【海外ニュース】ジョージ・A・ロメロの『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』が再び蘇る!?続編企画が進行中！

2022.11.02

久しく『スター・ウォーズ』の映画作品にお目にかかっていない気がする。現状最も新しいのはエピソード9『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(2019)だ。ドラマシリーズだと9月に『キャシアン・アンドー』が配信されたばかりだし、まだたった3年しか空いていないと思われるかもしれないが、ディズニーはエピソード7『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)から2019年まではスピンオフ映画も含めて毎年1本ずつ公開していたのだ。気になる新作についてはこれまで様々な噂があったが、米Deadlineより最新のニュースが報じられた。タイトル未定の新作は、『ミズ・マーベル』のパキスタン系カナダ人監督、シャルミーン・ウベード＝チナーイが手がけるとのことだ。

ジャーナリストでもあるウベード＝チナーイはすでに、パキスタンでの時事問題を扱った短編ドキュメンタリー作品などでエミー賞、アカデミー賞他数多くの賞に輝いている。特にアカデミー賞については、彼女が初めてパキスタンにもたらした形になる。実力は確かだし、大作を手がけた経験のない監督を起用するのはディズニーがマーベル作品でも『スター・ウォーズ』でもやってきたこととは言え、やはりかなり意外な人選だ。脚本を担当するのは、ドラマ版『ウォッチメン』のデイモン・リンデロフ。米The Hollywood Reporterによれば、リンデロフと共同で脚本を執筆するのはジャスティン・ブリット＝ギブソンになるようだ。ブリット＝ギブソンは、ギレルモ・デル・トロ監督のドラマシリーズ『ストレイン沈黙のエクリプス』の脚本家として知られている。

本作はこれまでのような３部作の中の1本ではなく独立した作品となるようだが、成功すればさらに多くの映画に繋がっていく可能性があるという。スカイウォーカー家のサーガの続編とはならず、ただ『スカイウォーカーの夜明け』以降の世界が舞台となる。そのため、シークエル・トリロジー(エピソード7～9)のキャラクターが登場する可能性も匂わされている。

以前から噂されていた、『ワンダーウーマン』のパティ・ジェンキンス監督による単独映画『Rogue Squadron(原題)』や、『ソー：ラブ&サンダー』のタイカ・ワイティティ監督によるタイトル未定の映画については、未だ進展の続報なし。英Empireによれば、エピソード8『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のライアン・ジョンソン監督による新たな３部作の企画も保留中だ。本人は今でもやる気満々だが、『最後のジェダイ』があまりに賛否両論(しかも熱心なシリーズファンほど否定的)だったことと、ジョンソンがその後手がけたミステリー『ナイブズ・アウト』シリーズが面白すぎることもあり、そちらの方に専念した方が往年の『スター・ウォーズ』ファンや筆者のようなライトなファンにとっては良いのかもしれない。

ディズニーは、2025年12月と2027年12月にタイトル未定の『スター・ウォーズ』映画を公開予定だ。早ければ、3年後にはウベード＝チナーイの『スター・ウォーズ』映画を鑑賞できる。2023年には、主要なキャラクターのひとりであるアソーカ・タノのドラマシリーズ『Ahsoka(原題)』や、3Dアニメシリーズ『スター・ウォーズ：バッド・バッチ』のシーズン2なども配信される予定なので、待つ間に退屈はしないだろう。