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真木よう子・江口のりこ・今泉力哉監督が登壇!映画『アンダーカレント』完成披露上映会イベントレポート!真木「自分に映画の話が来てビックリした」

真木よう子・江口のりこ・今泉力哉監督が登壇!
映画『アンダーカレント』完成披露上映会イベントレポート!

『愛がなんだ』『ちひろさん』など様々な愛のカタチを描き続けてきた監督・今泉力哉と、5年ぶりの主演となる真木よう子が初タッグを組んだ映画『アンダーカレント』が10月6日(金)より全国公開する。今回、本作の完成披露上映会が9月21日に新宿バルト9で行われ、真木よう子、江口のり子、今泉力哉が登壇。撮影時のエピソードや作品への想いを語った。なお、登壇予定だった永山瑛太は体調不良により欠席となった。

本作は「漫画界のカンヌ映画祭」と呼ばれるフランス・アングレーム国際漫画祭に選出されるなど、フランスを中心に海外でも熱狂的な支持を得た豊田徹也の同名コミックの実写映画化。とある銭湯を舞台に、家業を継いだ主人公・かなえと突然失踪した夫、かなえの元に「働きたい」とやってきた謎の男の心の奥底に隠されたそれぞれの嘘や秘密が描かれ、”人を知ろうとすること”の尊さを教えてくれるヒューマンドラマとなっている。主人公・かなえを真木よう子、かなえと失踪した夫・悟の同級生・菅野を江口のりこが演じた。

主人公・かなえを演じた真木は「ここまで足を運んでくださりありがとうございます。そして、すみません。なんか江口と私の映画みたくなっちゃって…みんな忙しいので、許してあげてください」とキャストへ愛のあるフォローをユーモアを交えての挨拶をした。続けて江口は「雨のなか今日はありがとうございます。皆さんはまだ映画を見ていないですよね?私も実はまだ見てないです。」と冒頭から会場を驚かせる発言をし、これには今泉も「まだ見てないんですか?」と驚きを隠せない様子。「今日は皆さんと同じ気持ちでいます。よろしくお願いします。」挨拶し観客を笑わせた。今泉監督は「ご来場ありがとうございます。国内では湯布院の映画祭で上映がありましたが、完成披露の場では初めての上映になります。ぜひ楽しんでいってください。」と挨拶をした。

映画化が決まる前から原作「アンダーカレント」を読んでいた真木。原作との出会いについて聞かれると「漫画が大好きだったので、フラッと本屋に入ってジャケ買いした漫画の中の一つだった」と運命的な出会いを語り「そこから10年以上経って、自分に映画の話が来てビックリした」とオファー時の心境も話した。しかし、漫画好きが故の葛藤もあったようで「好きな漫画の実写化って絶対にしてほしくないんですよね」と本音が出る場面も。だからこそ「真木よう子じゃない!と言われたくない」「他の誰にもやらせたくない」という思いとともに「ぜひチャレンジさせてください!」という熱い思いで本作に臨んだことを語った。

『愛がなんだ』ぶりの今泉作品となる江口は、今泉作品に再び参加したことについて「また一緒に映画を作れることはすごく嬉しい」と喜びを語った。しかし一方で「相変わらず変わらない!今泉さんだな(笑)」と語った江口。それに対し今泉は「『愛がなんだ』の時はテイクを重ねていたけど、今回は簡単にOK出すね!」と言われたエピソードを語り『愛がなんだ』撮影時の話を交えたトークで盛り上がった。すると突然、真木が「さっき江口が『イエスキリストがいると思ったら監督だった』と言っていた」というエピソードを盛り込み、突如今泉の髪の毛トークが繰り広げられる展開に。一見、本作と関係のない話のように思われるが、今泉は原作者・豊田徹也と会った際にキリストの話で盛り上がり親交を深めたと語り、まるで伏線回収のような流れとなった。

