今週のおすすめ『ターミネーター:新起動 ジェニシス』

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(C)2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

67才、アーノルド・シュワルツェネッガーは彼の原点ともいうべき「ターミネーター」に戻ってきた。今考えてみれば、第一作目は手の付けられない、ものすごく恐い悪役だった。だが、続く「ターミネーター2」で、彼は古今無双のヒーローになった。無骨なサイボーグだがなんとなく憎めない。ジョン・コナーを守るために、死ぬ(?)ことに何のためらいもない彼の姿に人間以上のヒューマニズムを感じた観客も多かったはず。この二作目はシリーズ最高傑作といわれ、ジェームズ・キャメロンに今の地位を与えた映画となった。
 実は本作「ターミネーター/新起動:ジェニシス」の最大のポイントはここだ。T2で描かれた彼の“心”が再び描かれているのである。今回は若きサラ・コナーと老ターミネーターの関係が実にみどころだ。おまけにストーリーがシリーズ1作目と2作目から続いていて、3作目以降はほぼ無視という状況なので、近年のターミネーターシリーズを観てなくてもあまり関係なく、すんなり話に入れるのだ。
これはお世辞でもなんでもなく、今年一番のアクション映画であることは間違いない。1,2の監督のジェームズ・キャメロンも「これは俺の第三作目だ!」などと本作の監督のアラン・テイラーからしてみると、うれしいやら、訳わかんないやら、ま最大級の賛辞が贈られている。

あと、今回はジョン・コナーが未来からやってくるというのも必見面白ポイントで、まだ子供(ジョン)を産んでもいないサラ・コナーに「お母さん!」といい、お父さんであるところの元部下カイル・リースに対して「おまえ、うちのお母さんとやったのか?困るな、やってもらわないと僕が生まれないぞ」などと唖然トークを繰り広げる。
ま、そんなこんなで、壮大なアクション!思わず泣いちゃうヒューマニズム、そしてユーモアまでつまったお得な「ターミネーター」最新作、絶対みるべし!

◯スタッフ
監督:アラン・テイラー
製作:デビッド・エリソン、ダナ・ゴールドバーグ
製作総指揮:ビル・カラッロ、レータ・カログリディス

◯キャスト
アーノルド・シュワルツェネッガー/T-800
エミリア・クラーク/サラ・コナー
ジェイ・コートニー/カイル・リース
ジェイソン・クラーク/ジョン・コナー
イ・ビョンホン/T-1000

配給:パラマウント ピクチャーズ ジャパン
7.10[金]より大ヒット上映中
http://www.terminator-movie.jp/

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