『ゴジラ -0.0』からカンヌ最高賞『Fjord』、ヨン・サンホ最新作まで!第39回東京国際映画祭の注目作&満喫のツボを総力ナビゲート
いよいよ10月26日月曜日開幕する第39回東京国際映画祭。世界数千ある映画祭の中でも、カンヌを初めてとして世界三大映画祭に並び、国際映画製作者連盟から、Aランクの映画祭に認定されている、文字通り「日本が世界に誇る映画祭」です。今年も多くの注目作が上映されるが、その中でも「特に注目の作品たち」をピックアップしつつ、映画祭を存分に満喫するためのポイントについても、独断と偏見を交えながらお届けします!なお注目作を取り上げるにあたって、既にチケットが完売している作品がほとんだと思いますが・・・チケット争奪戦を制した皆さまおめでとうございます!そして残念ながらチケットを取れなかった皆さん、日本公開までお待ちください・・・!
★注目作は何と言っても『ゴジラ -0.0』
今年の映画祭の顔となる作品は何と言っても『ゴジラ -0.0』でしょう。日本映画として初めて米アカデミー賞で視覚効果賞を制した前作『-1.0』の続編となります。倒したはずのゴジラがいかにして蘇ったのか、ゴジラの東京襲撃を生き延びた典子(浜辺美波)の身には何が起きているのか、そしてゴジラとは違う別の怪獣の鳴き声・・・また、新たに長澤まさみの出演も発表されています。2004年の『ゴジラ FINAL WARS』以来、実に22年ぶりのゴジラ作品出演です。
映画の公開は2026年11月3日で、映画祭期間の最終盤に一般公開を迎える本作ですが、その2日前の11月1日に映画祭のセンターピース上映があります。映画祭で観た人は、くれぐれもSNS等でネタバレをしないように!
★カンヌ国際映画祭最高賞の映画が上映!
個人的に特に注目しているのがガラ・セレクションで上映される『Fjord』です。今年のカンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞した作品で、監督はルーマニアの巨匠クリスティアン・ムンギウです。セバスティアン・スタン、レナーテ・レインスヴェが主演を務める同作は、ルーマニアからノルウェーに移住した先で、娘への虐待を疑われて、子供と引き離されてしまう夫婦を描いた作品。国際的な評価もかなり高く、既に今年度のアカデミー賞でも有力作品であるとの声が多く出ています。
カンヌ国際映画祭受賞作ではワールド・フォーカス部門で上映される『La Bola Negra』(英題『The Black Ball』)も注目の作品です。スペインの巨匠ペトロ・アルモドバルが製作総指揮を務めた同作は、スペインを代表する詩人・劇作家のフェデリコ・ガルシア・ロルカが遺した最後の未完の戯曲から着想を得た、3つの時代の愛と喪失の物語です。ペトロ・アルモドバルの映画でお馴染みのペネロペ・クルスも出演しています。
★『新感染』の監督が贈る新作ゾンビ映画!
もう一本、注目の作品にあげたいのは『コロニー/群体』です。韓国映画の歴史に残る話題作『新感染 ファイナル・エクスプレス』のヨン・サンホ監督の新作です。ソウル都心の超高層ビルで発生した未知のバイオテロによって“未知の感染者”が大量発生。最初は地べたを這うだけだったが、集団知性を持ち、少しずつ進化していく・・・という作品。もうあらすじだけでなんかすごそうですよね!『猟奇的な彼女』で一世を風靡したチョン・ジヒョンが主演です。
★映画祭ならではの楽しみ「屋外上映」
東京国際映画祭ではコンペ部門などでは映画製作者によるQ&Aが行われたり、特集上映ではトークショーがあったり、その他シンポジウムも多く開催されるなど、映画鑑賞以外にも様々な楽しみ方があります。ただ、私が個人的に一番お勧めしたいのは「屋外上映」です。日比谷ミッドタウンの正面広場、ゴジラスクエアの向かいで映画祭期間中は、ここで屋外上映のプログラムが組まれています。今年は『プロジェクト・ヘイル・メアリー』、『ウィキッド』2部作のほか、クロージング作品『コロニー/群体』のヨン・サンホ監督の代表作『新感染 ファイナル・エクスプレス』や、トム・クルーズの『デイズ・オブ・サンダー』、『ロッキー』、『スター・トレック イントゥ・ダークネス』、『時をかける少女』(実写とアニメの両方!)、『パトレイバー』や『永遠の0』など、多くの作品が上映される予定です。
「肌寒い」まではいかず、ちょうどいい気温で快適な10月下旬から11月上旬。そんな気持ち良い秋空の下で、美味しい食べ物や飲み物を楽しみながら映画を観る。最高だと思いませんか?もちろん席に座って楽しむのが理想ですが、実は少し後ろの階段になっているところから座って観るのも、中々楽しいです。私は普段、日比谷で映画を観ることはそれなりにありますが、映画祭期間中の屋外上映の場所を見ると「今年も映画祭に来たな」と感じますね。
いかがだったでしょうか?
東京国際映画祭は来週月曜日より開幕します。この映画祭期間は、会場だけでなく日比谷の街には映画祭関係で来たと思われる外国の方を見かける機会も増え、それがより「映画祭の季節」を感じさせます。何よりも、今回あげた注目作以外にも、普段は中々日本では公開されないような映画を観て、世界の文化や芸術、エンタメに触れることが出来るのも東京国際映画祭の魅力です。
会期中は是非日比谷で映画祭を楽しんでみてはいかがでしょうか!
「第39回東京国際映画祭(TIFF)」
会期:2026年10月26日(月)~11月4日(水)
会場:日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区
公式サイト:https://2026.tiff-jp.net/ja/
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