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『ジョーカー フォリ・ア・ドゥ』公開記念!呼べるだけ呼んでみました!古今東西のジョーカー特集!

いつの間にやら涼しくなり始めた今日この頃、外は一気に秋めいてきました。さて「秋といえば〇〇の秋!」という〇〇が皆さんそれぞれあるかと思うのですが、今年は胸を張って「映画の秋だ~!」と言いたい!紅の時のToshiみたく言いたい!!筆者含め、映画ファンの間で9月~11月は超ワクワク期間だと思っています(東京国際映画祭もありますし..!)。

..という熱狂の中で今週末に公開を迎えるのが『ジョーカー フォリ・ア・ドゥ』。世界興行収入1,500億円を記録、ヴェネツィア国際映画祭<金獅子賞>、アカデミー賞主演男優賞受賞(ホアキン・フェニックス)といかつい武器を次々装着して、日本に降り立った前作『ジョーカー』の続編がいよいよやってきます。また、えらいことになりそうな予感!“1人ではなくなった”ジョーカーが今回は何を企んでいるのか..あの笑顔に隠された思惑は一向に読めません..。

「もっとジョーカーを知っておかなきゃならない!!」

という訳で今回は、ジャンルの垣根を跳び越えて、これまで世に解き放たれたジョーカーさんに可能な限りお声がけ!同じようで同じじゃない?!それぞれの経歴を見ていきつつ、ジョーカー知識を少しでも蓄えていけたらと思います。それでは、いきましょう!最初のジョーカーさん、いらっしゃ~い!

文:抹茶猫(今年こそホラーを克服したい)

映像編(実写映画)

ジャック・ニコルソン版/『バットマン』(1989)

狂気  :★★★★
悲哀  :★★★
楽しそう:★★★★★★

『シャイニング』での“ニタニタ顔面ドア挟み”を観たときから、そのおっかなさは重々承知していましたが、やはりこのジャック・ニコルソンという男、狂ったキャラクターを演じさせたら間違いありません。何より演じている本人がとっても楽しそう!ティム・バートン監督というのもあってか、目でも耳でも楽しめる本作の中で踊り暴れるジョーカーさんには、まさしく道化=ピエロという言葉がピッタリです。

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ヒース・レジャー版/『ダークナイト』(2008)

狂気   :計り知れず
悲哀   :★
人心掌握 :★★★★★★

その思考は全くもって計り知ることが出来ません。本作のジョーカーさん、もちろん狂っていますが“得体の知れなさ”からくる恐怖と残虐非道な所業で、いとも容易くゴッサムシティに混沌を巻き起こしていきます。文字通り、命をかけて役にのめり込んだヒース・レジャーの一挙手一投足からにじみ出る狂気..コミカルな面は一切排除された“本物の悪人”がそこにはいます。

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ジャレッド・レト版/『スーサイド・スクワッド』(2016)

狂気  :★★★★
悲哀  :★★
セクシー:★★★★★★

またこちらのジョーカーさんもガラッとイメージチェンジ!短髪オールバックの髪型に、ギラギラ銀歯、そして極めつけの全身タトゥー。かなり現代的な雰囲気をまとっています。劇中では物騒な武器類が敷き詰められた部屋の真ん中でひとり寝転んでニタニタする姿やハーレイ・クインとのラブロマンスなど、一度観たら忘れられない場面ばかり!

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???/『THE BATMAN』(2022)

狂気 :不明
悲哀 :不明
怪しさ:★★★★★★★

終盤、アーカムに収容されたリドラーに突然話しかけてくる囚人がいました。「お前が賞賛されるはずだったのにな」「有頂天のはずが、気がつけばとんだピエロだって..」「カムバックする方が絶対ウケる」と..。不適に笑うこの男、そして“ピエロ”という言葉。どうにもジョの字がよぎってしまうのですが、彼の正体とは一体..。ちなみに、本編で削除されたシーンではしっかりとご尊顔を観るこができます。

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ホアキン・フェニックス版/『JOKER』(2019)

狂気   :★★★★★★★
悲哀   :★★★★★★★
カリスマ性:★★★★★★★★★

筆者個人としては、ホアキン版ジョーカーさんに最も心を掴まれてしまいました。あまりにも心苦しすぎるオリジンと「ジョーカー」として自由奔放に振る舞いだしてからの開放感。堰を切ったように狂気がほとばしる描写がたまらない!タバコを吹かす姿がカッコよすぎるの!悪=ジョーカー誕生までを丁寧に丁寧に見せてくれるので、ジョーカーさん初めましてという方にオススメです!

