ドリカム中村もサプライズで登場！オリジナルドラマ『5つの歌詩』完成報告イベントレポート！

2022.06.19

の完成報告イベントが6月19日（日）に都内で行われ、貫地谷しほり、高梨臨、新川優愛、吉沢悠、高橋義人(制作プロデューサー)、さらにスペシャルゲストとしてDREAMS COME TRUEの中村正人が登壇した。

本企画では、日本を代表するアーティストからコンセプトに合わせて楽曲を独自にピックアップ、オリジナル・ストーリーとしてドラマ化。この新たなチャレンジのトップを飾ることになったのは、J-POP シーンのトップを走り続けている DREAMS COME TRUE。今回のプロジェクトでは、数ある楽曲の中から「何度でも」「マスカラまつげ」「空を読む」「TRUE, BABY TRUE.」の4曲と、この企画の為に新たに書き下ろされた「新曲」の計5曲の歌詩を独自の解釈で映像化される。

本企画の脚本を読んだ感想を聞かれると、#1『空を読む」に出演する貫地谷は「最初はモノローグというか、淡々としたところから始まるんですけども、こういう女性をやってみたかったんです。素直に面白いと思ったし、後半は感動してしまいました。」とコメント。また現在と過去、2つの時代を演じたことについて「去年から女子高生は無理だということで、制服を着るのはNGって決めたんです。大人がコスプレをして制服を着るはアリなんですけど回想でも高校生は無理だと（笑）。今回の役は13年前で22、23歳とかなんですけど、これも結構無理あるなと思って、ちょっとメイクさんたちが大変そうでした。」と話し会場を笑わせた。

#2『マスカラまつげ』の高梨は「すごくリアルな女の子という感じがしました。決して完璧な女の子ではなくて、人を妬む気持ちだったり、恋がうまくいかなかったりとか、そういう女性像が描かれていて、私は「マスカラまつげ」という曲を聞いたことがなかったんですが、脚本を読んだ後に聞いたらすごいしっくり来て、この歌だった前向きな気持ちになれると感じました。」と。

「マネジャーさんから台本を渡されたときに「読んで泣いちゃった」と言われたんです。どんな物語なんだろうとワクワクしながら読み進めたら、台本の時点で大号泣してしまって…。息子がいる母親の役ですごく感動したんですけど、この役を私は出来るのかなという不安もあったんですけが、監督をはじめ、スタッフさん、いろんな方に助けて頂きながら無事に撮り終えることができました。」と語った。

「人間描写がしっかりされている台本だったので感情移入しやすかったです。テーマになる曲が『何度でも』で、すでにドラマでも使われている、日本の誰もが知っているであろう曲なので、プレッシャーは感じましたね。でも新しいこのドラマで、『何度でも』といえばの曲だよねと言われるくらいに、いいものにしたいなという思いはありました。」と意気込みを語る。

またイベントではDREAMS COME TRUEの中村正人がサプライズで登場し、お馴染みの軽快なトークで会場を沸かせていた。ドラマ化の企画について聞かれると、「歌詩の再現ドラマみたいなのは面白くないなと思ってたんですけど、お話しを聞いてみると我々の楽曲をもとに自由に発想したいというお話で、このプロジェクト、非常に興奮しました！まあ泣きますよ。でも、バットエンドではないです。2倍速で見てもらっても大丈夫ですけど、オリジナルのスピードで見てもらえると、この主演の皆様方の行間が、見事に映像化されていて幸せでございます」と冗談を交えながら本企画を絶賛した。

楽曲セレクトについて聞かれると、「脚本監修の岡田（惠和）先生を中心に選んでいただきました。なんと商売っけのない選曲だろうと…（笑）普通でしたら『未来予想図 II』とか『大阪LOVER』とか分かり曲になるんですけど、本当に渋い選曲で感心しております。」とコメント。また＃5のテーマになる新曲について聞かれると、脚本と楽曲の同時進行で制作されているとのことで、「吉田美和の作ったキーワードを岡田先生に渡して、それをもとに解釈して頂いて。我々もそのキーワードから1曲を完成させました。ワンワードから別々に走りだしたストーリーが非常に面白い組み合わせになっています。」と語る。しかし続けて、「ドリカム的には絶対にヒットしないという曲を書きました。これは見ものだと思いますね！」と話し、会場を驚かせた。

そして12月7日、8日に大阪・大阪城ホール、17、18日に神奈川・横浜アリーナで「STAR CHANNEL presents DREAMS COME TRUE 5つの歌詩（うた） SUPER LIVE 2022」と題したスペシャルライブが開催されることがサプライズ発表されると、会場からは歓喜の拍手が巻き起こった。中村は「これから内容は詰めていきたいと思いますが、何か（ドラマの）皆さんとコラボレーションできたら」と期待を込めた。