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マーベル・スタジオが贈る『ファンタスティック４：ファースト・ステップ』が、いよいよ7月25日（金）より全国公開される。公開を翌日に控えた7月24日、本作の日本版声優陣とマーベルファンによる公開直前イベントが開催された。会場には、インビジブル・ウーマン役の坂本真綾、ザ・シング役の岩崎正寛、ギャラクタス役の楠大典、シルバーサーファー役の上田麗奈といった日本版声優陣が登壇。さらに、マーベルファン代表として霜降り明星のせいや、ウルフ アロン、西野七瀬も駆けつけ、映画の公開と“新たなヒーローの誕生”を祝福した。

坂本は「観終わった瞬間には、“あぁ、観終わったな”というよりも“あぁ、始まったな”と、これからをますます期待させてくれるような作品です。“まだまだ彼らの活躍が見たい！”という想いでいっぱいになりました！」と作品への思いを語り、「紅一点、知的な女性なのですが、リードよりもリーダー的な雰囲気で家族やチームを引っ張っていきます」と自身の演じたスーのキャラクターについて説明。「母親になるという選択をするのですが、私も3歳の子供がいるので、彼女の母になる気持ちに共感しながら演じました」と振り返った。

岩崎は「すごくド迫力のアクション満載な映画」と述べつつ、「それ以上に、ヒューマンドラマ、人と人との心の触れ合いが丁寧に描かれている映画だなと。観終わった後に、“ちゃんと映画を観た”という心持ちになりました」と語る。演じたベン・グリムについては「屈強な見た目なのですが、そのイメージよりは、彼の持っている“人としての優しさ”を意識して演じさせていただきました」とコメント。

ギャラクタスを演じた楠は「ギャラクタスについてどこまで解明されているか分からないのですが、善い人なのか、悪い人なのか、スタッフさんと相談しながら演じました」と語り、「（ギャラクタスは）とにかくお腹がすいているんです。そこが僕が1番共感したところだったかな（笑）」と会場を笑わせた。さらに「これからの“ファンタスティック４”の活躍が楽しみになる終わり方の作品です。これは皆で観ないと！」とアピール。

シルバーサーファー役の上田は「“家庭を持つヒーローたちの葛藤”に心震えました」と語り、「（登場する）全てのキャラクターが素敵なのですが、私個人としては“シルバーサーファーが1番好き”だと思ったキャラクターでした。そんなキャラクターに出会えてとっても光栄でした！」と喜びをあらわにした。

ここで、スペシャルゲストとして、霜降り明星のせいや、ウルフ アロン、西野七瀬が登壇。せいやは本作を鑑賞した感想として「本当にすごいです！今までにないドラマの部分がすごく面白くて…！“こういうの観たかった”というアクション、躍動する4人のコンビネーション、ベンとジョニーの関係性、家族愛…と、他のマーベル作品にはない“ファンタスティック４”ならではの良さの乱れ打ち…！“これこれ！”と思いながら、気がついたら3か所くらい泣いてしまっていました（笑）」と熱く語った。

ウルフ アロンは「家族愛も凄く素敵ですし、また次のアベンジャーズに向けて弾みのつく作品だなと思いました！」と述べ、「今回は初めての方でも楽しめる作品でした！」と語った。西野七瀬は「今回の戦う相手がかなり巨大なギャラクタスなので…迫力がすごかったです。IMAXで観るのもオススメです」と興奮気味に語り、「私も独り身ではなくなったというところもあって、家族愛という部分にも感じるものがありました」と共感を口にした。

イベント後半には、“ファースト・ステップ”にちなみ、「最近1歩踏み出したことは？」という質問が登壇者に投げかけられた。ウルフは「新日本プロレス入団」と答え、「柔道でもうやり残すことがなくなったらプロレスをやりたいとずっと思っていました」と明かした。

坂本は「ベランダ用のプール大きさ4倍にステップアップ。体育座りで入ってます（笑）」と笑いを誘い、上田は「マネージャーの夢が叶った。マーベルシリーズへの参加は事務所としても“ファースト・ステップ”だった」と語った。

また、「あなたの特殊能力は？」という質問に、せいやは「記憶ですね。1回見たドラマとか映画とか割と再現できます」と回答し、映画の予告映像を“せいや流”に再現して会場を沸かせた。西野は「駐車場の車を停めた位置を絶対に覚えている」、楠は「見たい夢を見る能力」、岩崎は「出口が近い」と、各自のユニークな“能力”が披露され、観客を盛り上げた。

最後に坂本は「“家族”というのが一つのキーワードになっていますが、“家族”だけでなく、自分の大切にしたい人や守りたい人を思い描きながら見ていただく作品なのかなと思います」と語り、「字幕でも吹替でも、何度でも見ていただけたら嬉しいです！」とメッセージを贈った。

イベントの締めくくりには、連日の酷暑を吹き飛ばす“特製の氷の樽”で鏡開きを実施。ザ・シングを演じた岩崎が、キャラクターのアームをイメージしたオリジナルハンマーで鏡開きを行うと、会場からは大きな歓声があがった。

『ファンタスティック４：ファースト・ステップ』
2025年7月25日（金）日米同時公開

監督：マット・シャクマン
出演：ペドロ・パスカル、ヴァネッサ・カービー、ジョセフ・クイン、エボン・モス＝バクラック
配給：ウォルト・ディズニー・ジャパン
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