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【#2019年気になった映画!】『スパイダーマン:スパイダーバース』〜日本よ、これが“アメコミ映画”だ〜

日本ではなかなかアメコミ映画がヒットしないが、唯一特大のヒットを期待できるヒーローが『スパイダーマン』であり、恐らく日本では一番人気のあるキャラクターではないか。もちろんそれはサム・ライミ版の作品の力が大きい。近年はMCUに入ったりするなど、活躍の場を広げているが、本作は久々に原点回帰したような映画だ。いやぁ、すごく面白かった!

アニメーション映画というよりも動く漫画を見ているような感覚だ。吹き出しとか、コマが出てきたりするなど、漫画的な演出が随所に散りばめられている。まさにアメリカン・コミックを見ているような気持ちにさせてくれる。あぁ、自分はアメコミを見ているんだなぁって実感できること間違いなしの素晴らしい映像だ。

もちろん個性豊かなキャラクターも見逃せない。豚なのにスパイダーマンだったり、ノワール風なスパイダーマン、女子高生スパイダーマンは最高にキュートで、日本人なら間違いなく彼女を好きになってしまうだろう。有色人種のスパイダーマンとなる主人公のマイルスは多様性が叫ばれる昨今の世相を感じさせる。まぁ僕が一番好きなのは金髪美女のグヴェンですけどね!

物語はマイルスが真の意味でスパイダーマンになるまでを描いたもの。突然手に入れてしまった力に苦悩しながらも、最後には本当の意味での自分を見つけ出し、運命を受け入れ、彼は一人前のスパイダーマンになる。革新的な部分がありながらも、物語の根幹は今までのスパイダーマンで一番オーソドックスだ。でもそれが良い。なぜならマイルスは私たちの写し鏡だ。彼の頑張りに声を上げて応援したくなるような、そんな映画だった。続編製作も決まって今から楽しみで仕方がない!(編集部:西)