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映画『ヴィレッジ』公開初日が4/21に決定!ミステリアスな世界観を切り取った場面写真を一挙解禁!

主演 横浜流星 × 監督 藤井道人 × 制作 スターサンズ
『ヴィレッジ』
公開初日が4/21に決定!
ミステリアスな世界観を切り取った場面写真を一挙解禁!

『新聞記者』で第43回日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞、記録的大ヒットとなった『余命10年』のメガホンを取った藤井道人監督のオリジナル脚本、そして『新聞記者』(19)、『ヤクザと家族 The Family』(21)、『空白』(21)などの話題作を世に贈り出してきたスターサンズの河村光庸プロデューサーの遺作となる映画『ヴィレッジ』の公開初日が4月21日(金)に決定。併せてミステリアスな世界観を切り取った場面写真が一挙解禁された。

主演の横浜流星が演じるのは、とある日本の集落・霞門村(かもんむら)に住む主人公・片山優。村の伝統として受け継がれてきた神秘的な「薪能」を見たことによって、能に魅せられ「能教室」に通うほどになっていたが、しばらくして、村にゴミの最終処理場が設立されることになる。建設を巡って起きたある事件によって、優の人生は大きく狂っていくことに…。助けを求めることができる人は誰一人としておらず、母親はそんな辛い現実に耐えかねて酒とギャンブルに溺れてしまい、優は、村中から蔑まれながらも母親が作った借金を返すためだけに生きる日々。山に囲まれ、幻想的な夜霧が漂う美しい村の中、ひときわ異彩を放つ巨大なゴミの最終処理場で働くも、そこでも、仲間内からはいじめの標的にされ、優は孤独に耐えるしかなかった。

今回解禁となった場面写真では、まるで取り憑かれているかのような虚ろな眼差しで、村に受け継がれてきた薪能の面を見つめ、閉ざされた<ムラ>の中でひとり孤独に耐え、絶望と怒りを目に宿した危うげな優の表情や、光吉に誘われ薪能の祭りへ訪れた際の優と美咲、村長である父・修作の権力を傘に優をコケにする透らの姿が切り取られたほか、ごみ処理施設の敷地で優と共に作業にあたる龍太(奥平大兼)、表情なく金網の向こうに広がる何かを見つめる美咲と、弟・恵一(作間龍斗)の姿も到着。さらに、霞門村に受け継がれる伝統的な薪能の数少ない舞手であり、ある事件をきっかけに村を離れて刑事となった光吉(中村獅童)が美咲に能の稽古をつけるシーンも切り取られた。村長として豪腕を振るう修作が優に語りかける意味深なワンシーンからは、どこか不穏な空気も感じられる。

雄大な自然の中にそびえ立つ巨大なゴミ処理施設、汚いモノを隠さんとするかのように漂う幻想的な美しい霧、<ムラ>という閉ざされた世界で、どこにも居場所を見つけられずに生きてきた青年がようやくひとつの希望を手にしたとき、彼はある決断を迫られる。

藤井作品の魅力の一つ、主人公だけではなく、その周囲の人々のドラマを感じることができるのは本作でも健在。まるで写し鏡のように観る人々がいづれかの登場人物に自分を重ねてみることができるだけではなく、圧倒的な映像美とオリジナル脚本で贈る圧巻の世界観の余韻に浸れること間違いないだろう。

<ムラ>を舞台にそこに生きる若者のリアルを描いた映画『ヴィレッジ』は、4月21日(金)より公開決定。

 

 

【あらすじ】
美しい自然の裏に潜む現代社会が抱える闇—
ある村を舞台に、一人の男の変化と、社会構造の歪みを浮き彫りにしたヒューマンサスペンス!!
夜霧が幻想的な、とある日本の集落・霞門村(かもんむら)。神秘的な「薪能」の儀式が行われている近くの山には、巨大なゴミの最終処分場がそびえ立つ。幼い頃よりこの村に住んでいる片山優(横浜流星)は、美しい村にとって異彩を放つ、このゴミ処理施設で働いているが、母親が抱えた借金の支払いに追われ、ゴミ処理施設で働く作業員に目をつけられ、希望のない日々を送っていた。そんなある日、幼馴染の美咲が東京から戻ったことをきっかけに物語は大きく動き出す――。

【キャスト】
横浜流星、黒木華、一ノ瀬ワタル、奥平大兼、作間龍斗、淵上泰史、戸田昌宏、矢島健一、杉本哲太、西田尚美、木野花、中村獅童、古田新太

【スタッフ】
監督・脚本:藤井道人
音楽:岩代太郎
企画・製作・エグゼクティブプロデューサー:河村光庸 
制作プロダクション:スターサンズ
制作協力:Lat-Lon
製作幹事:KADOKAWA
配給:KADOKAWA/スターサンズ
製作:「ヴィレッジ」製作委員会
©️2023「ヴィレッジ」製作委員会 

公式サイト;https://village-movie.jp/

2023年 全国公開

 

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