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故・河村Pの遺志を受け継いだチームが映画『ヴィレッジ』に託したものとは?心を打つスペシャル映像&横浜流星らとの貴重なオフショット写真解禁!

主演 横浜流星 × 監督 藤井道人 × プロデュース 河村光庸
『ヴィレッジ』
故・河村Pの遺志を受け継いだチームが『ヴィレッジ』に託したものとは?
心を打つスペシャル映像&横浜流星らとの貴重なオフショット写真解禁!

『新聞記者』で第43回日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞、記録的大ヒットとなった『余命10年』のメガホンを取った藤井道人監督のオリジナル脚本、そして『新聞記者』(19)、『ヤクザと家族 The Family』(21)、『空白』(21)などの話題作を世に贈り出してきたスターサンズの河村光庸プロデューサーの遺作となる映画『ヴィレッジ』が4月21日(金)に公開となる。今回、故・河村プロデューサーの熱き想いが受け継がれていく軌跡を追ったスペシャル映像が解禁された。

2022年6月に惜しくも世を去ったスターサンズ代表の河村光庸。彼は、2008年に映画会社スターサンズを設立して以降、社会性と娯楽性を併せ持った独自の企画力で、世に一石を投じる作品群を送り出してきた。『あゝ、荒野』(17/岸善幸監督)、『宮本から君へ』(19/真利子哲也監督)、『新聞記者』(19/藤井道人監督)、『MOTHER マザー』(20/大森立嗣監督)、『ヤクザと家族 The Family』(21/藤井道人監督)、『パンケーキを毒見する』(21/内山雄人監督)、『空白』(21/田恵輔監督)など、彼がプロデュースを手掛けてきた数々の作品は、常に大きな話題をさらい、『新聞記者』では第43回日本アカデミー賞®️で、作品賞など主要3部門を含む、全6部門制覇、プロデューサーとして新藤兼人賞も受賞。一方スクリーンの外でも『宮本から君へ』では国を相手に表現の自由を求めて訴訟を起こすなど、映画の制作だけでなく、映画業界や映画ファンのために、権力に対して声を出すことを恐れない、日本映画界に変革を巻き起こしてきたプロデューサーだった。映画ファンからも絶大な支持を得る中で、映画会社スターサンズは、しばしば日本の《A24》(エッジの効いたラインナップで知られるアメリカのインディペンデント系プロダクション兼配給会社)とも目されるようになっていく。その勢いは近年ますます強くなっていき、ここ数年、スターサンズ作品が日本の映画賞で話題に上がらない年はない。

今回到着したスペシャル映像では、これまでのスターサンズの歴史を振り返りながら、スタッフ、キャスト、作品へと、その“熱き心”が受け継がれていく様子が映し出されていく。

河村プロデューサーの持つ映画への深く熱い愛情と、現代社会を映し出すメッセージが込められた作品群はひとつひとつ屹立した企画性と特徴がある。そして、そこに見え隠れする「映画こそ自由であるべきだ」というプロデューサーの意志。それが根底にあるからこそ、人々の魂を揺さぶる作品が誕生してきたのがわかる。彼が日本映画にもたらしたものの大きさを感じざるを得ない、心を打つ映像となっている。

その河村プロデューサーが、最期に映画づくりの遺伝子を託した一人が、自らが『新聞記者』(19)の監督に抜擢し日本映画界の寵児となった、藤井道人監督だ。河村プロデューサーがクランクアップを見届けた最後の作品、映画『ヴィレッジ』。その始まりは、河村プロデューサーから藤井監督ヘのヘルプコールだったそう。河村プロデューサーが藤井監督を呼ぶのは企画が行き詰まってピンチに陥ったとき。『新聞記者』(19)も『ヤクザと家族 The Family』(21)のときもそうで、河村プロデューサーにとってはまさに最強の助っ人であり、藤井監督もまた、それをチャンスに変えて自分の力に還元してきた。藤井監督は「河村さんは感覚的なところも多いので、脚本づくりは常に難航するんですけど、そのたびに『頼むよ~俺はもう先が長くないんだから~』という技を使ってきて。その言い方はずるいよと思いながらも、わかりましたと(笑)。今回も河村さんがやりたいことをヒアリングしながら脚本に落とし込んでいきました」と企画のスタート秘話を明かしており、映画『ヴィレッジ』は、文字通り、彼の遺志を継ぎ、その遺伝子を継承してきた藤井監督と、同じく、河村プロデューサーの想いを繋ぎ続けてきたスターサンズの制作チームがタッグを組んで世に贈りだす、この春、見逃せない作品だ。

