【募集】ムービーマービーアワード2023「ぜったい面白い映画大賞」ノミネート作品紹介①「手に汗握るパニックアクション」編
2023年に公開された映画で1番面白かった作品を決めよう!
ムービーマービーが読者の皆様と共に毎年ベストな1本を決める最もユーザーフレンドリーな映画賞!
それが「ムービーマービーアワード」!!!
昨年末からXで募集したフォロリツキャンペーン「#2023年ぜったい面白い映画」と、ムービーマービー編集部が選出したノミネート作品から今年度の「ぜったい面白い映画大賞」を決定します!
今回から、ノミネートした17作品をテーマごとに紹介!今週は「手に汗握るパニックアクション」編をお届けします!
『MEG ザ・モンスターズ2』
絶叫を、楽しめ。
「絶叫を、楽しめ」これである。細かいことは考えなくていい。人類(?)最強の男ジェイソン・ステイサムvs生態系の頂点に君臨する巨大サメ・メガロドン。最強vs最強の戦いを冷静に観る余裕なんてない。ステイサムvsメガロドンは前作『MEG ザ・モンスター』でもうやったし、メガロドンじゃステイサムに勝てなかったじゃん。そんな声も聞こえてきた気がする。しかし、そんなことはまったく心配無用だった。メガロドンは3匹(前作では2匹)の群れを成してステイサムに襲いかかってきた。2匹でダメなら3匹だ。さらには、ゴジラとタメを張りそうな巨大ダコ、古代の人喰いトカゲたちも大活躍。クライマックスでは、彼らが力を合わせてリゾート地を大パニックに陥れる(ピピンちゃん(犬)再登場の大サービスもアリ)。
肝心のvsメガロドン、ステイサムはジェットスキーを乗りこなし、手製の爆弾付き銛でメガロドンを正面から突き刺しにいく(そんなバカな)。まさにやりたい放題、愛すべきアトラクションムービーは、2023年の夏休みに最高の爽快感を与えてくれた。おまけにエンドロールで流れる「オレはメガロドン」の超絶クールなラップもポイント。「ガブリ ガブリ ガッツリ いくぜ」「捕食者の頂点 オレは有頂天 比類なし 敵なし」まさに本作をピッタリ言い表した秀逸なリリックだ。
文:紙巻き(肺が真っ黒)
『ロストフライト』
“お約束”は通じない。裏切りの連続に、脳内麻薬が止まりません!
この作品を一言で言い表すなら、そう“欲張り満腹セット”だ。言い換えると、カツカレーのように革新的な映画なのである。カレーライスとトンカツを掛け合わせたナイスな発想。それを生み出した人類の叡智は、この映画においても発揮されている。犯罪者を乗せた飛行機を飛ばす「航空パニック」モノかと思いきや、飛行機は墜落。いつの間にかストーリーは「脱出サバイバル」に。予想はいきなり覆され「参った」ところに、「パイロット&犯罪者のバディ」というさらなる胸熱展開。これでも終わらず(笑)。ダメ押しで、なんと墜落した飛行機が2度目の離陸を果たし、脱出は成功する。映画をたくさん観てきた“通”の人ほどこの裏切りの連続に翻弄され、のめり込んだはずだ。「ハイブリッド・サバイバルアクション」とも称する、美味しいところを選りすぐりてんこ盛りにしたこの映画。はじめにカツカレーで喩えさせていただいたが、物足りないか。言うなればこれは痛風鍋だ。あん肝、白子、牡蠣…魚介の旨味が凝縮された部分のみをふんだんに使用した、贅沢の限りを尽くした映画。それが『ロスト・フライト』なのだ。
文:紙巻き(肺が真っ黒)
『最後まで行く』
究極のエンターテインメントがここに!!
本作をカッコいいサスペンス・アクションだと思っている方に先にお伝えします。本作は、笑えるサスペンス映画です!終始あたふたしている岡田准一と、どんどん様子がおかしくなっていく綾野剛を見ているだけで笑えて仕方がありません。筆者は本作を映画館で鑑賞したのですが、自分も含め周りから笑い声が何度も聞こえてきて、「これはコメディ映画なのか?」と思ってしまうほどです。物語は、自ら起こしたひき逃げ事故を隠匿した主人公の刑事が極限まで追い詰められていく様子が描かれています。とにかくノンストップで、始まりから終わりまで先の読めない物語が展開されていきます。それはまるで、ジェットコースターに乗って次々と最悪な事態を目撃しているかのよう。まさに、“手に汗握る”パニックアクション!登場人物に感情移入したり恐怖に怯えたり、震えるほどの感動もないけれど、これほど純粋に楽しい!と思える作品も珍しい気がします。究極のエンターテインメントな映画をぜひ!
文:Nami(求めるもの:推しの最新作情報)
『ゴジラ-1.0』
エンタメであり、恐怖でもある!
“特撮の神様”円谷英二を生んだ日本では、高層ビル並みに大きな生物が歩き回って、街を破壊する様はあまりにも「見慣れた」光景だ。それは50年以上続くウルトラマンシリーズやゴジラの歴史が証明している。そんな中で公開された『ゴジラ-1.0』は久々に怪獣災害による「群衆の死」を改めて描いて見せる作品となった。怪獣が歩けば地面や建物は揺れるし、崩れる。そこには逃げ惑う人々がいる。誰かのセリフではないが「人がごみの様に」潰れていくその様は、やはり「恐怖」を与える。でもただ、怖いだけではないのが本作の凄いところで、この『ゴジラ-1.0』は山崎貴が得意とするVFXを駆使して、それをエンターテインメントに昇華しているところだろう。激しく暴れまわるゴジラはエンタメ性MAXでありながら、潰れていく人々や原爆のメタファーとなっているゴジラは、ゴジラ作品が持つ「根幹」を現代の私たちに見せつけている。世界を席巻している本作。鬼才ギレルモ・デル・トロ監督も絶賛した本作は、特にVFXが高く評価されており、第96回アカデミー賞の視覚効果賞にも候補入りした。世界に衝撃を与えた、1954年生まれのゴジラは、70年の時を経て、再び世界に衝撃を与えている。
文:大西D(ヒカセン兼業ライター)
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