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寄ってらっしゃい見てらっしゃい!夏の終わりをドカンと彩る!「花火を楽しめる映画特集」

猫まみれ、給料日、有村架純の新作、三連休、抹茶味、後半ロスタイム逆転ゴール…どこかから聞こえてきたら(筆者にとって)わくわくしちゃう言葉を並べてみました。なんやかんやで気持ちが上向かないときは、時たま頭の中で猫に号令かけて「猫まみれ」を完成させます。これまで何度ニャーゴロパワーに助けてもらったか分かりません(笑)

さて、そんな「聞こえてきたらわくわくしちゃうもの」ですが、今の時期といえば花火がぴったりではないでしょうか?全国各地でドカンドカンと打ち上がる夏の風物詩..見に行ったよ!という方にも今年は見れなかった..という方にも観ていただきたい「花火を楽しめる作品」を今回はご紹介します!

文:抹茶猫(今年こそホラーを克服したい)

 

★文中の時間表示は各作品本編における花火シーンを示しています

 

ビルボの誕生日をお祝いするドラゴン花火!
『ロード・オブ・ザ・リング』(2001)

つい先日、「一気見していただきたい配信ドラマ特集」でも関連シリーズをご紹介しましたが、本作が全てのはじまりとなった記念すべき第一作目です。ホビットやら人間やら、エルフやらドワーフやら..種族の垣根を越えて結成された「チーム・指輪をぶっ壊す!」の大冒険。元々悪いヤツの持ち物で、恐ろしく強大な力を秘めた指輪を前に様々な思惑が入り乱れる中、ただでさえ困難を極める冒険は歩を進めるたびに危うくなっていきます。果たして一行は、指輪をぶっ壊して世界に平穏を取り戻すことができるのか?!筆者としては、オークをはじめとした悪者サイドのキャラクター造形が最高に不気味で気持ち悪いのを猛プッシュしたいところでもあります。

そんな本作の花火シーンは、序盤に登場(15’41~)。ホビット族のビルボ・バギンズおじさん111歳の誕生日パーティーにて、色とりどりの花火が打ち上げられます。それらが、ちょうちょやドラゴンに姿を変えて夜空を彩るなんてのは、現実でなかなかお目にかかれない光景でしょう。まるで、のちに控える大冒険の前途も祝しているかのような花火とあわせて、とびきりのファンタジーをお楽しみください。

監督:ピーター・ジャクソン
原作:J・R・R・トールキン 「指輪物語(原題:The Load of the Rings)」
キャスト:イライジャ・ウッド、イアン・マッケラン、リヴ・タイラー、ヴィゴ・モーテンセン、ケイト・ブランシェット ほか

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トニーの心を解き放つ鋼鉄の花火!
『アイアンマン3』(2013)

宇宙人を相手にヒーローたちが激闘を繰り広げた“ニューヨーク決戦”(『アベンジャーズ』での戦い)。辛くもヒーローたちは勝利、中でも殊勲の活躍を見せたアイアンマンことトニー・スタークの名は世界に知れ渡りました。ですが当の本人はというと、あまりにも現実離した戦いの反動か、以降漠然とした不安や恐怖にたびたび襲われるように。満足に寝られない日々が続く中、新たなヴィランが暗躍をはじめる..というのが本作のあらすじです。

スーツの開発~装着~戦闘まで全てこなすバイタリティと「私がアイアンマンだ」と自ら世間に言い放つ掟破りな性格の男が、ここまで弱々しく描かれると流石にショック..と初見時に衝撃を受けたのを覚えています。気を紛らわすようにスーツ制作に没頭する姿が悲しく映るトニー..。ですが、「大切な人」を救うためヒーローとしての姿を次第に取り戻していく展開がとってもアツい物語なんです。

そのクライマックスを飾るのが花火(1’55’29~)!厳密に言うとこれは花火と言い切れないのかもしれませんが(笑)、不安や恐怖からトニーを解き放つようにも見える感動的な演出となっています。

監督:シェーン・ブラック
キャスト:ロバート・ダウニー・Jr、グウィネス・パルトロウ、ドン・チードル、ガイ・ピアース、ジョン・ファヴロー ほか

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立てよ国民!革命の花火を打ち上げろ!
『V フォー・ヴェンデッタ』(2005)

『レオン』『ブラックスワン』『マイティ・ソー』シリーズなどなど、ナタリー・ポートマンの可愛らしさと美しさにはこれまで何度も魅了されてきましたが、思わず「えっっっ?!」と嘘みたいに口押さえてびっくりしてしまったのは本作が初めてです。

舞台は独裁国家と化したイギリス。あらゆる自由が弾圧される世界で暮らすイヴィー(ナタリー・ポートマン)は、ある夜秘密警察によって身柄を拘束されようとしたところを、仮面をつけた謎の男に救出されます。自身を“V”と名乗るその男に連れられるがまま、とある建物の屋上にやってきたイヴィー。すると、突然音楽が流れ出し目の前の裁判所が大爆発!と同時にそこから花火が吹き出し、夜空を彩ります(10’55~)。それを見て高らかに笑うV..という訳分からんスタートダッシュに、早速ワクワクせずにはいられません(笑)

ですが、ベースには敷かれているのは差別や迫害、独裁にテロといったなかなかにシリアスなテーマなので次第にお話もずんずんと重めに..。Vの目的を知ったイヴィーはどんな運命を辿るのか?そして、ラストに待ち受ける花火(2’03’11~)は今回ご紹介する中でも随一のインパクト!あわせて、しかとその目に焼き付けてください!

監督:ジェームズ・マクディーク
キャスト:ナタリー・ポートマン、ヒューゴ・ウィービング、スティーブン・レイ ほか

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ゾンビを釘付けにする必殺の花火!
『ランド・オブ・ザ・デッド』(2005)

映画に限らず、ゾンビが出てくるコンテンツってだいたい「おっかない系」or「こちらから来い来いと言わんばかりにキルしていく系」の2パターンな気がするんですが、皆さんどうですかね?前者は映画やドラマ、後者はゲーセンに多いイメージです。どちらにしても大人数で見るほど/やるほど楽しいものだと思いますが、では本作はどちらなのかというと、「親近感が湧いちゃう系」。第3のパターンがきました。

ゾンビが蔓延る世界で、権力に物言わせて裕福な暮らしを送るカウフマン(演デニス・ホッパー!)に雇われ、物資を届ける仕事を請け負った男たちの友情や反逆を描く物語。内輪もめやら切ない展開もあるやらでドラマとしても見どころはありますが、何と言ってもゾンビの特性が目を引きます。ヤツら、花火に釘付けになるんです(8’06~)。一緒じゃん!人間と!なんて思っていたら、討伐隊がやってきてあっけなく仕留められてしまうんですが、これが何とも悲しい..。序盤からがっつり、ゾンビ側に感情移入してしまうんです。仲間を倒されて悲壮感たっぷりに叫ぶ姿、次第に知性を身につけて団結していく姿、そのどれもが愛おしく見えてくる不思議な本作は、ゾンビが苦手な方にもオススメです!

監督:ジョージ・A・ロメロ
キャスト:サイモン・ベイカー、ジョン・レグイザモ、デニス・ホッパー ほか

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いかがだったでしょうか?

余談ですが、先日隅田川花火大会で遭遇した大行列があまりにも衝撃的で、花火が人を惹きつけるパワーに改めて感心してしまいました(笑)何か潜在的なものなんでしょうかね、これ。デカい音とまばゆい光は強し..。

 

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