『プレデター：バッドランド』特別映像解禁　“ヤバすぎる世界”を生んだ撮影の裏側に迫る！

2025.10.22

世界的な人気を誇る『プレデター』シリーズ。今回初めて“プレデター自身”を主人公に据えた新章『プレデター：バッドランド』が、2025年11月7日（金）に全国公開される。今回、撮影の裏側を収めた特別映像が公開された。

1987年の第1作から、人類と宇宙最凶の戦士プレデターとの戦いを描いてきた本シリーズ。最新作では、“狩る側”として描かれてきたプレデターが、今度は“狩られる側”となる。舞台は生存不可能とされる最悪の地〈バッドランド〉。掟を破り追放された若きプレデター〈デク〉が、さらなる強敵を求めて戦う中で、謎の半身アンドロイド〈ティア〉と出会う。敵だらけの環境で、2人が協力しながら極限のサバイバルに挑む。

特別映像には、水に濡れた草木やぬかるむ地面が広がる過酷な現場の様子が収められている。ダン・トラクテンバーグ監督は「待望の雨だ。できれば毎日降ってほしい」と笑い、「雨の醸し出す雰囲気が本作には欠かせない」と語る。霧に包まれた〈バッドランド〉の風景が、作品の緊張感と不穏さを際立たせる。

スタッフは、泥の中を機材を抱えて移動し、木々の間にワイヤーを張り、川の中にクレーンを設置するなど、シリーズでは前例のない手法で撮影を敢行。監督は「このジャンルの映画では見ないような形で高潔さと威厳を表現したかった」と話している。

森に立つ〈デク〉の上に木の葉を降らせ、赤く光るソードを手にした戦闘シーンなど、細部までこだわり抜かれた映像も印象的だ。監督は「想像の遥か上をいく」と、その仕上がりに自信をのぞかせる。