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【海外ニュース】新たな“竜巻”が再び発生!あの『ツイスター』の続編が来春より撮影開始!

文:屋我平一朗(日々メタルで精神統一を図る映画ブロガー)

これまでに数多くのパニック・ディザスター映画が作られ、観客はあらゆる災害の恐ろしさを思い知らされてきた。その中のいちジャンルとして「竜巻映画」があり、それをそのままタイトルに冠した『ツイスター』(1996)は一番の代表作と言っても過言ではないだろう。竜巻のメカニズム解明を目指し、間近でデータを取るために竜巻を追いかける研究員、“ストーム・チェイサー”を描いたのが同作だ。普通の映画なら竜巻から逃げるところを、主人公たちはその懐まで潜り込んでいく。劇中のドライブインシアターのシーンでは、竜巻がスクリーンに映る『シャイニング』の狂気のジャック・ニコルソンを飲み込み、獣のような唸り声を上げる。まるでモンスターだ。『ツイスター』はディザスター映画というよりも、むしろアドベンチャー映画のようにも見える。

米Deadlineによれば、そんな『ツイスター』に、約25年ぶりの続編が作られるようだ。その名も『Twisters(原題)』。『Alien(エイリアン)』の続編が『Aliens(エイリアン2』と複数形になったことを思い出させるようなタイトルだ。来年春より撮影開始の見込みと報じられている。元々『トップガン マーヴェリック』のジョセフ・コシンスキーが監督する予定だったが、ブラッド・ピットがF1レーサー役を演じる新作のために降板。新たな監督候補には、ドキュメンタリー『フリー・ソロ』のジミー・チン&エリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィや、『プレデター:ザ・プレイ』のダン・トラクテンバーグ、『バンブルビー』のトラビス・ナイトなどが上がっているようだ。

前作の脚本を務めたマイケル・クライトンはすでにこの世を去っている。では続編は誰が担当するのかというと、『レヴェナント:蘇えりし者』の脚本家でもあるマーク・L・スミスだ。このタイミングで続編の企画が始動したのは、彼の脚本にスティーヴン・スピルバーグが惚れ込んだためと言われている。スピルバーグの映画製作会社アンブリン・エンターテインメントは前作にも関わっており、現在はユニバーサル・ピクチャーズとともに監督の選別を行っているとのこと。

続編のキーとなるキャラクターは、前作の主人公ジョー(ヘレン・ハント)とビル(故ビル・パクストン)の娘になると見られている。そのため、スタジオはハントに再び出演してほしいと考えているようだ。パクストンと、ジョーの仲間でお調子者のダスティを演じた故フィリップ・シーモア・ホフマンの再出演が決して叶わないのが実に残念なところである。だが我々には、新たに発生したこの“竜巻”の誕生を祝福し、再び追いかけることができる。前作公開当時と比べて格段に映像技術が発達した今、新生『ツイスター』は観客に何を見せてくれるのだろうか? 続報を待とう。

ソース
https://deadline.com/2022/10/twisters-sequel-forecast-spring-start-universal-amblin-finalize-director-1235147353/

 

 

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