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【海外ニュース】デンゼル・ワシントンが最強の“必殺仕事人”を演じる『イコライザー3』の予告編解禁!

文:屋我平一朗(日々メタルで精神統一を図る映画ブロガー)

『トレーニング デイ』の黄金コンビであるデンゼル・ワシントンとアントワーン・フークア監督が再度タッグを組んだ『イコライザー』シリーズの最新作『The Equalizer 3(原題)』の予告編が解禁された。刺激的な場面をカットしていないレッドバンド・トレイラーも同時にだ。

本シリーズの主人公はホームセンターで働いている、どこにでもいそうな勤勉でお人好しのおじさんロバート・マッコールだ。1作目では、マッコールは行きつけのダイナーで知り合った若き娼婦アリーナ(クロエ・グレース・モレッツ)を救うため、元締めのロシアン・マフィアに立ち向かい、何と一瞬の内に相手を全滅させる。そう、ミスター・マッコールはアメリカ国防情報局(DIA、日本語版では元CIAということになっている)の元エージェントで、困っている人がいればどこにでも現れる最強の男だった。『イコライザー』はいわゆる「舐めてた相手が殺人マシンでした」映画のシリーズなのだ。

1作目ではロシアン・マフィア、2作目ではかつての仲間と戦ったマッコールは本作で南イタリアを訪れ、持ち前の人の良さで友人を作ってくつろいでいる。しかし、イタリアはマフィアの本場だ(「マフィア」は元々シチリア島で結成された犯罪集団を指す言葉)。友人たちにマフィアの魔の手が伸びようとしていることに気づいた“仕事人”マッコールは、自身のスキルを遺憾なく発揮して悪を打ち倒そうとする。予告編でも、ケンカを売ってきた青二才を赤子の手を捻るように返り討ちにしている。以前は19秒で敵を一掃していたが、今回マッコールが呟くのは何と「9秒」。レッドバンド・トレイラーの終盤には、マッコールとマフィアの戦闘シーンが差し込まれている。内容はパワーアップしていそうだが、「最終章を目撃せよ」とあるので、本作でシリーズ完結となる可能性もありそうだ。

脚本を務めたのは、シリーズを通してストーリーを紡いできたリチャード・ウェンク。また、今回の注目すべきキャストは、『マイ・ボディガード』以来約20年ぶりにワシントンと共演するダコタ・ファニングだろう。ファニングは、ワシントンから直々に認められた元天才子役だ。ファニングの詳しい役柄は不明だが、忘れられない再会になるはずだ。全米公開日は9月1日で、日本公開日は未定。 我々観客も、マッコールと再会できるその日を待とう。

 

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