【海外ニュース】アーノルド・シュワルツェネッガー、俳優業を引退したブルース・ウィリスを称える！

2023.06.01

彼のいるところに爆発あり！　『ダイ・ハード』や『ラスト・ボーイスカウト』、『フィフス・エレメント』など数々の人気作に出演したアクションスター、ブルース・ウィリス。しかしそんな彼も60代後半に差しかかり、失語症を発症したため昨年3月に俳優業を引退した。そして今年2月には、前頭側頭型認知症の診断が下されたと発表された。『エクスペンダブルズ』1作目と2作目で共演したアクションスター仲間のアーノルド・シュワルツェネッガーは、米CinemaBlendのインタビューでウィリスに賛辞の言葉を贈っている。

「彼は素晴らしいと思う。何年も何年も常に巨大な、巨大なスターだったし、常に偉大な、偉大なスターとして記憶され続けるだろう。彼は優しい男でもある。健康上の理由でリタイアせざるを得なかったのは理解できるよ。けれど、私たちは決して本当にはリタイアしないんだ。アクションヒーローというのは、リロードするものだからね」

ウィリスより年上ながら、まだリタイアの気配を感じさせないシュワルツェネッガーの最新作は、現在Netflixにて配信中のアクションコメディシリーズ『FUBAR』。また、ウィリスと『エクスペンダブルズ』シリーズで共演し、ウィリス、シュワルツェネッガー、デミ・ムーアとともにレストラン「プラネット・ハリウッド」を立ち上げた仲でもあるシルベスター・スタローンも、『エクスペンダブルズ』4作目の公開を控えている。ウィリスの分まで、今後もアクション映画を作り続けてほしいものだ。

ウィリスの引退発表時、ウィリスとムーアの娘ルーマーは自身のインスタグラムに「ブルースがいつも言う『大いに楽しむ』を一緒に実行していくつもりです」とコメントした。シュワルツェネッガーの言う通り、あのお気に入りの映画を見れば、いつでもウィリスはアクションスターとしてそこにいる。俳優を引退しても、人生は続く。新たな人生をリロードした「RED(Retired Extremely Dangerous、引退した超危険人物)」に幸多からんことを！