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【#観客動員ランキング】『#チェンソーマン レゼ篇』が5週連続1位!『#ストロベリームーン』『#死霊館最後の儀式』『おーい、応為』など新作が上位にランクイン!

10月第3週の映画興行は、新作ラブストーリーからホラー大作までジャンルの幅広い作品が顔をそろえた。その中でも首位を守ったのは、5週連続で『チェンソーマン レゼ篇』。公開から1か月を超えても勢いは衰えず、秋シーズンの象徴的ヒット作となっている。2位には前週同様『秒速5センチメートル』実写版が続き、静かなブームを継続。新作では『ストロベリームーン 余命半年の恋』や『死霊館 最後の儀式』が初登場で上位に食い込み、10月後半の興行をさらに盛り上げた。

全国週末興行成績:2025年10月17日~2025年10月19日(全国動員集計/興行通信社提供)

1位:劇場版 チェンソーマン レゼ篇
前週:1位/配給:東宝/公開館数:361館/公開週:5週目
5週連続首位。熱狂的ファン層の支持に支えられ、記録的なロングランを継続中。

2位:秒速5センチメートル
前週:2位/配給:東宝/公開館数:333館/公開週:2週目
奥山由之監督による実写化が引き続き好調。繊細な演出と音楽が観客の共感を呼んでいる。

3位:劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来
前週:3位/配給:東宝、アニプレックス/公開館数:393館/公開週:14週目
公開14週目にして依然3位を堅持。社会的現象として定着した強さを見せる。

4位:国宝
前週:4位/配給:東宝/公開館数:356館/公開週:20週目
20週目に突入しながらも安定した動員を維持。記録的ロングランが続く。

5位:ストロベリームーン 余命半年の恋
前週:初登場/配給:松竹/公開館数:343館/公開週:1週目
若手俳優陣による切ない恋愛ドラマが5位デビュー。SNSを中心に感涙の声が広がっている。

6位:死霊館 最後の儀式
前週:初登場/配給:ワーナー・ブラザース映画/公開館数:215館/公開週:1週目
人気ホラーシリーズの最終章が6位に登場。劇場での恐怖体験を求める観客が殺到。

7位:おーい、応為
前週:初登場/配給:東京テアトル、ヨアケ/公開館数:260館/公開週:1週目
葛飾北斎の娘・応為を描く作品が7位に初登場。美術的な映像美が高く評価されている。

8位:8番出口
前週:8位/配給:東宝/公開館数:347館/公開週:8週目
8週目に突入してもランクを維持。都市伝説的ホラーとしてリピーターを集めている。

9位:アイカツ!×プリパラ THE MOVIE 出会いのキセキ!
前週:6位/配給:バンダイナムコピクチャーズ、エイベックス・ピクチャーズ/公開館数:173館/公開週:2週目
ファンの熱気は衰えず、上映館で応援上映が相次ぐなど盛り上がりを継続。

10位:沈黙の艦隊 北極海大海戦
前週:8位/配給:東宝/公開館数:345館/公開週:4週目
重厚なドラマと迫力ある戦闘描写で4週目もランクイン。中高年層を中心に支持を集める。

【総評・分析】

『チェンソーマン レゼ篇』が堂々の5週連続首位を達成し、アニメ映画として異例のロングヒットを記録している。シリーズの完成度の高さとSNSでの拡散力が好循環を生み、公開から1か月を経ても動員が安定しているのは特筆すべきだ。

一方で、実写版『秒速5センチメートル』が安定した興行を続け、繊細な恋愛描写と音楽演出で若年層から年配層まで幅広く支持を集めている。さらに、『ストロベリームーン』『死霊館 最後の儀式』『おーい、応為』といったジャンルの異なる新作が並び立ち、秋シーズンらしい多様性を感じさせた。

また、『8番出口』『国宝』『鬼滅の刃』といったロングラン勢が依然としてランキングを支える構図も健在。新旧作品の力が拮抗し、映画館全体の活況を示す結果となった。アニメ・恋愛・ホラーが混在する今週のランキングは、観客の嗜好の広がりを如実に表している。

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