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【#観客動員ランキング】【#観客動員ランキング】『#TOKYOタクシー』が初登場1位!『#爆弾』は公開4週目で2位に浮上、『#果てしなきスカーレット』3位発進&『#国宝』『#チェンソーマン レゼ篇』などロングラン勢も健在

映画ランキング : 2025年11月25日発表(毎週火曜更新)
全国週末興行成績:2025年11月21日~2025年11月23日(全国動員集計/興行通信社提供)

 

1位:TOKYOタクシー
前週:初登場/配給:松竹/公開館数:371館/公開週:1週目
山田洋次監督×倍賞千恵子×木村拓哉のタッグ作が初登場首位。4日間で動員約29万人・興収4億円超の好スタートとなり、シニア層とファミリー層の双方を取り込む年末の本命候補として頭ひとつ抜けた。

2位:爆弾
前週:3位/配給:ワーナー・ブラザース映画/公開館数:360館/公開週:4週目
公開4週目で2位に再浮上し、累計興収は19億円を突破。原作ファンに加え口コミで一般層にも浸透しており、年末までロングランを視野に入れた安定推移が続く。

3位:果てしなきスカーレット
前週:初登場/配給:東宝、ソニー・ピクチャーズエンタテインメント/公開館数:389館/公開週:1週目
細田守監督の最新作が約400館規模の拡大公開で3位スタート。初週の興行はやや抑えめながら、年末年始興行の大本命としてロングスパンでどこまで数字を積み上げられるかが注目を集めている。

4位:劇場版 呪術廻戦「渋谷事変 特別編集版」×「死滅回游 先行上映」
前週:2位/配給:東宝/公開館数:338館/公開週:3週目
3週目で順位を落としたものの、累計動員100万人・興収15億円を超える好成績を維持。特別編集版と先行上映を組み合わせたイベント性の高い企画として、コアファンを軸に引き続き集客を続けている。

5位:チェンソーマン レゼ篇
前週:1位/配給:東宝/公開館数:361館/公開週:10週目
公開10週目で5位に後退。9週目には首位へ返り咲いた勢いがひと段落したものの、長期興行の柱として依然として高い水準の動員を保っている。

6位:劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来
前週:4位/配給:東宝、アニプレックス/公開館数:393館/公開週:19週目
19週目に突入しながらも6位をキープする粘りの興行。リピーターと後追い鑑賞組の双方を取り込み、シリーズのブランド力の強さをあらためて印象づける推移となっている。

7位:国宝
前週:9位/配給:東宝/公開館数:356館/公開週:25週目
公開25週目で再び順位を上げ、累計興収は173.7億円超で邦画実写歴代1位に到達。記録更新の報道を受けて再度注目が高まり、超ロングラン作品として異例の伸びを見せている。

8位:平場の月
前週:5位/配給:東宝/公開館数:320館/公開週:2週目
2週目は8位までポジションを落としたが、中規模公開としては堅調な推移。原作ファンとキャストへの関心を軸に、平日興行を含めじわじわとした積み上げに期待がかかる。

9位:プレデター バッドランド
前週:6位/配給:ディズニー/公開館数:365館/公開週:3週目
3週目で9位にダウン。シリーズファンの初動需要を受け止めつつ、レイトショーや一部スクリーンでの継続上映がどこまで動員を下支えできるかがカギとなりそうだ。

10位:映画 すみっコぐらし 空の王国とふたりのコ
前週:11位/配給:アスミック・エース/公開館数:301館/公開週:2週目
2週目でTOP10に滑り込み。ファミリー層を中心に週末興行で安定した集客を見せており、今後の長期休暇シーズンに向けて、リピート鑑賞や子ども客の広がりにも期待が持てる。

【総評・分析】
新作『TOKYOタクシー』『果てしなきスカーレット』の参戦により、ランキング上位は一気に年末興行モードへとシフトした。山田洋次監督作『TOKYOタクシー』が初登場首位、細田守監督作『果てしなきスカーレット』が3位と、話題性と公開規模に見合ったポジションを確保する一方で、『爆弾』『チェンソーマン レゼ篇』『劇場版 呪術廻戦』といった既存ヒットが中〜上位をしっかりと押さえ、興行全体を下支えしている。中でも『国宝』は興収173億円超で邦画実写歴代1位という快挙を達成しつつ、公開25週目にしてなおランキングを再浮上させる異例の推移を見せており、『鬼滅の刃』『チェンソーマン』とともにロングラン作品として存在感を放つ。新作、シリーズ物、記録級ロングランがバランスよく共存する布陣となっており、冬休みシーズンに向けてどのタイトルがもう一段抜け出してくるのか、引き続き動向を追いたいところだ。

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