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【海外ニュース】暴走アニマトロニクスから生き延びろ!大人気ホラーゲームを実写化した『Five Nights at Freddy’s(原題)』の予告編が解禁!

文:屋我平一朗(日々メタルで精神統一を図る映画ブロガー)

ゲームが実写化されることは珍しくない。ホラーゲームにおいてもそれは例外ではなく、日本の代表的なホラーゲームシリーズである『バイオハザード』や『サイレントヒル』はご存じの通りすでにハリウッドで実写化されている。海外の有名なホラーゲームだと、様々な映画作品に登場するキャラクター(それこそ『バイオハザード』のネメシスや『リング』の貞子など)を操作し逃げ惑う人々を捕まえるという“死の鬼ごっこ”が楽しめる『Dead by Daylight』がある。これはアイディアに満ちたホラー映画に定評があるブラムハウス・プロダクションズが今後映画化することが決まっているが、すでにブラムハウスは別の人気ホラーゲームを映画化し、公開を控えている。『Five Nights at Freddy’s』だ。

『Five Nights at Freddy’s』は、プレイヤーがレストラン「Freddy Fazbear’s Pizza」の夜間警備員となり、限りある電力を上手く監視カメラや扉に配分しながら命がけで5日間、午前0時から6時までを乗り切るというゲーム。何がそんなに危険なのか? 実はこのレストランでは、夜な夜なマスコットのアニマトロニクス(気ぐるみを被ったロボット)が動き出し、見張っていないとプレイヤーを襲いに来るのだ! 見ている間は基本的に動かないので、「だるまさんがころんだ」に近いルールになっている。そして目の前まで近づかれると、むりやり“着ぐるみ”(アニマトロニクス用)を被せられ死亡してしまう。

この度公開された予告編でも、主人公のマイクが「Freddy Fazbear’s Pizza」の夜間警備員を引き受けるところから始まる。レストランは80年代に子どもたちに人気だったが、子どもの失踪事件が起きてしまう。警察が店を隅々まで探したが、結局その子は見つかることはなく、店は潰れてしまった。オーナーはこのような状況でもなぜか店を手放さず警備員を雇い続けており、マイクはマスコットたちから命を狙われる羽目になる…というストーリーのようだ。マスコットたちはCGではなく、『セサミストリート』などのマペット作家として知られるジム・ヘンソンが立ち上げたジム・ヘンソン・クリーチャー・ショップが実際に作ったアニマトロニクスであり、原作そっくりの出来になっている。

実は、本作の企画自体は、ゲーム1作目が発売された2014年の翌年2015年には立ち上がっていた。当時はワーナー・ブラザースが映画化権を持っていたが思うように開発が進まず、2017年にブラムハウスが製作会社となっているが、それから6年経ってようやく映画が完成した。元々は『ホーム・アローン』や『ハリー・ポッター』シリーズを手がけたクリス・コロンバスが監督を務める予定だったが、最終的には西部劇とスーパーナチュラルホラーを組み合わせた『The Wind(原題)』で評価されたエマ・タミーがメガホンを取った。脚本にはゲームの原作者でもあるスコット・カウソンも参加しており、きっとブラムハウスらしくクオリティの高い尖ったB級ホラーになっているだろう。

アメリカでは、ユニバーサル・ピクチャーズ配給で今年の10月27日から公開されるが、日本公開日は未定。しかし、原作ゲームは日本でもゲーム実況者などが多く取り上げ知名度が高いので、近いうちに公開についての情報が公開されるかもしれない。期待して待とう。

オリジナルのゲームはこんな感じ

★ソース
https://www.hollywoodreporter.com/movies/movie-videos/video-game-five-nights-at-787061/
https://deadline.com/2018/02/five-nights-at-freddys-chris-columbus-harry-potter-blumhouse-1202286349/
https://bloody-disgusting.com/movie/3726573/jason-blum-teases-five-nights-at-freddys-movie-and-jim-hensons-creature-shop-involvement-image/

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