第54回:『モンスターハンター』|ゲームの再現度が高すぎる!こんがり肉も再現度高めで登場!!【瀬田ミナコのシネまんぷく】
共感シアター「KIQ STATION」のキャスターとしてもお馴染み、女優の瀬田ミナコによる連載コラム。毎回「映画」と「食」をテーマに、ゆるゆるとお届けします!
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■今回の映画:『モンスターハンター』(2021)
皆さん!!遅ればせながら私、一狩り行ってきました!!
そうです。今回の映画は劇場公開中の映画『モンスターハンター』です!
モンスターハンターは「モンハン」の愛称で多くの人にプレイされてきたゲームです。日本のゲームソフトメーカーであるカプコンから販売されており、特に日本では超有名&馴染のあるタイトルですよね!ゲームに詳しくない私でも当たり前に知っていたし、プレイしたこともありました。そんな「モンハン」の実写映画ということで、公開よりだいぶ前から楽しみにしていました。そして、ゲームの時に感じたモンスターの迫力や、戦うスリルを味わうなら、4Dのほうが絶対に面白い!と思いしっかり4Dで観てきた次第です!
もうね、めちゃくちゃ楽しかったです!実をいうと普段あまり4Dでは映画を観ないので、4Dについてはどこがどう凄かったとか、この効果が良かったとか、そんなちゃんとしたことは書けないのですが、とにかくめちゃくちゃ楽しかったです!(大事なことなので二回言いました笑)そして何より、映画自体が「あの」ゲームの世界に迷い込んだかのように再現度が高く、なおかつ大迫力のアクションも沢山だったので、終始テンションMAXで鑑賞することが出来ました!4D鑑賞ということをを抜きにしても、「おもしろかった」という表現より「楽しかった」という表現がしっくりくるようなそんな映画です。
物語の主人公アルテミス(演:ミラ・ジョヴォヴィッチ)は、軍の特殊部隊の隊長を務める女性です。アルテミスと隊員たちは、砂漠で行方不明となった他の部隊を捜索中に、突如現れた砂嵐に巻き込まれてしまいます。激しい稲妻と強風が去ると、そこは元居た世界とは別の世界、危険なモンスターたちの住む異世界だったのです。仲間達が次々とモンスターに襲われ、自身も命の危険にさらされる中、アルテミスは一人の「モンスターハンター」に出会います。ハンターとは、モンスターと戦い、モンスターを狩る者。そしてアルテミスは、元の世界に生きて戻るべく、ハンター達と共にモンスターに立ち向かうのでした!
バイオハザードの監督とミラ・ジョヴォヴィッチのタッグだけあって、期待を裏切らない迫力のアクションシーンの連続でした。
さすがはミラ・ジョヴォヴィッチ。鍛え上げられた肉体から繰り広げられるアクションが格好良かったです。45歳になる彼女ですが、その俊敏さと力強さは、年齢を全く感じさせませんでした。異世界で突然モンスターと戦うなんて改めて考えるとかなりぶっ飛んだ状況で、生き残れる訳がないんですが、ミラ・ジョヴォヴィッチ演じるアルテミスには「この人ならモンスターにも勝つかもしれない」と思わせる何かがありました。そして何より美しい、、、!
モンスターと戦うだけではなく、対人のアクションシーンもありました。「えー?こんなモンスターだらけの世界でせっかく人と会えたのに戦うの!?」と、最初は理解不能な行動だったのですが、最終的には頼れる味方になっており、拳で語り合うとはこのことか、、と思いました。
楽しみにしていたモンスターについてですが、出てくる種類は想像よりも少なかったです。しかし登場する一体一体のビジュアルがとても良くて、ゲームの時の印象はそのまま、よりリアルになって実写の世界に現れてくれました!
最強のモンスターとして登場する、火竜・リオレウスも、もちろん恐ろしい存在なのですが、個人的には物語の前半に登場するディアブロスというモンスターが一番恐ろしかったです。砂の中を移動する巨大なモンスターで、砂漠の砂が盛り上がって迫ってくるのが実写だとかなり怖いです。ドキドキしました。そして砂から出てきた時、あまりの巨大さに度肝を抜かれました!現代武器が全くと言っていいほど通用しないし、なんというか、勝てる気がしない絶望を登場人物たちと共に感じてしまいました。
逆に私がゲームをプレイ中に手こずったモンスターが瞬殺された時はちょっとショックだったりもしました。(笑)私はこの映画の中ではこんなに弱いモンスターにやられていたのか、、、。シリーズを通してゲームをプレイしてきた人たちはきっと一体一体のモンスターに思い入れがあると思います。自身のゲーム体験を思い出しながら観られるのは楽しかったです!