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映像編(ドラマ)

シーザー・ロメロ版/「怪鳥人間バットマン」(1966~1968)

狂気  :★★
悲哀  :★
ニコニコ:★★★★★★★★

コミックスを飛び出し、ついに現実世界へ!記念すべき初代実写版はシーザー・ロメロが演じています。ですがコミックスでの姿からガラッとイメージチェンジして、本シリーズではテンションの高いコミカルなキャラクターとして大暴れ。いつもニコニコ笑ってるイタズラ好きで白塗りのおっちゃんって感じです(笑)親戚に1人はいるタイプ。

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キャメロン・モナハン版/「GOTHAM」(2014~2019)

狂気      :★★★
悲哀      :★★★
ファーストルック:★★★★★★

ドラマシリーズ「GOTHAM」に登場。劇中では「ジョーカー」と明言されてはいないものの、彼が辿る運命は限りなく狂気と悲哀に満ちています。2019年、シリーズのファイナルシーズン放送に合わせて公開されたファーストルックがあまりにも怖すぎる!!

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コミックス編

狂気 :★★★★★★★★★★
悲哀 :★★★
白塗り:★★★★★

コミックスに登場した元祖・ジョーカーさん。1940年発刊の「Batman #1」で初登場されました。お馴染みの白塗りに緑色の髪、そしてニタァと浮かべる笑み..のちにバットマンの宿敵とまで言われることとなる極悪ヴィランの誕生です。コミックス版では、やることなすことかなり狂っていられるようで、小型飛行機から毒付きのガラス片をまき散らしたり、一度剥いだ自身の顔の皮を再び顔に張り付けたりと、もう手に負えないのが丸わかり。リアルタイムで読んでいた方々は、さぞ震え上がったのではないでしょうか?

 

映像編(アニメ)

マーク・ハミル版/「バットマン」(1992~1999)、『バットマン:キリング・ジョーク』(2016)など

狂気  :★★★★★
悲哀  :★★
プライド:★★★★★★★

言わずと知れた『スター・ウォーズ』シリーズのルーク・スカイウォーカー役であるマーク・ハミルが命を吹き込んだジョーカーさんです。シーザー・ロメロ版のようなイタズラ好きの面がありながら、しっかり残虐非道な行いも忘れていません。かなりプライドが高そうな一面も見え隠れ!

 

ケビン・マイケル・リチャードソン版/「ザ・バットマン」(2004年~2008年)

狂気  :★★★★
悲哀  :★★
バケモノ:★★★★★★★★

人間を変異させる特殊薬品たっぷりのタンクに落ちてしまったことで「ミュータント」になったジョーカーさん。真っ赤な目と触ったら痛そうなカチカチ髪の毛がトレードマーク!他のジョーカーさんたちとは一線を画した姿で暴れ回ります。

 

ジェフ・ベネット版/「バットマン:ブレイブ&ボールド」(2008~2011)

狂気:★★★★
悲哀:★
機動力:★★★★★★★

本作のジョーカーさんは、とにかく動き回っている印象。バットモービルならぬ「ジョーカーモービル」を乗り回してカーアクションを見せてくれます。これがまたカラクリ満載で、見ているこちらとしては楽しいのなんの!チキチキマシン猛レース好きとしては、たまりません。

 

ザック・ガリフィアナキス版/『レゴバットマン ザ・ムービー』(2017年)

狂気  :★★
悲哀  :★★
キュート:★★★★★★★

レゴブロックで組み立てられたバットマンの世界とあって、何もかもが可愛げマシマシで描かれています。ジョーカーさんが瞳をうるうるさせて泣き出しそうな顔を見せてくれるのはきっと本作だけ!不覚にも愛着が湧いちゃいそう..。

