【プロが見たこの映画】宣伝担当が語る「これぞ＜全部のせ！＞高評価と銃声も鳴り止まない！“二郎系映画”を食べるならそりゃ劇場で！！」

2023.11.28

11月23日（木・祝）、
「良い（１１）兄さん（２３）」の日より絶賛公開中の、
我らが「良いアニキ」こと、ジェ、、、、、、、、、イソン・ステイサムでなく、
ジェ、、、、、、ラルド・バトラー主演最新作『ロスト・フライト』。

正直申し上げますと、
ここでうだうだあーだこーだ書いて「オススメです！」と説明するのも煩わしい
「迷わず行けよ、観ればわかるさ」的な大傑作でございます。

かつては『オペラ座の怪人』やら『P.S.アイ・ラヴ・ユー』やら、やたらと色気のあるジェントルマン的かっこよさで人気を博したジェラルド・バトラーことジェリー兄貴ですが、元はと言えば、エリザベス女王のマネージメントを扱う弁護士事務所に務めていたエリート弁護士から役者へ！といった異色の経歴の持ち主ですが、
あの、今でも耳に残る「This is Sparta!」からの、蝶野正洋もびっくりなケンカキックのシーンが最高な歴史スペクタル超大作『300＜スリーハンドレッド＞』を筆頭に、気づけば＜素敵なお兄さん＞から＜兄貴＞と呼ばざるを得ない、圧倒的筋肉の鎧をまとった素敵俳優になってましたね。

と、ジェラルド・バトラーについてはもっともっと語りたいことはありますが、一旦ここまでにしまして。
説明するのも、と言いつつ、せっかくなので、この大傑作のポイントとなるストーリーを簡単にご紹介させていただきますと、、、

悪天候の中飛び立った東京行きの飛行機が突如落雷でコントロールを失い、トランス機長（ジェラルド・バトラー）の操縦で奇跡的に不時着するも、そこは凶暴な反政府ゲリラが支配する世界最悪の無法地帯だった。。。

ストーリーの導入、ここでもう「おおｗ（ニヤニヤ）」なんですが、
続けて、

危険な島からの脱出を図るため、乗客の一人だった移送中の犯罪者・ガスパール（マイク・コルター）と島内を散策中にゲリラによって乗客が人質に囚われ、残された機長と犯罪者が手を組み、乗客の救出と危険な島からの脱出を図る。

と、つまり「航空パニック」×「脱出サバイバル」、しかも異色のバディの救出劇付きといった、
これ＜ハイブリッド・サバイバルアクション＞と称しているのですが、

簡単に言ってしまうと、
「ニンニク・ヤサイ・アブラマシマシ・カラメ」
つまり、“二郎系ラーメンの全部のせ”
そのオプション無料でいいんですか？の全部が機体に乗っちゃっている“全部のせ映画”なんです！！

そんなのバランス悪くて面白いのかほんとに、、、と疑いたくなる気持ちもわかりますが、
いや、もうこれがなんの「めちゃくちゃ面白いデス！！」

不時着するまでの飛行機パートのドキドキ感
最悪の島での救出、脱出劇のワクワク、ハラハラ感
そして見終わった後の、満足感

スゴイですこれ。
麺と具を食べきって、からのスープすすっちゃう後引く面白さ。
そして、しばらくしてまた観たくなるリピりたくなる、あの二郎系マジックの感じ。

実際、あの辛口レビューサイト「Rotten Tomatoes」のオーディエンススコア（観客満足度）が94％という高評価！
日本でもいくつか試写会を実施しましたが、試写会終わりのお客様のお顔がなんとキラキラしていることか。
よく映画であるテンプレ「絶賛公開中！」の“絶賛”がウソじゃない！
モノホンの高評価をたくさんいただいております！
※気になる方は是非SNSで＃ロスト・フライトと調べてください！！

あとは映画がもっと気になるプチメモとしまして、、、

脚本は元MI6のスパイ小説家が家族旅行でフライト中に、「あーもしこれがこういうところで落ちたら最悪だなあ〜」からの発想という絶妙な緩さながら、緻密な脚本！
飛行機パートも脱出パートも、はたまた危機対策室パートもしっかり描いてます！！

実際の元ネイビーシールズの役者が傭兵部隊として出演！
これがもうマジで痺れます！！
あの“貫通音”最高です！※観ればわかります！

敵役、反政府ゲリラの方たちが妙に強キャラ、とんでも感があって、すごく安心できます！
ボスの右腕みたいな敵がちょっとロナウジーニョに似てます。

ありがちストーリーとか思っているアナタ。裏切られます。
欲しいところはしっかり欲しいのが来て、かつ裏切られます。
「え！？そういう展開？」「あーこいつはもう死ぬな・・・え？」など、
これまさに見どころなのですが、
背もたれに寄りかかって観ていたのに、気づいたらひな壇芸人さんばりに前がかりの浅め座りになっている、そんな驚きとのめり込みがあります。

それに拍車をかけるのが、
待ってましたの銃撃戦！
久々にあんな爆音の銃撃戦聞いたな、というような怒号が鳴り響きます。
これはまさにもう是非劇場で！