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【海外ニュース】アダム・ドライバー vs 恐竜軍団!衝撃のSF映画『65(原題)』のポスター&予告編が解禁!

文:屋我平一朗(日々メタルで精神統一を図る映画ブロガー)

近年急激に知名度と人気を伸ばしてきたスターと言えば、『スター・ウォーズ』続3部作でカイロ・レン役を務めたアダム・ドライバーがすぐに思い当たる。重圧から解放されたドライバーは、また異なるテイストのSF映画への出演を決めたようだ。その新作のタイトルは『65』。

この「65」とは、「65ミリオン」を指すらしい。つまり、6500万。本作のあらすじは、ドライバー演じるパイロット(ややこしい)のミルズが乗る宇宙船が事故に見舞われ、不時着した先が6500万年前の地球だった、というものだ。今年の夏には『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』が公開されたが、人間が本物の恐竜に出会う夢を叶えたいと思ったら、同作のように現代に恐竜を蘇らせるか、人間が過去にタイムスリップするしかない。本作『65』は後者のパターンで、ミルズとともに生き残った子どものコアは、恐竜など太古の生物が生きる大地でサバイバルしなければならなくなる。

「宇宙船の事故で不時着した先が未来の地球だった」というオチであれば、ハリウッドの往年の名作『猿の惑星』になるのだが、本作の場合は不時着から話が広がっていくようだ。6500万年前と言えば、恐竜を絶滅させた小惑星(もしくは彗星)が飛来した頃である。これにより作られたメキシコ・ユカタン半島のチクシュルーブ・クレーターは正確に言えば6600万年前のものだが、予告編中で降り注いでいる小惑星群はこの絶滅のタイミングを意味しているのかもしれない。太古の地球で未来のテクノロジーが活躍するとなれば、どうしても興味が惹かれる。ドライバーは俳優になる前、実際に数年間海兵隊で訓練を受けていたため、銃さばきなども見所となりそうだ。

監督・脚本はスコット・ベック&ブライアン・ウッズ。現代の地球に飛来した、音に敏感なエイリアンとのサバイバルを描いた『クワイエット・プレイス』シリーズの脚本家コンビとして有名だ。2人は以前、ホラー映画『ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷』でも監督・脚本を務めている。また、プロデューサーには『死霊のはらわた』などの監督として知られる巨匠サム・ライミの名が。本作には多分にスリラー要素が含まれることになりそうだ。2023年3月10日に全米公開予定。

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