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【海外ニュース】ライアン・ゴズリング、モンスター映画『Wolfman(原題)』で『ブルーバレンタイン』の監督と再タッグ!

文:屋我 平一朗(日々メタルで精神統一を図る映画ブロガー)

 

人気俳優のライアン・ゴズリングが主演予定の『Wolfman』を、『ブルーバレンタイン』のデレク・シアンフランス監督が手がけることになったと米Varietyが報じた。

2人がタッグを組むのは、『ブルーバレンタイン』、『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』に続き3回目。これまで人間ドラマばかり撮ってきたシアンフランス監督だが、意外にもホラー映画への思い入れが強いようで、「ホラー映画は私の初恋…つまり、映画が物語的に、心理的に、美学的にできることについての入り口でした」と語っている。

『Wolfman』は元々、「ダーク・ユニバース」作品のひとつとして企画された。ユニバーサル・ピクチャーズの往年の怪奇映画たちを、同じ物語世界を共有した形で現代に蘇らせようとした試みだったが、トム・クルーズ主演の1作目『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』が興行的・批評的に大失敗し、企画は頓挫。しかし、考え方を一新し、それぞれを単体のリメイク作品として制作するという方向に舵を切った結果、昨年の『透明人間』は興行的・批評的に大成功した。『Wolfman』も当初『透明人間』のリー・ワネル監督が手がけるはずだったがスケジュールの都合で降板し、シアンフランス監督が後任に就いた。新たな狼男の物語の詳細についてはまだ明かされていないが、ホラー好きで濃密なドラマの構築に定評があるシアンフランス監督が脚本も務めるとあっては、期待せずにはいられない。

ソース
https://variety.com/2021/film/news/derek-cianfrance-wolfman-ryan-gosling-1235098028/