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【海外ニュース】『エイリアン』リブート企画、主演最有力候補は『パシフィック・リム2』の若手女優のケイリー・スピーニー!?

文:屋我平一朗(日々メタルで精神統一を図る映画ブロガー)

『エイリアン』シリーズは、巨匠リドリー・スコット監督のライフワークだ。本筋の物語を描いた作品が4本作られた後、『プレデター』シリーズとのクロスオーバー作品である『エイリアンVS.プレデター』シリーズが2本、さらにその後『エイリアン』の前日譚シリーズが2本作られた。今年3月には『エイリアン』の新作についてのニュースが報じられたが、前日譚の『プロメテウス』『エイリアン:コヴェナント』に続く作品ではなく、また他の作品とも繋がりのない作品になることが明かされた。

タイトル未定の新作の監督・脚本は、『ドント・ブリーズ』を手がけたフェデ・アルバレスに決定している。Internet Movie Databaseでは、脚本にロド・サヤゲスの名も確認できる。サヤゲスはアルバレスと同じくウルグアイ出身の脚本家で、『ドント・ブリーズ2』を監督した人物でもある。2人は約20年前からずっとともに活動している盟友同士だ。これまで2人は、リブート版『死霊のはらわた』や『悪魔のいけにえ』の直接的な続編など、ホラー映画の金字塔を蘇らせるプロジェクトを行ってきた。『エイリアン:コヴェナント』の興行成績は、リドリー・スコット自身が手がけたにもかかわらず芳しくなかったので、その続編計画は頓挫している。アルバレスらには、『エイリアン』を再度蘇らせるミッションが課されているのだ。

米Deadlineによれば、スコットとアルバレスがプロデューサーを務める新作の主演最有力候補は若手女優のケイリー・スピーニーと言われている。スピーニーは『パシフィック・リム:アップライジング』のヒロイン役で長編映画デビューし、その後『バイス』やドラマシリーズ『メア・オブ・イーストタウン』などに出演。今後は、ソフィア・コッポラ監督の新作『Priscilla(原題)』でエルビス・プレスリーの元妻プリシラ役を務めたり、12月に日本公開が控える『MEN 同じ顔の男たち』のアレックス・ガーランド監督の次作『Civil War(原題)』などに出演する予定だ。これからさらに人気・認知度が上がりそうな女優だけに、この『エイリアン』の新作にも期待が高まる。詳しいプロットは未だ不明だが、20世紀スタジオは2023年初頭までに撮影を開始したいと考えているようだ。続報を待とう。

ソース
https://www.hollywoodreporter.com/movies/movie-news/alien-movie-fede-alvarez-20th-century-studios-1235037155/
https://deadline.com/2022/11/cailee-spaeny-alien-movie-20th-century-scott-free-1235174184/

 

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