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【#観客動員ランキング】新作『#MGA_MAGICAL』『#栄光のバックホーム』『#FJORD_ON_SCREEN』がTOP3を独占!『#TOKYOタクシー』は2週目4位、『#爆弾』『#チェンソーマンレゼ篇』も粘り強い推移

映画ランキング : 2025年12月1日発表(毎週火曜更新)
全国週末興行成績:2025年11月28日~2025年11月30日(全国動員集計/興行通信社提供)

 

1位:MGA MAGICAL 10 YEARS DOCUMENTARY FILM THE ORIGIN
前週:初登場/配給:TOHO NEXT/公開館数:256館/公開週:1週目
10周年プロジェクトのドキュメンタリーが初登場1位。コアファンの高い支持を背景に、限定公開ながら強力な初動を記録した。

2位:栄光のバックホーム
前週:初登場/配給:ギャガ/公開館数:295館/公開週:1週目
スポーツドラマの新作が2位スタート。幅広い客層に訴求し、週末興行で安定した動きを見せた。

3位:MGA MAGICAL 10 YEARS ANNIVERSARY LIVE FJORD ON SCREEN
前週:初登場/配給:TOHO NEXT/公開館数:256館/公開週:1週目
ライブビジュアル作品が3位発進。イベント上映の需要をしっかり取り込み、ドキュメンタリーとの“Wランクイン”を果たした。

4位:TOKYOタクシー
前週:1位/配給:松竹/公開館数:371館/公開週:2週目
2週目は4位に。公開規模を維持しつつファミリー層・シニア層が継続的に足を運び、落ち着いた推移を保っている。

5位:ナイトフラワー
前週:初登場/配給:松竹/公開館数:328館/公開週:1週目
新作として5位に滑り込み。公開館数の多さを背景に初週興行を広く確保した。

6位:爆弾
前週:2位/配給:ワーナー・ブラザース映画/公開館数:360館/公開週:5週目
公開5週目で6位。口コミでの広がりを保ちながらロングラン体制に入り、興収の積み上げが続く。

7位:劇場版 呪術廻戦「渋谷事変 特別編集版」×「死滅回游 先行上映」
前週:4位/配給:東宝/公開館数:338館/公開週:4週目
4週目で7位へ。イベント性の高い編成でファン層の支持を維持し、安定した週末興行を記録している。

8位:劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来
前週:6位/配給:東宝、アニプレックス/公開館数:393館/公開週:20週目
公開20週目に突入しながら8位をキープ。シリーズ作品としての圧倒的な強さが際立つ超ロングラン興行となっている。

9位:国宝
前週:7位/配給:東宝/公開館数:356館/公開週:26週目
26週目で9位。歴代記録級の興収を維持しつつ、依然として安定した集客力を見せる異例の推移が続いている。

10位:チェンソーマン レゼ篇
前週:5位/配給:東宝/公開館数:361館/公開週:11週目
11週目でTOP10圏内を維持。若年層の支持が根強く、長期興行のラインを確保している。

【総評・分析】

新作3本が上位を独占し、ランキングは“完全リフレッシュ”の様相を見せた。TOHO NEXTが手がける『MGA MAGICAL』関連2作品が1位・3位を占め、イベント上映の強さを改めて証明。他方、実写ドラマ『栄光のバックホーム』が2位に入り、映画館で観るスポーツ物への一定の需要を示した。先週首位の『TOKYOタクシー』は4位へ後退したものの、公開2週目としては堅実な推移。『爆弾』『チェンソーマン レゼ篇』『劇場版 呪術廻戦』など既存勢も高い稼働を維持しており、ロングランタイトルが冬休み興行の土台をしっかり支えている。なかでも今年の興行を象徴するのが、洋画が一本もランクインしていないトップ10構成だ。『鬼滅の刃』や『国宝』といった国内の超ロングラン勢が依然として人気を強く保ち、新作でも邦画・国内イベント作品が上位を固めた結果、週末ランキングが“完全邦画化”した形となった。特筆すべきは、20週目の『鬼滅の刃』と26週目の『国宝』がTOP10を守り続けている点で、今年の興行の“支柱作品”として記録的な粘りを示している。12月以降の大作公開ラッシュに向け、邦画優勢の流れがどこまで続くのか、ここからの動向に注目したい。

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