MOVIE MARBIE

業界初、映画バイラルメディア登場!MOVIE MARBIE(ムービーマービー)は世界中の映画のネタが満載なメディアです。映画のネタをみんなでシェアして一日をハッピーにしちゃおう。

検索

閉じる

【#観客動員ランキング】『劇場版「#鬼滅の刃」#無限城編 第一章 猗窩座再来』が8週連続1位! 累計314億円突破、新作『#カラダ探し』『#ヒックとドラゴン』『#遠い山なみの光』が登場!

夏休みが明けても映画館の熱気は冷めず、依然として『鬼滅の刃』が圧倒的な存在感を放っている。公開から8週目に突入しても勢いは衰えず、シリーズ史上最速で興収314億円を突破。もはや国民的現象を超え、日本映画の歴史そのものを塗り替える段階に入ったといえる。新作組では、ホラーの続編『カラダ探し THE LAST NIGHT』、世界的アニメの実写化『ヒックとドラゴン』、そしてカズオ・イシグロ原作の文芸作『遠い山なみの光』とジャンルの異なる話題作が一斉にランクイン。秋シーズンの幕開けを感じさせる多彩な顔ぶれとなった。

全国週末興行成績:2025年9月5日~2025年9月7日 (全国動員集計)興行通信社提供

1位:劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来

前週:1位/配給:東宝、アニプレックス/公開館数:393館/公開週:8週目

8週連続首位。累計興収は314億円を突破し、『無限列車編』を上回る最速ペースで300億円超えを達成した。

2位:8番出口

前週:2位/配給:東宝/公開館数:347館/公開週:2週目

2週目も2位を維持。累計興収は20億円を突破し、今年最大級の実写邦画ヒットとなった。

3位:国宝

前週:3位/配給:東宝/公開館数:356館/公開週:14週目

累計興収133億円に到達し、歴代興収ランキングで30位入り。長期興行を継続中。

4位:カラダ探し THE LAST NIGHT

前週:初登場/配給:ワーナー・ブラザース映画/公開館数:353館/公開週:1週目

続編ホラーが初登場4位。3日間で興収1.4億円超を記録した。

5位:劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室 南海ミッション

前週:5位/配給:東宝/公開館数:375館/公開週:6週目

累計興収は45億円に迫る。安定した粘りを見せる。

6位:ヒックとドラゴン

前週:初登場/配給:東宝東和/公開館数:344館/公開週:1週目

アニメ版を手がけたディーン・デュボア監督自身が実写化。初登場6位にランクイン。

7位:ジュラシック・ワールド 復活の大地

前週:7位/配給:東宝東和/公開館数:384館/公開週:5週目

累計興収は45億円超。洋画の強さを発揮している。

8位:遠い山なみの光

前週:初登場/配給:ギャガ/公開館数:336館/公開週:1週目

カズオ・イシグロ原作、石川慶監督作。広瀬すず、二階堂ふみ、吉田羊が出演し、初登場8位。

9位:映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ

前週:9位/配給:東宝/公開館数:372館/公開週:5週目

累計興収は22億円を突破。ファミリー層の支持が続く。

10位:ベスト・キッド レジェンズ

前週:10位/配給:ソニーPエンタテインメント/公開館数:353館/公開週:2週目

シリーズ最新作が2週連続でトップ10入りをキープ。

【総評・分析】

『鬼滅の刃』が8週連続で首位を維持し、興収314億円を突破。最速300億円超えという歴史的快挙は、観客層の広がりとリピーターの圧倒的な熱量を裏付けている。アニメーション映画の枠を越え、映画史全体を揺るがす存在感を放ち続けているといえるだろう。

『8番出口』は2週目にして累計20億円を突破し、ホラー要素とゲーム的仕掛けを掛け合わせた独自性が、若年層を中心に確実にリピーターを生んでいる。『国宝』は公開14週目で依然として上位を維持し、邦画実写として歴代興収ランキングに食い込む特別な存在となった。

新作組では、橋本環奈と眞栄田郷敦が再共演した『カラダ探し THE LAST NIGHT』が4位と健闘し、ホラーの需要の強さを証明。さらに、世界的名作アニメを実写化した『ヒックとドラゴン』は6位に、そしてカズオ・イシグロ原作の文芸作『遠い山なみの光』が8位に入るなど、ジャンルを問わず幅広い話題作が顔を揃えた。

夏休みシーズンの大作群が勢揃いした8月からバトンを受け、9月は多様なラインナップが市場を盛り上げている。観客の関心はアニメ、ホラー、洋画シリーズ、文芸映画と分散しつつも、いずれも一定の動員を確保しており、秋以降の新作ラッシュに向けて映画館への足取りがしっかりと継続していることを示す週末となった。

バックナンバー