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【#観客動員ランキング】『#チェンソーマン レゼ篇』が4週連続1位!『#秒速5センチメートル』『#トロンアレス』など新作が続々ランクイン!

10月第2週の映画興行は、話題作が続々と公開され激戦模様となった。そんな中で、『チェンソーマン レゼ篇』が圧倒的な勢いを保ち、4週連続の首位を達成。公開から1か月近く経っても動員は衰えず、今年を代表するアニメ映画として存在感を放っている。2位には奥山由之監督による実写版『秒速5センチメートル』が初登場。新海誠の名作を現代的に再構築した本作が幅広い層の注目を集めた。さらに、ディズニーのSF大作『トロン:アレス』や、アニメファン待望の『アイカツ!×プリパラ THE MOVIE』など新作が続々とランクインし、秋興行の豊作を印象づけた。

全国週末興行成績:2025年10月10日~2025年10月12日(全国動員集計/興行通信社提供)

1位:劇場版 チェンソーマン レゼ篇

前週:1位/配給:東宝/公開週:4週目

4週連続首位。圧倒的な熱量で観客を動員し、アニメ映画の記録を塗り替え続けている。

2位:秒速5センチメートル

前週:初登場/配給:東宝/公開週:1週目

新海誠の傑作を実写化。奥山由之監督による繊細な映像美が高く評価され、初登場2位の好スタート。

3位:劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来

前週:2位/配給:東宝、アニプレックス/公開週:13週目

13週目に突入しても依然として3位を維持。驚異的な持続力で興行を牽引している。

4位:国宝

前週:3位/配給:東宝/公開週:19週目

19週目に入りながらも4位をキープ。社会現象級のロングランで、邦画の粘り強さを象徴する存在に。

5位:トロン:アレス

前週:初登場/配給:ディズニー/公開週:1週目

SF映画の金字塔『トロン』シリーズ最新作が5位に初登場。近未来ビジュアルと哲学的テーマが話題を呼ぶ。

6位:アイカツ!×プリパラ THE MOVIE -出会いのキセキ!-

前週:初登場/配給:バンダイナムコピクチャーズ、エイベックス・ピクチャーズ/公開週:1週目

人気シリーズのクロスオーバー作品が6位デビュー。ファン同士の熱狂がSNSでも大きな盛り上がりを見せた。

7位:8番出口

前週:5位/配給:東宝/公開週:7週目

公開7週目でも根強い人気を維持。SNSを中心に共感と考察が広がり続けている。

8位:沈黙の艦隊 北極海大海戦

前週:4位/配給:東宝/公開週:3週目

3週目で8位。スケール感ある映像と重厚なテーマ性が引き続き観客を魅了。

9位:劇場先行版『ゴールデンカムイ』札幌ビール工場編【前編】

前週:初登場/配給:WOWOW/公開週:1週目

人気シリーズ最新アニメが9位にランクイン。ファン待望の新章上映として好調なスタートを切った。

10位:ブラック・ショーマン

前週:7位/配給:東宝/公開週:5週目

公開5週目で10位。主演・福山雅治の演技とサスペンス展開が引き続き話題に。

【総評・分析】

『チェンソーマン レゼ篇』が4週連続で首位を獲得し、アニメ映画としての勢いを完全に定着させた。シリーズの完成度の高さに加え、SNSを中心とした口コミが継続的に拡散されており、作品そのものが“現象”として広がり続けている点も特徴的だ。2位に躍り出た『秒速5センチメートル』の実写版は、原作アニメの耽美的な世界観を受け継ぎつつも、現代的な感情表現に更新された点が評価されている。原作世代だけでなく、若年層にも訴求したことが好スタートの要因だろう。

また、『トロン:アレス』の登場は、SFジャンルの層の厚さを感じさせる。1980年代から続くシリーズの再始動として注目を集め、ビジュアル表現の革新性が映画館体験を後押しした。さらに、『アイカツ!×プリパラ』や『ゴールデンカムイ』など、アニメファン向け作品の健闘も目立ち、現在の興行がいかにアニメ市場を軸に動いているかを改めて印象づけた。

長期ランクインを続ける『鬼滅の刃』と『国宝』が盤石の人気を維持しつつ、新旧の話題作が拮抗する今週の結果は、秋興行の豊かさを象徴するものとなった。アニメ、実写、SFがそれぞれの形で“映画館で観る価値”を示した週末だったと言える。

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