もうひとつ触れておきたいのが、武器についてです。いろんな武器が登場していてどれもかっこいいのですが、個人的には弓が活躍するので嬉しかったです!ただ私が、弓という武器が好きなだけなのですが、ゲームのプレイ時には難しくて使いこなせなかったんですよね。ですが今作では、弓の派手な見せ場もあり、特に仲間になったハンターが弓をキリッと引いた姿がカッコよくてテンション上がりまくりでした!自分の使っていた武器や、お気に入りの技が出ると嬉しいですよね!私の場合は弓でしたが、観る人によって盛り上がるシーンがそれぞれあると思います。
ストーリーだけに目を向けると、異世界に迷い込んでモンスターと戦う!という、いたってシンプルなものですが、正直ストーリーはそこまで大事じゃないと思いました。ストーリー展開の面白さではない良さがあるので、実写化して大正解の映画だと思いました!。そして4Dという鑑賞方法がここまでマッチする映画もなかなかないと思うので、映画を観る際はぜひ4Dで観てみてほしいです。
最後に一つだけ。ロン・パールマン演じる大団長のキャラの濃さが異常です。一度見たら忘れられないビジュアルです、、
さて、今回の料理ですが、ゲームをやったことのある人は想像がつくのではないでしょうか!
おなじみ「こんがり肉」です!!やっぱりモンハンには肉がないと!
映画でもお肉を焼くシーンでは自然と笑顔になっちゃいました。
ではそっそく、材料の準備です。まずは草食のモンスターを狩って生肉を手に入れます。
そして骨を作っていきます。
骨は小麦粉を使ってクラッカー生地で作ります!
小麦粉、片栗粉、塩、オリーブオイル、水を混ぜ合わせ、骨の形に成型していきます。
オーブンで軽く焼くと柔らかかった生地が固くなり、ほんとに骨みたいに持てるようになります!
次はお肉の部分です。大部分はハンバーグで、周りを豚バラ肉で成形します。
まずは玉ねぎのみじん切りを炒めます。
そして炒めた玉ねぎと、ひき肉、卵、牛乳でふやかしたパン粉、塩コショウとナツメグを混ぜ、ハンバーグのタネを作ります。
しっかり混ざりタネが纏まってきたら空気を抜きながら骨にくっつけていきます。
ボリュームたっぷり!
豚バラをきれいに並べ、その上に骨付きハンバーグ?を乗せます。そして隙間ができないように包んでいきます!
軽く片栗粉をまぶしたらフライパンで焼き目をつけます。
焼き色が付き、豚バラの巻き終わりがペラペラしなくなったら、オーブンでじっくり焼いて完成です。
「上手に焼けました~!!」
でかい!!このサイズで作ったのは自分ですが、でかい!!この「肉の塊」感、良いですね!憧れてたやつです!
あんまりビッグサイズなのできちんと火が通っているか心配でしたが、切ってみて安心。
意外とちゃんと「上手に焼けました~!!」。なんだ、ゲームでこんがり肉作るより簡単じゃん!(よく生焼け肉と焦げ肉ばかり生産してました)
お味は、、旨い!!けど少しで充分!!
ひき肉も豚バラも脂の多いお肉なので、とってもジューシー!お肉の脂がうんまいです。
ガブッと口いっぱいにお肉を頬張るのも楽しいです!が、さすがにこのジューシーさでこの量は無理です。笑
パーティーメニューとしてみんなでシェアして食べるのをお勧めします!
私は家族みんなでいただきました。
こんがり肉でスタミナ回復できたので、もう一狩り行ってこようかな!!
ごちそうさまでした!
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今回取り上げた作品はコチラ!
【キャスト】
ミラ・ジョヴォヴィッチ、トニー・ジャー、ティップ・“T.I”・ハリス、ミーガン・グッド、ディエゴ・ボネータ、ジョシュ・ヘルマン、オウヤン・ジン、山崎紘菜、ロン・パールマン
【スタッフ】
監督・脚本:ポール・W・S・アンダーソン
配給:東宝=東和ピクチャーズ共同配給
(c) Constantin Film Verleih GmbH
公式サイト:monsterhunter-movie.jp
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瀬田ミナコ(Acstar所属)
1996年4月3日生まれ 東京都出身
出演作品:映画「ゆずりは」「不能犯」(2018)
映画「種まく旅人~華蓮のかがやき~」全国順次公開中!!
その他:共感シアター「KIQ STATION」でキャスターとしても活躍中
Acstar:http://acstar.jp/talent/minako_seta.html
Twitter:@minako_seta
『瀬田ミナコのシネまんぷく』これまでの連載記事はこちらから!
https://moviemarbie.com/special/cinemanpuku_index/
※瀬田ミナコが出演中の「KIQ STATION」アーカイブ動画はこちら!
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