映画『ヴィレッジ』は、夜霧が幻想的なとある「村」を舞台に、どこにも居場所を見つけられずに生きてきた青年・優が、唯一の希望を見出していく“光”と、同調圧力、格差社会、若者の貧困、社会構造の歪みといった現代日本が抱える“闇”をあぶり出したサスペンス・エンタテインメント。圧倒的映像美と世界観で若者のリアルを描き出しており、主人公の優を演じるのは、人気・実力を兼ね備え、出演作が相次ぐ横浜流星。若手時代から互いに切磋琢磨してきた藤井監督との6度目のタッグとなる本作で満を持して長編の主演を務めた。さらに黒木華、古田新太、中村獅童をはじめとした豪華出演陣との共演で“今までに観たことない横浜流星”として新境地を魅せている。そんな本作の撮影現場には河村プロデューサーも精力的に顔を出しており、藤井監督、主演の横浜流星らと笑顔で写真に収まる貴重なオフショット画像も到着した。

河村プロデューサーは、本作の撮影終了を見届けた後、本編の完成を観ることなく2022年6月11日にこの世を去った。彼の意志と遺伝子を受け継いできた藤井監督、制作チーム、キャスト陣、全ての想いが託された映画『ヴィレッジ』はスクリーンを通し、観る者の心に一体何を語りかけてくるのか。

企画・製作・エグゼクティブプロデューサー:河村光庸(かわむら みつのぶ)
1949年8月12日生まれ、福井県出身。08年にスターサンズを設立。12年、製作・配給をした『かぞくのくに』(ヤン ヨンヒ監督)で同年の映画賞を席巻。17年には『あゝ、荒野』(岸善幸監督)が日本アカデミー賞(最優秀主演男優賞)受賞の他、各賞の話題を集め、その後も『宮本から君へ』(19/真利子哲也監督)、『ヤクザと家族 The Family』(21/藤井道人監督)、『空白』(21/田恵輔監督)などをプロデュース。『新聞記者』(19/藤井道人監督)では日本アカデミー賞で作品賞を筆頭に6部門で受賞し、同作のプロデュースで2019年度藤本賞他各賞を受賞した。本作の撮影終了を見届けた後、2022年6月11日逝去。第46回日本アカデミー賞に於いて、永年にわたり映画界に多大なる貢献と顕著な実績をしるした故人に対し与えられる会長特別賞を受賞。

超限定!カレンダー付きVillageフォトカードの特典付き!
ムビチケカードも発売決定!!

あわせて、2月23日(木/祝)より、超限定!カレンダー付きVillageフォトカードが特典に付いたムビチケカードの発売が決定!本作の撮影をつとめたフォトグラファー出身の川上智之による撮り下ろしキャラクター写真とカレンダーが表裏一体となったフォトカードとなっており、1年通して映画『ヴィレッジ』の世界を楽しめる特典となっている。

ムビチケカード:1,500円(税込み)、発売日:2月23日(木/祝)より発売
*先着・数量限定/一部劇場除く
*発売情報は各劇場HPをご確認ください。

【あらすじ】
美しい自然の裏に潜む現代社会が抱える闇—
ある村を舞台に、一人の男の変化と、社会構造の歪みを浮き彫りにしたヒューマンサスペンス!!
夜霧が幻想的な、とある日本の集落・霞門村(かもんむら)。神秘的な「薪能」の儀式が行われている近くの山には、巨大なゴミの最終処分場がそびえ立つ。幼い頃よりこの村に住んでいる片山優(横浜流星)は、美しい村にとって異彩を放つ、このゴミ処理施設で働いているが、母親が抱えた借金の支払いに追われ、ゴミ処理施設で働く作業員に目をつけられ、希望のない日々を送っていた。そんなある日、幼馴染の美咲が東京から戻ったことをきっかけに物語は大きく動き出す――。

【キャスト】
横浜流星、黒木華、一ノ瀬ワタル、奥平大兼、作間龍斗、淵上泰史、戸田昌宏、矢島健一、杉本哲太、西田尚美、木野花、中村獅童、古田新太

【スタッフ】
監督・脚本:藤井道人
音楽:岩代太郎
企画・製作・エグゼクティブプロデューサー:河村光庸 
制作プロダクション:スターサンズ
制作協力:Lat-Lon
製作幹事:KADOKAWA
配給:KADOKAWA/スターサンズ
製作:「ヴィレッジ」製作委員会
©️2023「ヴィレッジ」製作委員会 

公式サイト;https://village-movie.jp/

4.21(Fri) 全国公開

 

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