MOVIE MARBIE

業界初、映画バイラルメディア登場!MOVIE MARBIE(ムービーマービー)は世界中の映画のネタが満載なメディアです。映画のネタをみんなでシェアして一日をハッピーにしちゃおう。

検索

閉じる

暑い!熱い!アツい!まだまだ暑すぎる残暑にこそ見たい!”あつい映画”4選!

暑い!とにかく暑い!9月に入りましたが、残暑が厳しい夏。ハンディ扇風機を肌身離さず持ち歩いている筆者です。最近、色々な場面で「あつい」と思うことがあります。例えば、街を歩いていて発見したラーメン屋の行列に「外は暑いし、ラーメンも熱いのによく並べるな…」と驚いたり、映画を見ていたらサプライズで好きな俳優さんが登場して「胸アツすぎる!」と興奮したり・・・。外も暑い!ラーメンも熱い!映画もアツい!とにかく色々”あつい”です。そこで、今回はまだまだ暑いこの季節にピッタリな、心も体もアツくなる映画4選をご紹介します!

文:Nami(求めるもの:推しの最新作情報)

 

 

〈沸騰するほど熱い母の家族愛〉
①『湯を沸かすほど熱い愛』(2016)

中野量太監督の商業映画デビュー作となる本作。余命宣告をされた主人公が、残された時間を使ってバラバラになった家族を優しさと愛で再生させていく姿を描いています。闘病を描いた作品ってお涙頂戴系でしょ?と、どこか敬遠してきた筆者。しかし、本作は闘病を描くよりかは家族の在り方について考えさせられる作品だったように思います。見どころはなんと言っても、宮沢りえさん演じる肝っ玉の母です。余命2ヶ月の宣告を受けた彼女が、最後にやりたいことは家族に目一杯の愛情を注ぐこと。弱い部分は一切見せずに持ち前の明るさと芯の強さで家族はもちろん、観客である我々をも包み込んでいき彼女の虜になっていきます。普段生活をしていると母親の存在を当たり前のように感じてしまうけれど、美味しいご飯を作ってくれたり、「おかえり」と出迎えてくれたり、笑顔でいてくれたり、本気で自分と向き合ってくれたり、そういう存在って母親だけだと思うんですよね。そんな当たり前の幸せに改めて気づかされ、「ありがとう」と伝えたくなる作品です。

監督:中野量太
キャスト:宮沢りえ、杉咲花、伊東蒼、松坂桃李、オダギリジョー

Netflixで視聴する→こちら
Apple TV+で視聴する→こちら
U-NEXTで視聴する→こちら

 

〈仲間たちのアツい友情に心揺さぶられる〉
②『小さな恋のうた』(2019)

「ほら あなたにとって大事な人ほど すぐそばにいるの。ただ あなたにだけ届いて欲しい 響け恋のうた」
真っ直ぐで飾らない歌詞が心に染み渡る楽曲”小さな恋のうた”。沖縄が誇る超有名バンド「MONGOL800」が歌うこの曲をモチーフに制作された本作は、日本とアメリカというフェンスで隔てられた二つの国が存在する沖縄を舞台に、高校生たちがバンドを通じて家族や仲間、そして米軍基地に住む1人の少女へ向けて”想い”を届ける姿を描いています。本作をただのキラキラ青春映画だと思って見たら大間違い!米軍基地問題、そこで暮らす人たちの心情、学生の純粋な気持ちなど様々な人たちの想いが交錯し、時に苦しみ葛藤しながらも音楽で壁を超えようとします。その”想い”と”音楽の力”に、気づけば目頭が熱くなり涙が溢れ出していました。そして、なんと言ってもやはりMONGOL800の楽曲が最高です。見終えた後、無意識にイヤホンを付けてMONGOL800を再生した人は何人いるのでしょうか。少なくともここに一人はいます。

監督:橋本光一郎
キャスト:佐野勇斗、森永悠希

Netflixで視聴する→こちら
Apple TV+で視聴する→こちら
U-NEXTで視聴する→こちら

 

〈どん底から這い上がる人生ってアツい!〉
③『百円の恋』(2014)

人生が変わる瞬間ってワクワクしますよね。主人公の一子は、実家に引きこもり自堕落な生活を送る32歳。家族との大喧嘩を機に実家を出た一子はアルバイトを始めるのですが、意外にも真面目なんです。もしかすると、日常が変わるきっかけをずっと探していたのかもしれません。父と酒を交わす場面で、「お前、ちょっと変わったな」と父に言われた時の、少し恥ずかしそうにもやし炒めを食べる姿はなんとも可愛らしいです。そんな一子が魅了されたのが、ボクシングです。これまでのだらしない自分を奮い立たせるかのように、ボクシングにのめり込んでいき生きる希望を見出していきます。運動神経がほとんどない一子が、見違えるように身体がキレ出す瞬間に驚かされます。一子を演じた安藤サクラさんは10日ほどの短い撮影期間の中で、だらしない体型と絞れた身体を肉体改造で表現したそうです。凄すぎますよね。本作で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞した安藤サクラさんの役者魂にも震える作品です。

監督:武正晴
キャスト:安藤サクラ、新井浩文

huluで視聴する→こちら
Apple TV+で視聴する→こちら
U-NEXTで視聴する→こちら

 

〈見てるだけで暑苦しい男たちの闘い!〉
④『帝一の國』(2017)

「俺は、生徒会長になりたいんだぁぁぁぁああ!!」と駆け出す青年・赤羽帝一。彼の夢はただ一つ、内閣総理大臣になり自分の国を作ること。その夢を叶える一番の道とされる生徒会会長の座を狙うべく、彼はありとあらゆる手段を使って高校内の派閥争いを戦い抜いていきます。勝つことしか頭にない帝一は、裏ルートを使って入試テストを入手したり盗聴器を使って相手の情報を得たり・・・かと思えば帝一と同様に生徒会会長の座を狙うライバルの策略にハマり窮地に陥ったり、とにかくライバルを蹴落とすために魂を削りまくります。そんな彼らのぶっ飛んだ情熱に笑いが止まりませんでした!そして、注目すべきは今じゃ絶対に揃わないであろうキャストの豪華さ!菅田将暉さんや竹内涼真さん、永野芽郁さん、間宮祥太朗さんといった今や全員主役級の若手俳優さんたちです。これほど豪華なキャストが揃った作品もなかなかありませんよね。出演陣のガチなコメディ芝居も本作の見どころの一つです!

監督:永井聡
キャスト:菅田将暉、野村周平

Amazonプライムで視聴する→こちら
Apple TV+で視聴する→こちら
U-NEXTで視聴する→こちら

 

いかがでしたでしょうか?家族愛、友情、再生、闘いと様々な角度からあつい作品を紹介させていただきました。どの作品にも共通していることは、前を向いて生きていることです!人生には色んなことがあるけれど、前を向けば今まで見えてこなかった景色や人との出会いがあることに気づかせてくれるはずです。

 

★関連記事
語り継がれる名シーン!映画ファンの記憶に刻まれた「#このシーンだけオールタイムベスト映画」特集
魔夏のホラー特集!ホラーマニアが「ガチで怖い!」と思った映画特集
夏の定番映画をアップデート! 夏が来るたびに観たくなる作品4選
冒頭から傑作の予感しかない!「#オープニングで気分が爆上がりした映画」特集