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『THE FIRST SLAM DUNK』公開記念!ムービーマービー編集部が『スラムダンク』への思いを語る!<第2回>「ジャンプ史上最もかっこいいキャラクターは”流川楓”」

週刊少年ジャンプ(集英社)1990年42号から1996年27号まで連載された、井上雄彦による少年漫画。高校バスケを題材に選手たちの人間的成長を描き、国内におけるシリーズ累計発行部数は1億2000万部以上。その影響からバスケを始める少年少女が続出し、テレビアニメ(1993年10月~1996年3月)やゲームなども製作された。

そんな伝説の超人気コンテンツの新たなアニメーション映画がいよいよ12月3日から公開となる。監督・脚本は、原作者である井上雄彦自らが手掛ける。

そこで今回は、映画の公開を記念して、「スラムダンク」好きを自称する編集部スタッフによる「スラムダンク」への思いを語って頂きます!

 

『SLAM DUNK』ジャンプ史上最もかっこいいキャラクターは”流川楓”

文:つみき(大好きなのは銀杏と緑茶割り)

私と『SLAM DUNK』の出会いは5年前に遡る。髪の毛を真緑に染めていたアパレル販売員時代に、耳にたくさん穴が開いた綺麗な金髪ボブの先輩に全巻貸していただいたのが始まりだ。新巻ではなく、おそらくBOOK OF○で集めたであろう年季の入った全31巻は、もしかしたら当時ど世代であった中高生達が何度も何度もページをめくってきた物なのかもしれないと思い返すとまた胸が熱くなる。

連載を終えてもなお、受け継がれていく王道バスケ漫画『SLAM DUNK』

ただ、20代の私が『SLAM DUNK』の話をすると、いつも世代じゃないよね?というワードが飛び出る。たしかに連載期間は1990年〜1996年、ギリ地球に存在し始めたくらいなので自我が芽生えた頃にはとっくに連載は終了しているわけなのだ。しかし、学生時代からバスケ部の子が『SLAM DUNK』を読んでいるのは当たり前だったし、漫画好きな男の子の本棚にはワンピースやNARUTOの横に『SLAM DUNK』が並べてあったし、女子同士の会話で『SLAM DUNK』の誰が好きか、という話になって当時未読だった私は「ミッチーね〜いいよね〜わかる〜」と薄ら笑いを浮かべ会話に食いついた記憶すらある。連載終了後も当たり前のように『SLAM DUNK』は存在し続けたのだから、今回の映画化がここまで話題になるのも納得である。

ジャンプ史上最もかっこいいキャラクターは”流川楓”

先ほども述べたが、女子同士で『SLAM DUNK』の誰が1番カッコいいか、という話は読んだことのある人であれば必ず1度はしていると思うのだが(していないですか?)私の経験上では三井寿(みっちー)か宮城リョータ(リョーちん)の2人が圧倒的人気を誇っている。のだが、ここで私は異論を提唱したい。確かにミッチーの過去を払拭していく様はカッコいいし、リョーちんが小柄ながらも奮闘する様や彩ちゃんに一途なところも素敵だが、そうではない。『SLAM DUNK』で1番カッコいいのは流川楓なのだ。もはや異論は認めない。まず、名前、流川楓(るかわかえで)。圧倒的ネーミングセンス‥もし名前が仮に両津勘吉だったら話は変わってくるし、そう考えると適材適所、桜木花道というネーミングも主人公らしさ全開でセンスの塊だなあと改めて感心させれられる。
話が逸れたが、流川楓のカッコいいポイントはそのネーミングセンスと、物語の最初から最後まで、一貫して天才バスケプレイヤーでいるところだ。この点は第1回で熱く語っていたど世代代表稲生Dも記述していたが、よくいるありがちな存在ではなく、圧倒的な天才、一瞬たりとも隙を見せないそのサマに、惚れないやつはいないだろう。(『SLAM DUNK』ガチ勢の女の子の友達の1番の推しは木暮だそうです。)

今からでも遅くない、殿堂入り漫画を更なる殿堂へ

とここまで偉そうに遅ればせながら『SLAM DUNK』と共に20代を過ごしてきましたよ、みたいな顔をしてPCと対峙してきたが、最後に原作を読んだのが5年前。察しのいい方はお気づきかもしれないが、正直記憶が失われつつあって、ミッチーとリョーちんに関してはネットで検索したプロフィールを見ながら書きました、なんて口が裂けても言えない。このことを深く反省し『THE FIRT SLAM DUNK』を観る前には必ず、今一度全巻読み直し万全の状態で挑みたいと思う。なぜなら映画が一体どこから始まるのか、全くの謎であるから。これを機に令和世代のティーン達もBOOK OF○で手に入れた年季の入った全31巻のページをめくりながら当時の中高生と同じように山王戦で涙してほしいものだ。

原作・脚本・監督:井上雄彦
演出:宮原直樹 北田勝彦 大橋聡雄 元田康弘 菅沼芙実彦 鎌谷悠
キャラクターデザイン:井上雄彦 江原康之 CGディレクター:中沢大樹 作画監督:江原康之 
美術監督:小倉一男 色彩設計:古性史織 撮影監督:中村俊介 編集:瀧田隆一 音響演出:笠松広司 
アニメーションプロデューサー:西川和宏 プロデューサー:松井俊之

声:仲村宗悟 笠間淳 神尾晋一郎 木村昴 三宅健太

オープニング主題歌:The Birthday(UNIVERSAL SIGMA) 
エンディング主題歌:10-FEET(EMI Records) 
音楽:武部聡志、TAKUMA(10-FEET)

製作:2022 THE FIRST SLAM DUNK Film Partners
アニメーション制作:東映アニメーション/ダンデライオンアニメーションスタジオ

■公式HP
https://slamdunk-movie.jp/
■公式Twitter
https://twitter.com/movie_slamdunk/
■COURT SIDE
https://www.slamdunk-movie-courtside.jp
■チケット予約特設サイト
https://slamdunk.movie-screen.jp/

©I.T.PLANNING,INC.
©2022 THE FIRST SLAM DUNK Film Partners

映画『THE FIRST SLAM DUNK』2022.12.3 公開