 

アラン・テュディック版/「Harley Quinn」(2019)

狂気  :★★★★
悲哀  :★
スタイル:★★★★★★

こちらもお馴染みのハーレイ・クインが主役のアニメシリーズに登場したジョーカーさん。不適な笑みで人々を混乱に陥れていきますが、筆者はそのスタイルの良さにどうしても目がいってしまいました。スラーーーッ。

 

安田 顕 版/『DCスーパーヒーローズvs鷹の爪団』(2017)

狂気  :★
悲哀  :★
ユーモア:★★★★★★★

実は、あの安田顕さんまでジョーカーさんに扮していたことがあるんです。映画を撮るぞー!と言ってゴッサムシティから堂々来日。本人は悪いことしようと考えているのでしょうが、鷹の爪団と出会ってしまったら最後..そりゃ面白く映っちゃいます(笑)

 

高木 渉 版/『ニンジャバットマン』(2018)

狂気 :★★★★★
悲哀 :★★
カオス:★★★★★★★★

ゴッサムシティから戦国時代にタイムスリップ!ただでさえ騒乱の絶えない時代に拍車をかけるようなトンデモ設定で描かれる本作。その中で「第六天魔王」として名を馳せているのが、他でもないジョーカーさんです。残虐性はそのままに、どこかスタイリッシュなバトルスタイルが魅力的!

 

梅原 裕一郎 版/「異世界スーサイド・スクワッド」(2024)

狂気  :★★★★
悲哀  :★★
若々しさ:★★★★★

今度はゴッサムシティ→異世界へ!お馴染み「スーサイド・スクワッド」の面々が大暴れしています。本作でのジョーカーさんですが、とっても若々しい!あとでご紹介するジャレッド・レト版に最も近いと言えそうです。

 

 

いかがだったでしょうか?

ちなみに、まだまだいらっしゃいます!
こんなジョーカーあんなジョーカー!

映像(アニメ)
・ジョン・ディマジオ版/「バットマン:アンダー・ザ・レッドフード」(2010)
・マイケル・エマーソン版/「バットマン:ダークナイト・リターンズ」(2012)
・トロイ・ベイカー版/「バットマン:アサルト・オン・アーカム」(2014)

ゲーム
・リチャード・エプカー版/「モータルコンバット.vs DC Universe」(2008)、「インジャスティス:神々の激突」(2013) などなど

 

スケジュールの都合上、何名かは演じられた方のお名前だけの紹介になってしまいましたが、今回はこれだけ多くのジョーカーさんにお越しいただきました。基本危なっかしい方々ですが、こうして見ていくと本当に個性豊かですね。ここまで読んでいただいた皆様には「このジョーカーさん、なんか気になる!」という気持ちにちょっぴりでもなってもらえていましたら幸いです!

さぁ、最後にご紹介したホアキン・フェニックス扮する最新版のジョーカーさんは、ついにスクリーンへとカムバック。レディー・ガガ演じる謎の女性・リーと出会い、何が起きるのか?2人が何を起こすのか?!心して見届けに行きましょう!

 

『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』
2024年10月11日(金)全国劇場公開

ジョーカーになった男のその後―ラストに備えよ。 理不尽な世の中の代弁者として、時代の寵児となったジョーカー(ホアキン・フェニックス)。彼の前に突然現れた謎の女リー(レディー・ガガ)とともに、狂乱が世界へ伝播していく。孤独で心優しかった男の暴走の行方とは?誰もが一夜にして祭り上げられるこの世界――彼は悪のカリスマなのか、ただの人間なのか?衝撃のラストに備えよ。

監督・脚本・製作:トッド・フィリップス
出演:ホアキン・フェニックス、レディー・ガガ、ブレンダン・グリーソン、キャサリン・キーナー、ザジー・ビーツ

© & TM DC © 2024 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. IMAX® is a registered trademark of IMAX Corporation. Dolby Cinema is a registered trademark of Dolby Laboratories.

 

 

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