【投票受付中】ムービーマービーアワード2024「ぜったい面白い映画」ノミネート作品紹介『デューン 砂の惑星PART2』これは砂じゃなく、金砂で描かれた動く絵画。
2024年に公開された映画で1番面白かった作品を決めよう!
ムービーマービーが読者の皆様と共に毎年ベストな1本を決める最もユーザーフレンドリーな映画賞!
それが「ムービーマービーアワード」!!!
昨年末からムービーマービー公式Xで募集したフォロリツキャンペーン「#2024年ぜったい面白い映画」で声の多かった作品と、ムービーマービー編集部が選出したノミネート作品から今年度の「ぜったい面白い映画大賞」を決定します!
皆さまからの熱い1票お待ちしてます!
投票期間:2月7日(金)~2月28日(金)
結果発表は共感シアターにて生配信します!
※投票フォームはノミネート作品の下にあります↓↓↓
ノミネート作品紹介!
『デューン 砂の惑星PART2』
これは砂じゃなく、金砂で描かれた動く絵画。
映画ファンですら、「この作品は映画館で見よう」「この作品は映画館でなくても良いから家で見よう」と“格付け”する時代になったと思いますが、本作『デューン 砂の惑星PART2』は「家で見よう」なんて選択肢を与えてくれない作品でした。もちろん今となっては配信などで見る他ないのですが、劇場公開時に映画館で鑑賞した方にとっては忘れがたい経験になったでしょう。単純に「映画館で見た」という経験ではありません。まさに“映画体験”です。
映画が始まればそこは、視界全てが草も生えてなさそうな砂丘(デューン)ばかり、しかしドラッグにも燃料にもなる未知の資源「スパイス」の宝庫である砂の惑星アラキス。後はよくある貴族同士の覇権争いの物語かと思ったら、圧倒的な音と映像にぶん殴られ続けます。SF大作の価値は、現実離れした世界をどれだけケレン味たっぷりに、しかし大真面目に見せてくれるかで決まってくる部分がありますが、それで言うと本作は魅力的な要素が多すぎる! 神秘的で不気味な超巨大生物、有機的な造形の機械、声で相手を操る超能力、謎めいた女性教団、独自の文化を持つ砂漠の民、エトセトラエトセトラ。まとまりのない世界観になりそうなところですが、これら全てのピースが上手く組み合わさって『DUNE』という壮大なパズルが出来上がっています。
砂ばかりで殺風景になるかと思いきや、光の差し方ひとつで砂漠は黄金の海へ。また、キャラクターもそれぞれ見た目からすでに個性が際立っています。今回一番目立っているのは主人公ポール・アトレイデスではなく敵となる白塗りサイコパス、フェイド・ラウサでしょう。彼が力を披露する闘技場のシーンでは、まさに画面を支配するがごとく色調がモノクロに! これまでは砂の惑星に似つかわしくないカラフルさで我々を驚かせてきたのに、絶妙なタイミングで、色のない景色でもこちらの予想を遥かに上回る美しさを見せてくれます。もう観客は完全に、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の掌の上で踊らされるマリオネット。こうなったら大人しく、また監督に操られるその日を待ちましょう。PART3が上映されるその日を!
★応募はこちらから!!
投票期間:2月7日(金)~2月28日(金)
- 【投票受付中】ムービーマービーアワード2024「ぜったい面白い映画」ノミネート作品紹介『あんのこと』 彼女が近くにいたら、あなたは救う自信がありますか…?
- 【あなたの勇気を呼び覚ます! 強くて魅力的な女性キャラクター特集】#18『マンマ・ミーア!』のドナ