【海外ニュース】PC画面スリラー『search/サーチ』の続編『Missing(原題)』の予告編が解禁!
全編がPC画面上で展開することで観客に新たな驚きを与えたスリラー映画『search/サーチ』の続編、『Missing』の予告編が解禁された。
『search』では、PCを駆使し失踪した娘を探す父親の姿がスリリングに描かれていた。本作は前作の要素を引き継ぎつつも直接の続編とはなっておらず、新たなキャラクターたちの物語になっている。前作とは逆に、今回“サーチ”する側は娘の立場であるジューンで、“ミッシング(行方不明)”となるのは母親のグレース。グレースは休暇のため新たな恋人ケビンと向かったコロンビアで失踪、ジューンはロサンゼルスにいながらテクノロジーを駆使して遠く離れたグレースを探すことになる。しかしその中で、知らなかった母親の一面があらわになっていく…というストーリーだ。
監督は前作のアニーシュ・チャガンティに代わり、ニック・ジョンソンとウィル・メリックが務める。彼らは、『search』とチャガンティがその後に撮った『RUN/ラン』では編集を務めたコンビで、ジョンソンは『search』の撮影監督でもある。本作の脚本は、『search』と『RUN』の脚本を書いたチャガンティとセブ・オハニアンの原案を基に、ジョンソンとメリックによって執筆された。チャガンティは米Deadlineのインタビューで、「僕はこの成長中のサブジャンルに可能な限り貢献してきたが、さらなる発展をさせてくれる人物が地球上にいるとすれば、それは始めからいたニックとウィルだ」と話している。クオリティについて心配する必要はなさそうだ。
ちなみに、オハニアンはReddit(アメリカ版5ちゃんねるのような電子掲示板サイト)にて、「『RUN』の続編も作りますか?」との質問に対し、「正直可能性は低いですが、もし『Missing』を細心の注意を払って見ていれば、『RUN』のキャラクターに何が起こり続けているのか分かるかもしれません」と答えている。もしかしたら、M・ナイト・シャマラン監督が『アンブレイカブル』『スプリット』『ミスター・ガラス』でMCUならぬ“シャマラン・シネマティック・ユニバース”を作り上げたように、 “チャガンティ・シネマティック・ユニバース”も誕生するのかもしれない。
ジューン役には『透明人間』のストーム・リード、グレース役には『海底47m 古代マヤの死の迷宮』のニア・ロング、ケビン役には『オールド』のケン・レオンが配されている。全米公開日は2023年1月20日の予定。
ソース
・https://deadline.com/2021/01/searching-sequel-directors-will-merrick-sony-stage-6-screenlife-1234672890/
・https://www.reddit.com/r/movies/comments/yr1uo9/comment/ivriwxf/
※前作の予告
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