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【レコメン広場】「俺と私とブルース・ウィリス」/③『銃と私とブルース・ウィリス』 ブルースが映画で使った銃の中で個人的に思い出深い銃をピックアップしてご紹介!

先日、俳優業から引退を発表し世界中を驚かせたブルース・ウィリス。TVドラマ『こちらブルームーン探偵社』(85~89)で役者として注目を集めはじめ、その後、傑作アクション映画『ダイ・ハード』(88)の主演を務め大ヒット記録。名実ともにハリウッドのトップスターとして、シュワルツェネッガーやスタローンと肩を並べる存在になりました。以降はアクション映画を中心に数多くの作品に出演。我々を夢中にさせてくれました!

そこで今回のレコメン広場では、皆さんとブルース・ウィリスにまつわる思い出を大募集!熱い想いを綴って頂きました!

 

⬛︎投稿者:孔明 さん

『銃と私とブルース・ウィリス』
ブルースが映画で使った銃の中で個人的に思い出深い銃をピックアップしてご紹介

ブルース・ウィリスとの出会い、それ即ち銃との出会いとも言う。

私が子供時代を過ごした90年代、テレビの洋画劇場ではアーノルド・シュワルツェネッガー、シルベスタ・スタローン、そしてブルース・ウィリスらスター俳優たちが主演するアクション映画がしょっちゅう放送されていた。いじめられっ子で正義のヒーローに憧れていた私が画面狭しと暴れ回り悪を成敗するアクションヒーロー達に憧れを抱いたことが、私がガンマニアの道を歩み出す大きなきっかけだった。

数多くの銃との出会いをくれたブルースに感謝を込めて、今回は「銃と私とブルース・ウィリス」というテーマでブルースが映画で使った銃の中で個人的に思い出深い銃をピックアップして紹介したい。

小学生の頃「ターミネーター2」でウィンチェスターM1887ショットガンに憧れた私が同じくらい憧れた銃が「ダイ・ハード」でブルース演じるジョン・マクレーン刑事が携行していたベレッタ92Fである。ポスターでもマクレーンが構えている姿がデカデカと写っていることから92Fはダイ・ハードシリーズ、ブルース本人、そして刑事の代名詞とも言える銃であり、多くのアクション映画で活躍したことからアクションスターの証でもあった。大人子供問わず多くの人の憧れの銃だった。そして私が初めて自分でお小遣いを貯めて買ったエアガンが東京マルイ製のエアコッキングガン M92Fミリタリーモデル ホップアップタイプだった。※

当時子供だった私にとってショットガンに比べればハンドガンのエアガンの方が手に入れ易かった分、親近感が湧いた銃だった。以来「バイオハザード」シリーズに登場したサムライエッジも含めて、92Fタイプは今日に至るまで約20年以上テレビゲームやサバイバルゲームで愛用している銃である。そのせいか、私の家には大量に92F系のマガジンがあり、こんなに92Fを買ったのかと反省する時がある。

初めて撃った実銃も92Fで、口径9mmとはいえ思っていた以上の反動の大きさに驚いた記憶がある。

ダイ・ハードでブルースが使った銃で忘れてはいけないのがヘッケラー&コッホ製MP5サブマシンガン。ダイ・ハードでこの銃に出会った人も多いのではないだろうか。SEALやS.W.A.T.など多くの特殊部隊や対テロ部隊に採用されていることもあり、今でも人気の高い銃である。

私もダイ・ハードの影響でMP5に憧れ、MP5シリーズの電動ガンは今でも愛用している。

因みにダイ・ハード1作目に登場したMP5はMP5A3ではなく、民間用のHK94を無理矢理改造した「なんちゃってMP5」だったことを後年知った時は少しショックだった。わかりやすいのがマガジンリリースレバーが無い点。アレを映画の中でMP5に見せられるアーマラー(銃専門の小道具担当)のマイケル・パパックの手腕に驚かされた。

