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【海外ニュース】DC映画『ブルービートル』予告編解禁!DCユニバースのニューヒーロー誕生を描く!

文:屋我平一朗(日々メタルで精神統一を図る映画ブロガー)

DCはジェームズ・ガンの下で、これまでのDCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)からDCユニバース(DCU)へと生まれ変わった。現在公開中の『シャザム!~神々の怒り~』をはじめ今年公開予定の4作品は元々DCEU作品だったが、DCUの序章的に扱われることとなった。今後に控えているのは6月16日公開の『ザ・フラッシュ』、8月18日全米公開の『Blue Beetle(原題)』、12月20日全米公開の『Aquaman and the Lost Kingdom(原題)』。その中で、ブルービートルだけは完全なる新人ヒーローであり、DCUでも重要なポジションになっていくことが予想される。そして先日、この単独映画の予告編がついに解禁された。

主人公ハイメ・レイエスは大学を卒業したての身で、進路を決められないまま様変わりした故郷のパルメラシティに帰ってくる。就活で訪れた会社で想いを寄せるジェニーと会ったハイメはいきなり、「何としてもこれを守って、でも開けないで」とハンバーガーの箱を受け取る。約束を破って中身を見ると、それは古代のエイリアンが残したバイオテクノロジー兵器のスカラベだった。まるで『エイリアン』のフェイスハガーのように、スカラベに顔に張り付かれたハイメは宿主と認められブルービートルに変身。スカラベは宿主を守るよう設計されており、とてつもない破壊力を秘めている。所有権を主張するジェニーの母ビクトリアたちに追われながら、ハイメは家族とともに立ち向かい、自分の使命に気づいていく…というストーリーになっているようだ。

ハイメを演じるのは『コブラ会』にも出演していたラテン系のショロ・マリデュエニャ。ジェニー役にはブラジル出身のブルーナ・マルケジーニ、ビクトリア役には大女優スーザン・サランドンが配されている。あまり馴染みのないラテン系の俳優が多く出演しており、上手く行けばマーベルの『ブラックパンサー』や『シャン・チー/テン・リングスの伝説』のように再度白人神話を覆す作品となるだろう。まだブルービートルの能力は謎に包まれているが、スカラベに搭載されたAIのものらしき女性の声が「あなたの想像できる物なら何でも創造できます」と言った途端、ハイメの手に大剣が現れる。観客の想像を超える数多の武器によるアクションが期待できそうだ。

「バットマンはファシストだぞ」とハイメのおじ、ルディが発言して予告編は終わる。ブルービートルはバットマンら先輩ヒーローと仲良くやれるのだろうか? その活躍を見守ろう。