【海外ニュース】『トップガン マーヴェリック』のハングマン役俳優、『X-MEN』参加の噂を否定!
公開から3か月経ったのにもかかわらず未だに絶賛上映中の世紀の大傑作『トップガン マーヴェリック』は、日本の興行収入で114億円を超える大ヒットとなっている。これは暫定で歴代28位となる記録で、『マトリックス リローデッド』や『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』を超えたものだ。あと2億円増えれば、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』をも超えることになる。そんな本作の中で憎まれ役ながらもおいしい役どころであるハングマンを演じたグレン・パウエルが、新たな『X-MEN』映画に出演するという噂が流れている。
より詳しく言えば、彼がサイクロップスを演じるという噂である。サイクロップスは目から破壊光線を出せるミュータントで、それを制御するために常にサングラスをかけているキャラクターだ。ヒュー・ジャックマンが演じた主人公のウルヴァリンとは仲間(仲は悪い)であり恋敵の関係でもある。これまでのシリーズでは、『魔法にかけられて』のジェームズ・マースデンと、『レディ・プレイヤー1』のタイ・シェリダンが演じていた。確かにパウエルは『トップガン マーヴェリック』の中で最高のサングラス姿を見せていたが、『X-MEN』映画出演の可能性は彼自身によって否定された。
米Varietyのインタビューでこの件について尋ねられたパウエルは、「コミコンの前、みんなが『おい、お前がサイクロップスなのか』って言っているような感じだった。だけど、違う。誰も電話してきてないよ。こっちはマーベルの連絡先をただのひとつも知らないし、みんなが言ってることについてさっぱり分からないんだ」と答えている。この噂が流れた原因自体も不明だが、新しい『X-MEN』映画に関して現時点ではマーベルから何の情報も出されていない。マーベルはすでに『X-MEN ‘97(原題)』という作品を2023年秋にリリースすると発表しているが、それは映画でなくTVシリーズ、しかも実写ですらなくアニメだ。サイクロップス自体は登場するとは言え、声優を務めるのはパウエルではないだろう。
だが、今後の『X-MEN』シリーズについては興味深い別の情報もある。IGNは、『ザ・ボーイズ』のジャンカルロ・エスポジートが、X-MENのリーダー的存在であるプロフェッサーXを演じたいと発言したと報じている。また、「マーベルと仕事をしたことはまだないが、同じ部屋で彼らと話したことはある」と語ったとも。プロフェッサーXとサイクロップスは仲間でありながら、原作では対立もした間柄だ。そしてエスポジートは、ヒーロードラマである『ザ・ボーイズ』では、サイクロップスのように目から破壊光線を放つホームランダーと対立しているスタン・エドガーを演じている。『X-MEN』映画が新たに作られた場合、パウエルよりもエスポジートの方が出演する確率が高いかもしれない。
ただ、マーベルは秘密主義なので、噂が真実だったとしてもそれを肯定したりはしない。女優タチアナ・マスラニーも、昨年時点で彼女がシー・ハルクであるという噂を否定していたが、ちょうど配信が始まった『シー・ハルク:ザ・アトーニー』を見れば噂が正しかったことが分かる(確かに、劇中でマスラニー演じるジェニファー・ウォルターズはシー・ハルクと呼ばれるのを嫌っているが)。パウエルの件についても同様の結果となる可能性はあるものの、どちらにしても答えが判明するのは数年後だろう。だが数年など、『シー・ハルク』や今後に控える作品を追いかけていればあっという間に感じられるはずだ。
ソース
https://variety.com/2022/film/features/top-gun-maverick-box-office-oscars-sequel-1235347975/
https://www.ign.com/articles/giancarlo-esposito-has-talked-with-marvel-wants-to-play-professor-x
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