気持ちアゲタイ時におススメ!モチベーションアップに繋がる「名スピーチ映画」4選
言葉の力は偉大です。たった一言で人を悲しい気分にさせることもできるし、もちろんその逆も可能です。映画では、劇中のセリフがその作品の代名詞になることもあります。本日は、その作品らしいスピーチでモチベーションをガツンと高めてくれる映画4作品を紹介します。
①『英国王のスピーチ』(2010)
監督:トム・フーパー
出演:コリン・ファース、ジェフリー・ラッシュ、ヘレナ・ボナム=カーター
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〈我々は敵国が掲げる主義に対して、戦いを挑みます〉
「スピーチ」と言えば最初に思い浮かぶ映画はやはりこれでしょう! イギリスのアルバート王子は、国民に対して演説しなければならない立場にもかかわらず、幼少期のトラウマが原因の吃音に悩まされており、うまく国民を鼓舞できずにいました。そこで治療を任されたのが言語聴覚士のライオネル・ローグ。平民でありながら対等に接してこようとするその態度に王子は戸惑いますが、だんだん打ち解け良き友人になっていきます。そして時は流れ、第二次世界大戦前夜。ジョージ6世として即位した王子は、天才的なスピーチ力を間違ったことに使っているヒトラーに、自分の言葉をもって対抗します。トラウマを克服した者だからこその説得力ある言葉に、イギリス国民は一丸となりました。苦難に満ちながらも正しい道を進むというその覚悟には、困難に立ち向かう勇気を得られます。
②『インデペンデンス・デイ』(1996)
監督:ローランド・エメリッヒ
出演:ウィル・スミス、ビル・プルマン、ジェフ・ゴールドブラム
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〈今日、我々は人類の独立記念日を祝おう!〉
このスピーチを行ったホイットモア大統領はもちろん架空の人物ですが、実在の大統領の中でここまでの名言を残した者はどれだけいるでしょう。突然飛来した宇宙船の攻撃を受け、壊滅的な被害を受けたアメリカ。あまりに圧倒的な戦力に、打ち勝つのは絶望的と思われましたが、このスピーチに皆が震えました。1776年の7月4日、全ての人間は平等であって、生存、自由、幸福を追求する権利を有すると定めたアメリカ独立宣言がなされました。そして本作では、人類は宇宙規模で考えてもそれらの権利を有すると高らかに宣言しています。この理想的なUSA精神を語ったホイットモア大統領は元戦闘機パイロットで、自ら戦闘に参加するのもポイント高し。こんなリーダーがいたら、どこまでも付いていっちゃいます!
③『ブラックパンサー』(2018)
監督:ライアン・クーグラー
出演:チャドウィック・ボーズマン、マイケル・B・ジョーダン、ルピタ・ニョンゴ
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〈我々を分かつものよりも、繋ぐものの方が多いのです〉
ヒーローアクション映画は何も考えずに楽しめるものと思われているかもしれませんが、本作は非常に楽しみながら考えさせられる内容になっています。ブラックパンサーこと、アフリカのワカンダ王国の国王となったティ・チャラは、強大なヴィラン、キルモンガーとの対決を迫られます。ワカンダは、本当は非常に未来的なテクノロジーを持つ国ですが、他国からの干渉を避けるため目立たないようにしてきました。そこで、キルモンガーの父親は、世界中で貧困にあえぐ黒人を助けるべきと意見しましたが、その結果ワカンダ側に殺されてしまったのです。キルモンガーを倒しながらもその思いを汲み取ったティ・チャラは、ワカンダの“鎖国”を解くことを決めます。本作には「賢者は橋をかけ、愚者は壁を作る」という名言も登場します。実在するどこかの国を思い出す内容ですが、人類みな兄弟。新たな友だちを作る際にも、背中を押してくれるスピーチです。
④『マトリックス レボリューションズ』(2003)
監督:ラリー・ウォシャウスキー、アンディ・ウォシャウスキー
出演:キアヌ・リーブス、ローレンス・フィッシュバーン、キャリー=アン・モス
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〈「ゲートを開けろ。錘(おもり)を切れ。お前ならできる」〉
昨年末に新たにシリーズの続編が公開されましたが、1作目から続く人間と機械の戦いに一旦決着をつけたのが本作でした。生き残った人類が隠れ住んでいる都市ザイオンに攻めてきた機械たち。この言葉を発したのは、この戦いで命を落としたミフネ船長です。あまりに多すぎる機械の大群に立ち向かい、瀕死状態の船長は、若くして戦いに志願した少年キッドに語りかけます。訓練プログラムを終えていないからと尻込みするキッドに、自分もそうだと微笑む船長。これまでは非常に厳しい人物のように思われてきましたが、その告白を聞いてキッドは自分を奮い立たせます。無数の機械が飛び交う中でのキッドの決死の行動は、人間側の勝利に繋がりました。人は亡くなっても、言葉は死なず。(315字)
いかがだったでしょうか。
どれも困難を乗り越える力をくれる言葉でした。困った時に思い出せば、きっとあなたを成功に導いてくれるでしょう。
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