第106回:劇場版『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』|安室さんのハムサンドと液体爆弾風ジュースで乾杯!【瀬田ミナコのシネまんぷく】
共感シアターでもお馴染み、女優の瀬田ミナコによる連載コラム。毎回「映画」と「食」をテーマに、ゆるゆるとお届けします!
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■今回の映画:劇場版『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』
今回は劇場版『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』です!
コナンの映画といえば毎年GWに公開されますが、去年公開された『名探偵コナン 緋色の弾丸』もシネまんぷくで取り上げました!
<第55回:『名探偵コナン 緋色の弾丸』|コラボメニュー片手に映画を観て緋色に染まる!>
今年の作品は私の推しキャラクター、安室透(降谷零)が活躍するという事で、一年間楽しみにしていた訳です。「ここ数年の劇場版コナンで一番」というレビューを目にしていたので、少しハードルが上がった状態で映画館に行きましたが、これは確かに面白い!ここ数年で一番というのにも同意です!
『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』は2022年4月15日に公開され、コナンの劇場版としては25作目にあたります。これまでコナンの音楽といえば大野克夫さんでしたが、今作では菅野祐悟さんが担当しており、監督は満仲勧さんです。
物語の舞台はハロウィンを間近に控えた渋谷の街。結婚式場にはウエディング姿の高木刑事と佐藤刑事が!
罠にはめられ首輪爆弾を付けられてしまった公安警察の降谷零、結婚式の襲撃予告に備える捜査一課と小五郎、少年探偵団を巻き込んだ爆破事件。これらの事件の鍵を握る謎の仮面をつけた人物は一体何者なのか?ハロウィンの渋谷で行われる結婚式は無事に終わるのか?
過去の因縁が絡み合うこの事件に江戸川コナンが挑みます!
今回はいつにもまして事件のスケールが大きく、渋谷が舞台という事でその被害の大きさがリアルに想像できるところも面白かったです。コナン君はもちろんの事、捜査一課も公安も、降谷の同期の皆さんの見せ場もしっかりあって、劇場版でしか描けない豪華なストーリー展開に終始興奮しっぱなしでした!
そして、何といっても今作は爆発がド派手で多い!
印象的なピンクの炎は、一瞬で燃え広がる威力の強さと共に、ハロウィンらしい不気味さを持っていて最高でした。
仮面の人物は身体能力も非常に高く、アクションシーンのレベルがすごく高かったのも今作の良い所。
一つの映画に、推理とアクションと、恋愛や友情までもが詰まった「てんこ盛り映画」でした。
今回は、コナンファンに嬉しいシーンが沢山入っていたことも書かなくてはなりません。佐藤刑事の花嫁姿にウルっと来てしまいましたし、降谷零の同期の皆さんが劇場版でしっかりと描かれていたのが嬉しかったです。私は劇場版のコナンをメインに楽しんでおり、テレビアニメや漫画はしっかり見ていないので、なぜこの同期の皆さんのファンが多いのか知りませんでした。
しかし、映画を観終わるころには私もすっかりファンに!彼らの連係プレーと信頼関係が尊い、、、!映画館を出たその足でコナンのスピンオフ漫画『警察学校編』を買ってしまうほどです。(笑)
佐藤刑事の恋が意外と複雑なことも映画を観て知り、もっと詳しく知りたくなりました。沼にハマりつつあります。
ちなみに一緒に映画を観に行ったコナンファンの二人は、エンドロールで号泣していました。それくらいファンにとっては激アツな展開が待っていますので未見の方はお楽しみに!
主人公の活躍について全然書いていませんが、ちゃんと大活躍しているのでご安心ください。
今回も平気で警視庁をウロウロし、資料を盗み見する小学生をやってますし、阿笠博士の発明した道具を使って悪と戦っています。
最近の映画では安室さんや赤井さん、平次やキッド様など、人気のあるキャラクターたちに美味しい所を持ってかれてるので、そろそろコナン君(新一)のかっこいい所も観たいですね!
あと、劇場版ではおなじみの「ゲスト声優」ですが、今回は白石麻衣さんがロシア人の女性エレニカを演じていました。白石さんだと後で知るまで気づかないほど、声優が本職の皆さんに劣らない良いお芝居で、ロシア語もすごく上手でした。
さて今回の映画メシは、犯人が使用した液体爆弾をイメージしたジュースを作ります。
そして!映画には登場しませんが、安室さんこと降谷零が「喫茶ポアロ」で振舞うハムサンドを作りたいと思います。テレビ放送のアニメ813話でその作り方を細かく説明しており、是非とも作ってみたかったのです!
まずはジュース、こちらはすごく簡単。
なんと2色のかき氷シロップを炭酸水で割るだけ!
この二色の液体が、映画では大暴れしてくれます。
そしてハムサンド!
なんてことはない材料ばかりですが、安室さんの丁寧な工夫で「絶品サンド」に生まれ変わります!
まずはレタスをお湯につけます。お風呂の温度くらいのお湯につけることで、口に入れた時の冷たさをなくし、食感をパリッとさせるんだとか。
次にマヨネーズに隠し味の味噌を投入!
ハムにはオリーブオイルを塗っておきます。安いハムでもオリーブオイルの香りでランクアップ!
そして衝撃だったのが、食パンを蒸し器で蒸すという事!
サンドイッチのために何という手間!でも蒸してみてもっと驚きました。信じられないぐらいフワッフワです。柔らかすぎて逆に扱いづらいほどに、激変しました。
冷めきる前に、パンの耳を落とし、
味噌マヨネーズを塗り、
オリーブオイルを塗ったハムと
レタスを乗せ、
パンで挟み、
切り分ければ完成です!
(付け合わせのポテトも作りました。薄くスライスしてオリーブオイルで炒めて塩コショウするだけで結構美味しいです!)
どこぞで頂いた安室さんフィギュア(ほんとは手にハムサンドを持っていたらしい)と並べれば、喫茶ポアロ感アップです。
さっそくいただきます!
パクっとかじってみると、まずはパンのふんわりしっとりな食感に驚き!
そしてオリーブオイルの香りと味噌の相性がとても良くさらに驚き!
特別な食材は使っていないので、家庭的な味でありながら、いつものサンドイッチより確実に美味しいです。さすが安室さん。
そして液体爆弾ジュース。私のお腹の中で混ざりあい爆発、、、はしませんが映画を観た後だとついニヤニヤしてしまいます。
ちなみにお味は、メロンソーダの仲間って感じで普通に美味しいです!
ごちそうさまでした!
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今回取り上げた作品はコチラ!
【キャスト】
高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、古谷 徹 ほか
スペシャルゲスト:白石麻衣
【スタッフ】
原作:青山剛昌「名探偵コナン」(小学館「週刊少年サンデー」連載中)
監督:満仲 勧
脚本:大倉崇裕
音楽:菅野祐悟
主題歌:BUMP OF CHICKEN「クロノスタシス」(TOY’S FACTORY)
製作:小学館/読売テレビ/日本テレビ/ShoPro/東宝/トムス・エンタテインメント
配給:東宝
©2022 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
公式サイト:http://www.conan-movie.jp
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瀬田ミナコ(Acstar所属)
1996年4月3日生まれ 東京都出身
出演作品:映画「ゆずりは」「不能犯」(2018)
映画「種まく旅人~華蓮のかがやき~」全国順次公開中!!
その他:共感シアターでMCやコメンテーターとして活躍中
Acstar:http://acstar.jp/talent/minako_seta.html
Twitter:@minako_seta
Instagram:https://www.instagram.com/cinemanpuku_minako/
『瀬田ミナコのシネまんぷく』
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