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第104回:『ファンタスティック・ビースト』|現実にいそうでいない魔法生物たちのビジュアルが最高!可愛すぎるマスコットキャラ、ニフラーをスイートポテトで再現!【瀬田ミナコのシネまんぷく】

共感シアターでもお馴染み、女優の瀬田ミナコによる連載コラム。毎回「映画」と「食」をテーマに、ゆるゆるとお届けします!

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■今回の映画:『ファンタスティック・ビースト』シリーズ

今回は、ファンタスティック・ビーストシリーズの新作『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』の公開を祝して!一作目の『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』、そして二作目『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』を、まとめて紹介したいと思います!

ファンタスティック・ビーストは、ハリーポッターシリーズの約70年前を描いたスピンオフで、原作と脚本をJ・K・ローリング自らが担当しています。

監督はハリーポッターシリーズでも5作目以降の監督を務めていたデヴィット・イェーツで、主人公ニュート・スキャマンダー役をエディ・レッドメインが演じています。

魔法生物学者であるニュート・スキャマンダーは、魔法生物たちを保護して危険な存在ではないことを広めるため世界中を旅していました。

その活動の一環でアリゾナ州へ向かう際、ニューヨークに立ち寄ったニュートは、あろうことか魔法のスーツケースを紛失してしまいます。スーツケースの中は保護した魔法生物たちの住処になっていて、彼らはニューヨークの街へ飛び出し暴れだします。

ちょうどその頃ニューヨークでは、謎の黒い影による被害が続いており、闇の魔法使いグリンデルバルドの仕業ではないかと考えられていました。

ニュートは脱走した魔法生物を探す途中、黒い影の正体であるオブスキュラスを見つけ、宿主である少年を救おうとしますが、グリンデルバルドの陰謀やアメリカの魔法省の方針が複雑に絡み合い、事態はどんどん深刻に。

闇払いのティナ、その妹のクイニー、そしてノーマジ(魔法を持たない人間)のジェイコブと共に、少年を救い、グリンデルバルドの陰謀を止めるべく動き出します。

「ハリーポッターシリーズを観ていない、ストーリーも知らない」という人も問題なく楽しむことが出来る今作ですが、ハリポタファンの私からすると、より一層魔法の世界を楽しむことが出来てとても面白かったです!

名前だけは知っていた魔法生物が登場すれば「こんな姿だったのか!」となんだか嬉しく感じますし、アメリカやパリが舞台になっており、ハリポタでは描かれなかった各国の魔法界の状況も知ることが出来ます。

そして何と言っても魔法生物たちがすごく魅力的でした!

ビジュアルもすぐに魔法生物だと分かるくらい変わっているのに、どこか現実の動物たちと似ているところがあったりして、かけ離れすぎていない所が良かったです。

皆それぞれ特性を持っていて、鍵を開けるのが得意だったり、伸縮自在だったり、予知能力があったりと様々です。図鑑が欲しくなる多様さ!(ファンタビの原作?であるホグワーツの教科書は購入できるようです!)

魔法使いたちが未知の生物を恐れたり、逆に甘く見ていたりする中、主人公のニュートは彼らと仲良く共闘!生物たちの能力をうまく活かしてピンチを切り抜けていく姿は爽快でした!

ハリーポッターシリーズで観てきた「杖から魔法の光が伸びてきてバチバチッ」みたいな戦いも好きでしたが、正直なところ「それはもうお腹いっぱい」だったので、そのままの世界観で、全然違う戦い方が出てきてめちゃくちゃ面白かったです!

しかも、「飼っている生物を戦わせている」のではなく、「友達に力を貸してもらっている」というスタンスで、ニュートと魔法生物たちの信頼関係も素敵。

魔法生物の事ばかり書きましたが、登場人物達もとっても魅力的です。

ニュートは人よりも、対生物のほうが心を開いているし、闇払いのティナは正義感が人一倍強いが故に上手くいかないことも多く、主人公とヒロインが両方ともあまり器用じゃないない所が、私のお気に入りポイントです。

そして一番好きなのは、魔法界の事件に巻き込まれていくノーマジのジェイコブです!明るく陽気な彼は、目を疑うようなことが起きているのにいつも楽しそうで、あっという間に魔法界になじんでしまいます。

主人公二人の不器用さとは対照的で面白いし、映画全体を明るくしてくれる超大事なジェイコブ!「二作目には登場しないかも、、、」と心配していましたが、ちゃんと出てきました!シリーズ通して活躍してくれそうで嬉しいです!

二作目からはグリンデルバルドとの戦いが本格化してきており、新作ではさらにスケールの大きいアクションも期待できそうなので、魔法生物たちとジェイコブがどんな活躍を見せてくれるのか楽しみです!

それでは今日の映画メシ!

映画のマスコットキャラクター的な存在『ニフラー』を作ってみたいと思います。カモノハシの様な見た目で、光物が大好きなキュートすぎる魔法生物!

スイートポテトで再現します。

まずはサツマイモの皮を剥き、一口サイズよりもやや小さめに切ります。27.26.

水にさらした後電子レンジで加熱して、マッシャーで潰していきます。

ある程度つぶれたら、砂糖とバターを加えて、滑らかになるまで潰しながら混ぜていきます。

バターを入れたら急に美味しそうな甘い香りがしてきました!

少し取り分けて保存袋に。残りにはココアと黒いフードカラーを入れて混ぜます。

どちらも冷蔵庫でしばらく寝かせたら、いよいよニフラーの形にしていきます。

黒い生地で胴体を作り、色付けしてない方でくちばしと手足を作ります。

粘土で工作状態。

目と鼻は黒ゴマで!卵黄で艶出しをして、オーブンで焼き上げて完成です!

ニフラーに見える!!、、、かな?(笑)

アクセサリーで飾り付けてあげればニフラーっぽい!

このデレっとした移動の仕方がすごく可愛かったので再現してみました。

みんな可愛くて食べちゃうのがちょっと可哀想です。

と言いつつ頭からガブリ。

サツマイモの優しい甘さが美味しいです!

黒い部分はココアを沢山入れたのでちょっとビターな味わいに。見た目重視で作りましたが美味しくできて良かったです。

映画の中でも調理シーンがちょっとだけ登場するのですが、魔法の杖を振るだけであっという間に完成していて、本当に羨ましかった。(笑)

ノーマジの私は、地道に料理するしかなくて悲しいですが、美味しかったのでOK!

ごちそうさまでした!

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今回取り上げた作品はコチラ!

【キャスト】
エディ・レッドメイン,キャサリン・ウォーターストン,ダン・フォグラー,アリソン・スドル,エズラ・ミラー,コリン・ファレル,ジュード・ロウ,ジョニー・デップ ほか

【スタッフ】
監督:デヴィッド・イェーツ
原作・脚本:J・K・ローリング
配給:ワーナーブラザース映画

https://wwws.warnerbros.co.jp/fantasticbeasts/

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瀬田ミナコ(Acstar所属)
1996年4月3日生まれ 東京都出身
出演作品:映画「ゆずりは」「不能犯」(2018)
映画「種まく旅人~華蓮のかがやき~」全国順次公開中!!
その他:共感シアターでMCやコメンテーターとして活躍中
Acstar:http://acstar.jp/talent/minako_seta.html
Twitter:@minako_seta
Instagram:https://www.instagram.com/cinemanpuku_minako/

『瀬田ミナコのシネまんぷく』
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