主役よりも存在感抜群!!脇役映画特集④『アリス・イン・ワンダーランド』もはや誰だか分からない!ヘレナ・ボナム=カーターが赤の女王役で大暴れ!
映画には時折主役を喰ってしまうほど、強烈なインパクトを残す脇役が存在する。もちろん物語が進むうえで大切なのは主役の存在なのだが、その周りにいるキャラクターの個性が豊かであればあるほど、映画の楽しさも増える。そこで今週の「今夜何観る」は存在感が抜群すぎる脇役映画を特集。彼ら脇役がいるからこそ、映画の良さが引き立つのだ。
『アリス・イン・ワンダーランド』(2010)
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ディズニーアニメの代表格でもある『不思議の国のアリス』の実写映画化作品。この『アリス・イン・ワンダーランド』を皮切りにディズニーは自社が手掛けたアニメ作品の実写映画の製作を始めた、一つのターニングポイントになった作品だ。そんな作品で強烈なインパクトを残すのがマッドハッターのジョニー・デップ・・・ではなく、赤の女王を演じたヘレナ・ボナム=カーターである。
赤の女王はどぎついメイクに、派手な髪形で、その高飛車な言動から、観客にかなりのインパクトを残すキャラクターだ。この映画にはアリス役のミア・ワシコウスカや白の女王のアン・ハサウェイというような観た感じ美女だとはっきり分かるキャラクターが登場するだけあって、そういったキャラクターとは一線を画する赤の女王は一際目立つ。
本作ではメイクの力も借りて、その見た目のインパクトもより強烈だ。しかし一方で『英国王のスピーチ』では王妃を演じている。この演技のふり幅は、さすがは演技派女優といったところか。きっと本人も楽しみながら、この高飛車な赤の女王を演じたことだろう。ちなみに、同じくディズニーアニメの実写化映画『シンデレラ』では陽気でエキセントリックなフェアリー・ゴッドマザーを演じており、そちらでも本作とは全く違った演技で強烈なインパクトを残しているので、併せて観て頂きたい。
<ストーリー>
激しい嵐が過ぎ去った町に不気味な深い霧が立ち込め、住民たちは身動きが取れなくなってしまう。やがて霧の中に潜んだ正体不明の生物が彼らを襲いはじめ……。
監督:ティム・バートン
キャスト:ミア・ワシコウスカ、ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム=カーター ほか
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