さらに、豊田徹也の人気漫画を実写化するにあたって今泉は「この作品って映画になって面白くなると思いますか?」と豊田さんに言われたことを明かし、「簡単に面白くできます!という感覚で捉えられる作品ではないと思いながら臨んだ」と実写化を決めた際の心境を語った。また、作品を作る際に意識したことを聞かれ「原作には重さや深さ、悩みや孤独もあるけれどコミカルな時間や穏やかな時間も流れている。そこの原作の面白さを実際の俳優さんでどう作るかを考えた」と原作を実写化する際の工夫を話すとともに「真木さんと共演経験のある人をキャスティングすることで、以前からの関係性もプラスになればいいなと思いながら作っていた」とキャスティングへのこだわりも語った。

そして今回、今泉作品に初参加となる真木は今泉について「初めて会った時の感覚を大切にしていて、監督に初めて会った時に『あ、たぶん好きだな!」と思った。」と印象を語り、「また作品に呼んでほしいと願望を語った。一方今泉は真木について「意見を持って作品に臨んでくれる。」と役者として信頼していることを話した。実際、撮影現場に原作を持ち込み役に打ち込んでいた真木は「原作に忠実なシーンはなるべく近づけるようにした」とかなえを演じる上でのこだわりを明かした。

ここで、本作のタイトルである「アンダーカレント」(undercurrent):下層の水流、底流。表面の思想や感情と矛盾する暗流という意味にちなんで「真木よう子の知られざるアンダーカレント」を江口と今泉が語った。江口は「意外に優しい。母親のような優しさがある」と語り真木は「やったー」と素直に喜んだ。すると今泉も「自分が追い込まれている時に、真木さんが肩を揉んで『大丈夫ですか?』と声を掛けてくれた」というエピソードを明かし真木に感謝していることを伝えた。

最後に真木は「私自身もこの映画をやり終えたことによって、周りにいる大切な人の見方や接し方が温かいものに変わったんです。なので、ぜひご覧になった方も温かくなれればいいなと思います。少し緊張しますが、楽しんでじっくりご覧ください」と呼びかけ舞台挨拶は終了した。

 

【ストーリー】
家業の銭湯を継ぎ、夫の悟とともに順風満帆な日々を送るかなえ。しかし突然、悟が失踪する。途方に暮れていたかなえだったが、なんとか一時休業していた銭湯を再開させる。数日後、堀と名乗る謎の男が、銭湯組合の紹介を通じて「働きたい」とやって来る。その日から、住み込みで働くことになった堀とかなえの不思議な共同生活が始まる。友人・菅野から紹介された胡散臭い探偵・山崎とともに期間限定で悟を捜しはじめたかなえは、悟の知られざる事実を次々と知ることに。それでも、堀と過ごす心地よい時間の中で、穏やかな日常を取り戻しつつあったかなえ。だが、あることをきっかけに、悟、堀、そして、かなえ自身も閉ざしていた、心の奥底に沈めていた想いが、徐々に浮かび上がってくる。それぞれの心の底流(アンダーカレント)が交じりあったその先に訪れるものとはー。

【キャスト】
真木よう子、井浦新、リリー・フランキー、永山瑛太、江口のりこ、中村久美、康すおん、内田理央

【スタッフ】
監督:今泉力哉『愛がなんだ』『ちひろさん』
音楽:細野晴臣『万引き家族』『メゾン・ド・ヒミコ』
脚本:澤井香織『愛がなんだ』『ちひろさん』、今泉力哉
原作:豊田徹也『アンダーカレント』(講談社「アフタヌーンKC」刊)
製作幹事:ジョーカーフィルムズ、朝日新聞社
企画・製作プロダクション:ジョーカーフィルムズ
配給:KADOKAWA
(C)豊田徹也/講談社 (C)2023「アンダーカレント」製作委員会

公式HP:https://undercurrent-movie.com

10 月6 日(金)全国公開