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ホラー制作スタジオ・ブラムハウスが手がける『ブラックフォン ２』が、11月21日（金）より全国公開される。監督は前作に続きスコット・デリクソン。原作はスティーヴン・キングの息子で作家のジョー・ヒルによる短編をもとにしている。

2022年に公開された前作『ブラック・フォン』は、断線した黒電話を通じて死者からのメッセージを受け取る少年を描いた作品で、ホラーでありながら兄妹の絆を描く物語としても高い評価を受けた。ファンタスティック・フェストでのプレミア上映を皮切りに世界中で反響を呼び、最終的に興行収入は1億6,000万ドルを突破。ジャンル映画の枠を超えて注目を集めた。

その続編となる本作では、イーサン・ホークが再び連続誘拐殺人鬼グラバー役を演じる。新たに公開された場面写真では、仮面をつけたまま暗闇に立つグラバーの姿が切り取られており、前作のクライマックスで葬られたはずの彼が、死を超越した存在としてよみがえったことを示唆している。作品の設定上、“黒電話”を通じて現世と死者の世界が交錯する点も変わらず、本作ではその境界がさらに曖昧になっていくという。

1985年の『エクスプロラーズ』でデビューしたイーサン・ホークは、これまでに『トレーニング デイ』『６才のボクが、大人になるまで。』『ビフォア・サンセット』などでアカデミー賞に4度ノミネート。学生、父親、刑事と幅広い役を演じてきた俳優が、本シリーズでは感情の読めない仮面越しに狂気を表現し、キャリアの新たな代表作となった。

続編では、グラバーに再び狙われる兄妹フィニー（メイソン・テムズ）とグウェン（マデリーン・マックグロウ）の物語が描かれる。前作を超える規模と心理的緊張を備えたスリラーとして、ホラー映画ファンのみならず注目を集めそうだ。

The Grabber (Ethan Hawke) in Black Phone 2, directed by Scott Derrickson.

Ethan Hawke as The Grabber in Black Phone 2, directed by Scott Derrickson.

『ブラックフォン ２』
11月21日（金）劇場公開

『M3GAN／ミーガン』、『ハッピー・デス・デイ』など、ホラー界を牽引するブラムハウスが製作、『ドクター・ストレンジ』、『エミリー・ローズ』、『フッテージ』の、“真の恐怖映画”からマーベル作品までを手掛け現代映画界に不可欠な存在であるスコット・デリクソンが監督を務め、ホラー映画のあらゆるカテゴリーを超越する予測不能な展開で世界を震撼させた以心電信サイコスリラー『ブラック・フォン』の待望の続編がついに完成！

キャスト：イーサン・ホーク、メイソン・テムズ、マデリーン・マックグロウ、デミアン・ビチル、ミゲル・モラ、ジェレミー・デイビス、アリアンナ・リヴァス

監督：スコット・デリクソン
脚本：スコット・デリクソン & C. ロバート・カーギル
原作キャラクター：ジョー・ヒル
製作：ジェイソン・ブラム、スコット・デリクソン、C. ロバート・カーギル
製作総指揮：ジョー・ヒル、アダム・ヘンドリックス、ライアン・チュレック

原題：BLACK PHONE ２／上映時間：1時間54分／提供：ユニバーサル・ピクチャーズ／配給：東宝東和
公式HP：https://www.universalpictures.jp/micro/blackphone2
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