「ティアーズ・オブ・ザ・サン」ではSEALの小隊長ウォーターズ大尉を演じたブルース。彼がメインアームとして使うコルトM4A1アサルトライフルに特殊部隊装備の定番であるドットサイトやLAM(レーザーエイミングモジュール)などの最新オプションパーツをゴテゴテ付けた「タクティカル仕様」にしていた。初めて本作を見たのは高校生の頃で校則でバイトが禁止だったため「エアガンで再現したら幾らかかるのやら」と羨ましがりながら見ていた記憶がある。私が「タクティカル仕様」のM4を手に入れるのはこの後10年以上先の話だった。

もうひとつ語りたいのがサイドアームとして使っていたヘッケラー&コッホ製マーク23。日本ではテレビゲーム「メタルギアソリッド」シリーズで非常に有名なハンドガンだが、USSOCOM(アメリカ特殊作戦軍)向けに開発されたハンドガン故に映画やドラマへの登場回数は92Fなど他のハンドガンに比べると実は少ない。

任務の途中で立ち寄った村で民兵を静かに制圧するため、マーク23にサプレッサーを装着してチームプレイで民兵を1人1人倒していくシーンは映画におけるマーク23のベストシーンに挙げたい。もちろん東京マルイ製の固定ガスガンを購入し、ショップカスタム仕様にしてより実戦的な仕様にしてハンドガン戦ではお世話になっている。

ブルースは左利きなので、アンビ(左右対応)マガジンキャッチを搭載したマーク23は使い易かったのではなかろうか。

「16ブロック」ではジャック・モーズリー刑事を演じ、流行のグロック17を使用していた。ダイ・ハードで使っていた92Fに比べて小さく、ポリマーを採用し軽量化に成功したフレームと人間工学を基にデザインされた細身のグリップを備え、通常のマガジンの装弾数が92Fよりも2発多い17発という実戦性の高さが人気を呼んだポリマーハンドガンである。グロックシリーズは法務執行機関をはじめとして民間警備請負会社のオペレーターや射撃競技の選手など、幅広く愛用されている。9.11以降、映画やドラマの銃器描写はリアル志向になっていった影響でグロックシリーズは92Fに代わって多くの俳優達に使われることになる。

私は2005年にオーストラリアを訪れた際、パトロール中の警察官がグロックを携帯していたのを見たことがある。ポリマーフレーム故にエアガンと見分けがつかなかったし、何よりグロックが実際に現場で運用されている姿を目の当たりにしたことは私にとっても良い経験だった。アクションスターでありながら、常に刑事のリアルな姿を演じてきたブルースがグロック17を使うのは当然の流れだったのかもしれない。私は92Fを愛用していた世代故に公開当時はグロックシリーズのエアガンを持っていなかったが、後年使い易さを考えてグロック18Cやグロック22など、幾つかのグロックシリーズを購入した。

グロックシリーズは世代毎にフレームが異なり、ブルースが使ったのは2ndジェネレーションのモデル。フィンガーチャンネル付きグリップとフラッシュライト等の光学機器に対応したアクセサリーレールが付いた3rdジェネレーションモデルも登場する。因みにバーのシーンでブルースがグロック17をカウンターに置いた瞬間、一瞬グロック19という一回り小型のモデルに入れ替わっている。この頃のニューヨーク市警だとグロック19を使っている警察官が多かったようだが何かの偶然だろうか。沢山のグロックシリーズが活躍する作品なので、是非ブルーレイや配信などで一時停止をしながら楽しんでみて欲しい。

以上、「銃と私とブルース・ウィリス」というテーマでブルース・ウィリス出演作品を振り返ってみた。銃の大きさやインパクトが重要視された80年代からより実用性や実戦性が重視された2000年代以降まで、ブルースはカメラの前で様々な人物を演じ、様々な銃を使いこなしてきた。完全なるタフガイではなく、どこか親しみやすさを感じさせる彼だからこそ可能ではなかろうか。今回こうして振り返ることで改めて彼が私に与えた影響の大きさを知ることが出来た。

今回紹介した銃はどれもエアソフトガンが発売されている銃なので、興味が湧いた方は是非エアガンショップなどで一度手にとってみて欲しい。エアガンを通じてスクリーンの中の彼をより理解することが出来るハズだ。

※・・・実銃としてのM92Fという呼称は間違いで、正しくは92Fである。当時M92Fという呼称が普及しておりエアガンもこの名前で発売されていたので、本文でもこの名称で記述。

 

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